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-アジア侵略の一全体像(前編)-(GHQ焚書図書開封 第17回)

2017-02-22 14:47:35 | 近現代史

GHQ焚書図書開封 第17回
 当時、欧米が侵略国家、日本は侵略されなかった最後の砦であったとの認識を日本人はもっていた。現代人は日本が侵略国家であったという歴史観で洗脳をされている。
昭和16年4月現在、地球上の58%の領土は英米仏ソ連が支配していた。アジアの99%は欧米の手にあった。ロシアは本国の9.3倍、イギリスは本国の97.1倍、フランスは本国の1.6倍、オランダは本国の58.7倍、アメリカは本国の0.04倍、ポルトガルは0.25倍の植民地をもっていた。
 古地アジアの30%しかアジア人はもっていなかった。満州事変後、日本は25%をアジア人の領土に戻した。
 豊臣秀吉時代に長崎の一部がスペイン、ポルトガルに占有されていたが、これを秀吉は許可せず、拒絶・撃退した。更に、秀吉は、ポルトガルの宣教師を呼びつけ、日本人の奴隷化禁止を命じていた。その記録はスペインマドリード歴史館に所蔵されている書物に残っている。
 アヘンを支那人に売った金で、支那人を奴隷として買い、運び、それを売って更に儲けていた欧州人。
 16~18世紀に毛皮を求めてシベリアを東進したロシア馬賊はカムチャッカ、アラスカ、黒竜江まで伸展した。アラスカでは、イギリス、フランス、カナダと衝突した。後に、国力を失ったロシアはアラスカをアメリカに売却した。
 ロシアはその他に、アフガニスタンでイギリスと、日本列島でイギリス、フランスと衝突したが、日本は、内乱を避け、独立を維持した。
 ビルマ西岸のマッサムの内乱を口実に始まったビルマ戦争以降、ビルマ王国を滅亡させられ、イギリスに散々搾取されたビルマ。アウン・サン・スーチはそのイギリス人と結婚している。ビルマの軍事政権は愛国主義者。この時代、中国を敵とみていなかった日本は、イギリス、フランス、オランダに敵意をもっていた。
参考文献:「アジア侵掠秘史」桑原三郎 、  『亜細亜侵略史』、『印度侵略悲史』、『米英東亜侵略史』、『英国の南阿侵略史』、『大英帝国侵略史』、『太平洋侵略史』、『GHQ焚書図書開封2 第八章 449~499/790』



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