ウラジオストク レポート４ ｓｕｇｉｙａｍｅｎｋｏ

ウラジオストクレポート④sugiyamenko
極東のサンフランシスコと紹介されるように、入り組んだ自然の港と坂の街。
海・空・鉄道の全てがシベリアの玄関口として、現在日本から中国東北地方からの観光客を数多く受け入れています。
かつてソ連の時代は、外国人はもとよりロシア人にとっても閉ざされた街で、開放されるまではナホトカ港経由で、ハバロフスク～モスクワ方面と立ち入ることが出来ない特別な地域でした。
この風景は、鷲の巣展望台から見た金角湾と市内中心方面です。
展望台に隣接して技術大学のキャンパスがあり、晴れた日には学生達の憩いの場所にもなっています。
サハリン→北海道

ｓｕｇｉｙａｍｅｎｋｏさま
ロシア極東情報の御提供ありがとうございます。
いよいよ、秋色の季節です。
本日からサハリンへの渡航ご苦労様です。
民間外交官として頑張って下さい。
すでに、今回・ロシア渡航が２０６回を上回っているので「特命全権大使」と言う事ですね。
北海道では、貴殿の渡航回数を追い越す人財はいないと考えます。
北海道→サハリン

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サハリン報告 サハリンプロジェクト関連ＮＥＷＳ

１　記者会見でのプーチン大統領の発表によると、「サハリン2」プロジェクトに関して交渉を行わなければならない。「我々はまだ誰にも何も禁止しない」と大統領は述べた。
大統領は、「サハリン2」でのロシアのパートナーは経費を2倍に増加しようとしていると強調した。
石油は数年間採掘されているが、ロシアは何の利益もあげていない。生産物分与協定により、ロシアは、経費が償還された後から収入を得ることになる。
「まだ何も取得していないし、10年間に亘って何も取得しない。「サハリン・エナジー」社は法的サービスの経費を2倍に増加し、外国人スタッフの維持費を2倍に増加し、出張の経費も2.5倍に増加した。」とプーチン大統領は述べた。
大統領によれば、外国のパートナーはロシアの労働力を十分に使用していない。トルトネフ天然資源大臣のサハリンへの訪問の前日、「サハリン・エナジー」社クレイグ社長は全ての関連官庁との建設的な対話を行う用意がある旨を表明した。
同社長は、陸上パイプラインの建設が困難な地理学的状況で実施されていることを強調し、明らかにされた環境問題の除去に向けた同社の活動について解説した。
同社は既に天然資源利用分野監督庁にマカロフ地区で共同再検査を行うことを依頼した。クレイグ社長は、「サハリン・エナジー」社は、2006年10月3日に開始された新たな検査で明らかになるあらゆる欠陥を早く除去すると述べた。
同社長によると、同社は陸上パイプラインの建設を行っている請負企業の管理を強化した。近いうち、全ての欠陥の除去に関する具体的な計画がトルトネフ大臣に提出される予定とのこと。

２　マラホフ知事は、ヒューストン市で開催された「サハリン1」プロジェクトに関する国家代表機関の会議に参加している。
同会議には「エクソン」社(「サハリン1」のオペレーター企業)の代表者、連邦工業・エネルギー省の代表者、サハリン州石油ガスコンプレクス部長が参加している。参加者は2005年の作業プログラム・費用見積への補足及び2007年の作業プログラム・費用見積に関する予測について協議を行う。
総額12億9300万ドル以上の費用見積は承認を求められた。
「サハリン1」の枠内においてサハリンの北東部大陸棚でのチャイヴォ鉱区、オドプトゥ鉱区及びアルクトゥン・ダギ鉱区の開発が見込まれている。
潜在的な埋蔵量は原油約3億700万トン、天然ガス4850億立方メートルとのこと。
同プロジェクトによる全ての鉱区開発への投資額は最初に120億ドルと評価された。
生産物分与協定が締結された際から価格的な状況が変更されたため、現在は費用に関して対立が生じた。
それは多くの資材やサービス料金が増加しているためであると、同オペレーター企業は考えている。

３　トルトネフ天然資源大臣は、マラホフ知事に10月25日にサハリンで会議が行われることについて電報を送付した。
この会議で許可協定条件の履行及び自然保護法の遵守状況に関する問題が検討される。
この関連で、同大臣は、ベラノヴィチ州天然資源利用分野監督局長代行に協力するよう、サハリン州知事に依頼したとのこと。

ＡＳＴＶ　ＮＥＷＳより


写真・チャイボ湾鉱区