n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

北海道便り カレンダー展

2007-01-08 16:40:40 | 情報
今日の北海道は、低気圧の通過で荒れ模様です。

ウクライナ・チェルノブイリ及び周辺国で原発事故で被爆した子供達を励ます運動も今年で15年目になります。
ベラルーシから毎年子供が北海道に来て休暇をしてます。
来日当初は、どの子供も元気がありません、しかし滞在中に経験した北海道での生活で元気を取り戻して帰国していきます。
心のふれ合いの振幅度が増すほど子供達は将来に大きな夢を描きそれを実現する努力へとつながって行くようです。
その支援事業としてカレンダー展「展示・販売」が開催されました。
収益金は、その子供達の交通費などに当てられています。
今年も7月には、北海道を訪れる子供達を待っています。

北海道→サハリン
写真・野幌公民館
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北海道便り 鏡開き 開拓の村

2007-01-08 14:13:34 | 食べる・飲む
本日は、一足早い北海道開拓の村での鏡開きです。
 正月中に重々しく飾られていた鏡もちを割るということは、大正月の終わりと、その年の仕事始めを意味する。
武士は、具足櫃(ひつ)開きをし、主家の鏡もちを君臣ともども分け合って主従固めをし、商家では、蔵開きをし、農村では田打ち正月をして、一年の出発とした。
鏡もちは一月十日まで飾って、十一日に飾りをとくと同時にもちを食べるのがしきたりであるが、20日の小豆粥(あずきがゆ)に入れることもある。
武家の風俗が始まりであっただけに、切るをきらって、包丁などの刃物で切るのは禁物で、手で割り砕くか、金づちで割り開くようにする。
歳神へのお供え物をいただくことによって、一年の一家一族の無事息災が約束されるという意味もあり、また食べ物をたいせつにする心がけを見ることもできる。

開拓の村での鏡開きで御餅を食べる子供
北海道→サハリン
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北海道便り 七草粥(かゆ)

2007-01-08 08:38:55 | 食べる・飲む
昨日、北海道開拓の村で七草粥をご馳走になりました。
開拓の村に現存する昔の建物「武井酒造」で行われた七草粥でのもてなしは、主婦らのボランテァによるものです。
正月の七草粥もこうした神への感謝と、新年を無事に迎えられたことへの慶びを込めた行事なのです。
それはまた正月のご馳走に疲れた胃腸を休めるのにもとても都合がよく、理屈に適ったものです。
冬の季節は青野菜が最も乏しいときです。
古代、歌に詠まれているように、昔の女達はさあ春だとばかり野に出掛け、寒さの中に頭を持ち上げた若菜(七草)を摘みながらおしゃべりを楽しみ、ビタミン不足も補ったのでしょう。
十五日に行なう小豆粥の行事も同じ意味です。
白い粥に緑の若葉、清々とした美しさの中に、しっかりした合理性も入っているのです。
日本人は今でも熱がでた、胃腸の調子が悪いと言えば粥に梅干というのが一般的ではないでしょうか。
米の澱粉質(糖分)を消化よく取ることで体の活性化を計るわけです。
関東で粥と言えば病人食と思われがちですが、関西では「京の白粥、大和の茶粥」「朝粥昼飛び夕雑炊」の諺があるように日常食でした。
サラッと炊いたアツアツの粥から米の味と香りをじっくり味わったのでしょう。
今でも二日酔の翌日に食べる朝粥は効果的な薬食です。
味は全く淡白で現代風のものではありませんが、贅沢をしている現代人には良い舌の刺激になりました。
御代わりをしてしまい・・・ご馳走様でした。
本日は、当村では「鏡開き」と「どんど焼」が行われます。
北海道→サハリン
写真・開拓の村 手作りの七草粥
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