n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

クリル諸島のインフラ整備完璧です サハリン州

2011-02-07 13:00:29 | 情報

 日ソ共同宣言に基づき、歯舞群島、色丹島の日本への返還について具体的目処をつけるとともに、国後島、択捉島の帰属に関する問題を協議するという2000年から01年にかけて森喜朗総理、鈴木宗男衆議院議員の政治主導によって進められた現実的4島返還論が、2島返還で手を打つ売国的路線であると非難することで、外務官僚の自己保身を図ることが東京宣言至上主義の目的だ。
毅然たる交渉を行う意思が外務官僚になかったことは、鈴木宗男氏失脚後、北方領土交渉が日本に有利な方向にまったく展開しなかったことからも明白だ。

 しかし、東京宣言の文言は、4島が係争地域であることを定めたのみで、4島が日本に返還されることを約束しているわけではない。
4島の帰属に関する問題とは、論理的に5通り(日4露0、日3露1、日2露2、日1露3、日0露4)の場合がある。
メドベージェフ大統領は、「日本は東京宣言がお好きなようですから、ロシア4、日本0で帰属に関する問題を解決して、平和条約を締結しましょう」と日本をナメてかかっているのだ。

 これは、23日から日本政府が河野雅治駐露大使を更迭し、原田親仁チェコ大使に交代するという報道がなされていることに対するメドベージェフ大統領による評価でもある。原田氏こそが東京宣言至上主義を構築した中心人物だからだ。
以上のコメント 元日本外交官 佐藤 優氏 

日本の総理大臣・内閣が、毎年代わる事と日本外務省の無策で、ロシア政府は年々大規模なインフラ整備の強化策を高じている。
クリル領土は、(ロシア領土)と国内では政治的な思考から定義付けがなされている。
ロシア国内の動向は、愛国者同盟などは「敗戦国 日本に領土問題を語る資格は無い!」と断言している組織も存在する。

 特に日本外務省とのパイプもすでに詰まり外交交渉は無に等い限りである。

 ロシア政府は、クリル諸島の整備に外国の投資を呼びかけている。
過去にも内々で(麻生総理時代)日本政府に共同開発「日本側の投資」提案を行っているが、いまだ正式な返答がなされていないとの事である。
前原外務大臣は、本日の発言で「問題解決に全身全霊でのぞむ」と10日訪ロ前に語っている。全身全霊=その人のもっている心身の力の全て
 日本外務省も全身全霊で外交交渉に過去に挑んでいたらすでに解決していた案件でもある。

 その様な背景に諸島へのロシア政府による投資が行われている。
特に海外「韓国」にも共同開発への投資と利用価値の分担を計画している。
万一、この計画に「中国」が参加した場合・・・ありえる。
ロシア政府は第3国を交える事で諸島の既得権益への強化を図るものと考える。=外交新戦略= 現クリル諸島社会経済発展計画第一次は2015年に終 第二次は2015年から2025年間予定されている。

 サハリンマン
写真・年々整備される公共施設


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雪中の一冊 国家の罠 著者 佐藤 優氏

2011-02-07 08:47:18 | 芸術
 外務省のラスプーチンと呼ばれた 日本外交官。
ロシアの歴史、両国の外交、外務省の作られた疑惑、北方四島の対応情勢 等々
外務省には、戦後 対米追従で親米派しかいない、そしてそれらが中心的な役割を果たしている。
論理構成は外交の世界では重要性を持っている。
各国の価値感でそれは決定付けられる。「強いものとは喧嘩をしてはならない」と言う現実主義。

 1991年ソ連が崩壊して新生ロシアが誕生した瞬間から親米派はその在立基盤を失った。
と佐藤氏は提言している。

 対ロシア外交のプロパーの首切り{司法に売り渡し}も親米派によるものと断言できる。
現在ロシア大使が「私はロシアは得意でない」との発言も親米派を意識しての発言とも考えられる。
そんな大使を任命した日本政府も大きな責任を問われる。

 そんな、こんな、で日本外務省の無能がロシア政府ではチャンスと捉えて「領土問題は解決済」との政治判断を招いている。
今回の、ロシア国防相・総務相の相次ぐ北方領土訪問は、日本害無省への警告と捉える。

 是非一読下さい。
 いかに日本外務省が、対ロシア政策に(無策)であり(無能)な対応をしているのが判るのである。
一旦、外務省を解体して新たな人財「優秀な役人・役にたつ役人」を採用する事を求める。
すでに、北方四島はロシア政府の投資・整備でインフラが構築されている。
空港・港湾・病院・学校・地熱発電所 新たに建設、再構築された施設も年々増加している。
ロシア政府は島の開発投資を韓国にも求めている。 サハリンマン
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氷原・雪原の話題 サハリン発

2011-02-07 07:44:08 | 季節
 今年のサハリンは、低温・多湿で異常気温が続いています。
今年に入り本日までユジノサハリンスク市は零下20℃を超えた日が3度程あります。

 氷の海で閉ざされた漁師9人が救助隊により救出されました。
毎年、流氷での事故はありますが、漁師が流された事は珍しいとの事です。

安全ルール違反を犯した者には、罰金1000~3000ルーブルが課せられます。
例えば、流氷で釣りをしていた者が風などの影響で流された場合など「安全ルール」を違反したとの判断がされます。

 サハリン鉄道では、沿線の雪崩防止のために故意に雪崩を発生させる作業が行なわれました。

鉄路を守る350km内 219kmが雪崩区間でもあります。
今回は、爆発物専門会社が200kgの火薬を使用し体積300立方mの雪を排除させました。

 報告 クセーニャSemenova & Sakh.com
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雪中の一冊 日本人はなぜソ連が嫌いか  著者 志水速雄氏

2011-02-07 07:38:00 | 芸術
 なぜ日本人はソ連が嫌いか
ソ連も現在ではロシア名になっています。
この著書の面白いところは、日本外務省内が、「ソ連は怖い国」とのイメージが強くその怖い感覚が外交関連にも影響を与えている事でもあると捉える。

 その恐怖は、領土問題での交渉に大きなトラウマとなって進展しないと考える。
ここ20年間、外交交渉は頓挫しているのが現状である。

 この「怖い」内容は多角的な分析が必要であるが・・・。
知恵を付けたのはアメリカ政府及びCIA・GHQが、一番有力でもある。
と同時にソ連では、スターリン独裁政治が猛威をふるっていた時代背景もあり外交とは、(名)ばかりの歴史であった事が認められる。

 面白い一冊です。
「ソ連は嫌いです。でもロシア人は好きです。」 サハリンマン
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