「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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千葉の東葛エリアで「血の味がしていた」と話す小学生。母親は大量の眼脂と指先の痺れ。

2012-04-15 01:24:40 | 福島第一原発と放射能
昨日の台東区の小学校の話をうけて、次のようなお話も伺いました。
 
 
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いつもありがとうございます。
 
台東区の小学生の目脂について、拝見いたしました。
 
私は3.11から、この12月に東京西部に引っ越すまで、千葉県の東葛ホットスポットに住んでいました。
 
内容を拝見し、お知らせした方がいい程度なのかどうかと思いましたが、木下様の”健康被害の状態をみんなで共有化する”という内容に賛同しますので、(症状といえるほどなのかわからないのですが)内容が似ていると感じたので報告させてください。
 
まず、私も東葛にいたときは、目脂がひどく、毎朝目脂で目がくっついて開かないほどに目脂が出ていました。
この症状は、フォールアウトのあったといわれる3月後半ではなく、夏から始まりました。
普段、目脂が出る時に感じるような、かゆみ・痛みなどはなく、ただただ目脂が出ていました。木下さんのブログを見るまで、原因は分かりませんでしたが、今は出ませんので、もしかしたら、と思いました。
日中は目の奥から何かが分泌されてくるのを感じ、見たところ、目頭から白っぽいものが出てきているのを綿棒で取っていました。
 
もしかしたら、他にも同じような症状を感じられた方がおられるかもしれないと思い、以下の症状も合わせてご報告させてください。
 
・指先の痺れのようなもの
フォールアウトのあった3月から指先に向かって、血が引いていくような感覚を強く感じるようになりました。夏休み7月~8月には海外へ行っていましたが、帰国したときに、成田ですぐに感じたのは、指先の同じ感覚でした。痺れとも違い、ザーっと、指先に血が抜けていくような感覚なのですが、それが一番強く感じました。左手だけ強く感じます。今はありません。
 
・皮膚のひりひり感
3月~4月、肌が露出している部分だけに、感じました。
 
・のどの痛み
3月~6月 セキが、ながく続きました。痰が絡むようなものではなく、からせきです。
 
・耳鳴り 
左から右に抜けるような、細い電子音のような感じ。
 
・頭痛
これまで頭痛持ちではありませんでした。
 
・突然の下痢と発熱
普段は健康だと思っていましたが、原発事故以降、庭の草刈など家周りの掃除をした次の日に、腹痛のない、いきなりの便意と下痢(驚くほどの水状のものです)、全身のだるさと、全身の筋肉痛(手のひらの筋肉までが痛いのです)が一ヶ月おきくらいの頻度で突然あったりしました。今はありません。
 
・肩こり
尋常ではない肩のこり。首筋と左の肩甲骨がすごく痛みます。現在も続いています。
 
・リンパの腫れ
10月右首のリンパにひとつ、1cmほどのしこりができました。痛みはなし。
引越後、しばらくありましたが気づいたらなくなっていました。
 
 
●原発事故以降の8歳の息子について
・6月ヘルペスになりました。(みずぼうそうの予防接種を受けているので、みずぼうそうには
罹っていないのですが、いきなりヘルペスになりました。
主治医は、はじめ「虫刺されだ」と診断してきたのですが、症状が違うことをお伝えし、ヘルペスであると診断しました。
「珍しい」とも言われました。)
 
・7月出たり消えたりする口内炎
歯ぐきに口内炎が出ているのを、歯磨きの際に見つけました。
本人は痛くないと言うのですが、とても大きいもので、見た目は痛そうでした。                         しかし、つぶれるわけでもなく、呼吸でもしているかの様に、大きくなったり、小さくなったりするのです。
歯ぐきの口内炎は経験がないのですが、よくあるものなのでしょうか?医者はすぐ治ると言いましたが、なかなか治りませんでした。
しかし、痛みがないのが不思議で、いつまでも治らず不気味でした。今は消えていて、出ていません。
 
・9月手足口病になりました
学校で流行っているのかと思って、学校に伺ったところだれも発病していないとのことでした。
 
最近になって、息子は原発事後に感じた話をしました。
木下様のブログに似た話が載っていて、ゾっとしました。子供の話ではありますが、ウソなどはないと思います。
 
・引っ越すまで、血の味がしていた。外で遊ぶ時、血の味がするところとそうじゃないところがあった。引っ越してきてから血の味することはなくなった。
 
・もしかしたら、線量の高い食べ物を食べた時、感じる事があった。
体中がいきなり、ザンって寒くなる。飲み込んだ後、足のくるぶしの骨が痛くなる。捻挫とは違うけど、似た感じ。
そのあと、下痢になってた。 
 
このまえ、息子が思い出したように語った話です。給食は危ないかもしれません。
 
 
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 今まで見たことのないゼリー状の眼脂を分泌している話も含めて、この話をチェルノブイリに詳しい専門家と話しました。
 
 「まず大量のゼリー状の眼脂はよくみられた現象で、現地でかなりの被害が出た農村部のホットスポットで見られた現象に酷似しています。被曝につきものの話です。プリチャビでもみられました。また、血の味は、金属味のことと思います。お子さんは、似ているので識別がつきません。おそらく、ホットスポットでも、ひどい汚染がさらにあるかどうかで、そういう違いが出ていると思います。東葛地域から避難移住するのは、まず当然です。東京西部は東葛よりも比較したら安全ですが、それでも放射性物質の影響は大きいです。さらに放射性物質が少ない西日本まで移動すべきですが」と話しています。
 
 さらに、松戸市在住の二十代後半のお母さんから、先ほどお電話いただきました。去年の3/14から月内は松戸から四国へ避難されていました。ことしの一月から四国に完全に移住されました。初期被曝は幸運にも避けられています。親族が外資系にお勤めで、外国人の出社拒否や外国の支社から「日本政府の話は違う」という情報があったそうです。しかし、四月以降、松戸に戻られて、ご本人は十年ぶりの風邪、のどの痛みが継続、視力の急激な低下があったそうです。立てなくなるほどの倦怠感、頭がしびれる、耳が痛いなどの症状がなかなか改善しなかったそうです。お子さんは、三歳と一歳で、五月から夏場まで断続的に下痢が続き、四国に保養した時や、移住後は改善されているそうです。松戸では、三歳児が昼寝を好む様子だったのが、四国ではそういうことはないそうです。お子さん達は、現在甲状腺に異常はなかったのですが、この母親は甲状腺炎症と診断されました。初期被曝をさけていても、慢性被曝が松戸あたりで、年内でぎりぎりだったのだなと思います。東葛エリアでこうなら、一年を過ぎると、東京二十三区でも、初期被曝を避けられていても、慢性被曝、吸気や接触、飲水、食事で、そろそろリミットになっているし、なってくると思います。
 
 チェルノブイリに詳しい専門家は、このケースについては、「非常に危険な状態で、松戸に、絶対に、住んではいけません。四国移住で自覚症状は減ると思います。まずお母さんは、体力的に無理なことはやめてください。ペクチン、玄米はやめてください。逆目に出ます。この症状、特にだるさについては、アルコールも厳禁です。血管内に炎症が起きている可能性が高いです。アルコールは、血管の内部の異常、炎症を激しくする可能性があるので、もし飲まれる方なら、禁酒を守ってください。葉物野菜よりも根菜類中心の献立にしてください。もちろん安全なエリアのものを食べて下さい。持ち込んだモノを、屋外で、きちんとN95のマスクして、長袖、ゴム手袋、安全ゴーグルの完全防備で洗浄してください。お子さんやお母さん達の血液検査や甲状腺検査は、半年に一度は最低行ってください。お子さんの下痢も、腸内に放射性物質を取り込むことにからおきた可能性が高いです。一定期間続いたことや四国移住後に軽癒していることからも判断できます。チェルノブイリでよくおきた現象です。お子さんのほうが避難後に軽癒が、大人よりも早いケースが多いです。ただし、安心はできないので、一般の血液検査は不可欠です」と話しています。
 
 また、このお母さんは、「恥ずかしながら、武田教授のブログを読んで、五月に花粉症マスクをして、庭の草むしりをしたのがまずかったかもしれません」とおっしゃっています。武田教授のブログの影響で自宅の除染をおこなって甲状腺に異常が出たケースは、これでぼくのところに話があったのは二例目です。一例目は、本人がマスクなしで土壌をはぎ続けた札幌のケースで、マスクがなかったという点での本人が思い至らなかったことでもありました。今回は、花粉症マスクはしています。この点も踏まえて、あのブログの当時の記述の影響が、こうした形でおきていることは、僕は、書き留めておきます。
 
 これについては、関東で、防備をきちんとせずに除染をした人たちの症状は悪化していると、僕も感じています。
 
 
 「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 「放射能防御プロジェクトのホームページに、島田市のガレキ試験焼却に関しての検証データを載せました。僕宛に、使いたい方は、必ず、名前、所属先、地域、活動団体名などをメール下さい。連携してゆきましょう。このデータはお申し出のあった方にメールしたものと同じです。 

 http://www.radiationdefense.jp/infomations/%e9%9d%99%e5%b2%a1%e7%9c%8c%e5%b3%b6%e7%94%b0%e5%b8%82%e3%81%a7%e8%a1%8c%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%81%9f%e8%a2%ab%e7%81%bd%e5%9c%b0%e7%93%a6%e7%a4%ab%e8%a9%a6%e9%a8%93%e3%81%ae%e7%84%bc%e5%8d%b4%e7%b5%90/

  全国の人々が連携して立ち上がるべきと思います。nagaikenji20070927@yahoo.co.jpこれは具体的に活動していて、行政当局などと対応のために必要な方への提供です。一人でなく、複数の方との現実の反対活動をしていることを明記してください。グループ名、団体名、代表者名、連絡先も明記してください。」

  講演会やいろんな形でのご依頼、相談は、まず僕にメールを下さい。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 4/20(金)夜広島県福山市、4/21(土)夜岐阜県多治見市、4/22(日)午後愛知県一宮市、4/22(日)夜も三重県四日市。詳細日程は下記。 

  5/3(木)北海道厚沢部町周辺で調整。5/4(金) 函館は確定。同日夜、せたな町でほぼ確定。5(土)6(日)は、苫小牧や札幌で調整。5/16(水)山口・宇部、17(木)熊本、18(金)長崎、19(土)福岡・飯塚、5/20(日)福岡・小倉は確定。5/27(日)東京・稲城でほぼ確定。詳細告知がきているものは、下記のとおりです。 

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  【4/20(金)木下黄太講演会IN福 山】 

  緊急!木下黄太講演会 

  「絆に隠されたガレキ受け入れのトリック!」 

  4月20日(金)開場 PM 6:30  開演 PM 7:00~9:00 

  会場 学びの館ローズコム(大会議室) 福山市霞町1丁目10-1  (084)932-7265

  会費 1000円    定員 200名(要予約) 

   申し込み・お問い合わせ:peace-bird.0517.com@ezweb.ne.jp 

                  080-5609-1651(にった) 080-5618-8895(はやし)    

              (託児)お子さんお1人500円

  主催 とーらす( 前「一歩の会 in 福山」)  繋がろう広島 

 

【4/21(土)木下黄太講演会 IN岐阜・多治見】  

 日時:4月21日(土) 18:00~20:00(開場 17:30)
 場所:多治見市文化会館 2F大会議室 http://www.tajimi-bunka.or.jp/bunka/access.html

 定員:150名
 参加費:800円 中学生以下無料
 託児:満1歳以上 1,000円/人(予約先着10名まで) 託児申込締切4月13日    

 予約・問合せ:rdpc_kouen421@yahoo.co.jp 又は 090-6149-0852(田口)
 ※①代表者名 ②連絡先 ③参加人数 
   ④託児ご利用の有無と人数(氏名・年齢)を添えてお申し込みください。
 

 主催:木下黄太氏多治見講演実行委員会  

  

【4/22(日)午後 木下黄太講演会 IN愛知・一宮】  

  日時  422日(日)  140016301330開場) 

  場所  一宮市若竹3-1-12「アイプラザ一宮」 講堂  

 前売り800円  当日1000円     主催 SAVE CHILD 一宮

       申し込み http://blog.goo.ne.jp/save-child-ichinomiya

        問い合わせ save-child-ichinomiya@mail.goo.ne.jp

  

【4/22(日)夜 木下黄太講演会 IN三重・四日市】

日 時:4月22日(日) 19:00~21:30(開場 18:30)
場 所:四日市市文化会館 第三ホール 
http://yokkaichi-shinko.com/yonbun/ 

定 員:300名    参加費:1000円   託児:ありません    

予約・問合せ:doubledot00@gmail.com 
 ※①代表者名 ②連絡先電話番号 ③参加人数 ④お住まいの市町村                                      
  メールに記載してお申し込みください。  席が埋まり次第、受付を終了いたします。
                          

                                    主催:安心して暮らしたい三重 (http://ansinmie.seesaa.net)