「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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横浜駅至近の小学校2011年新入生⇒2013年4月に2割減少。3.11直後首都圏脱出希望者25%という調査結果。

2013-04-02 06:15:00 | 福島第一原発と放射能
この土曜日!沖縄での放射能防御とその問題点も語ります。 

【4/6(土)木下黄太 講演 IN 沖縄市】★『放射能汚染の現状と対策』

 場所:沖縄市民会館(沖縄市八重島1−1−1)ホール 14:00~16:30(開場13:30、質疑応答含む)

料金:800円(小学生以下無料)駐車場:有(無料)

  申し込み方法:kinositakouta_okinawa20130406@yahoo.co.jp に、ご予約(お名前、電話番号、参加人数を記入)をお願いします(yahooドメインのメール受信を可能にしてください)。

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レキ焼却終了の北九州。総括で日曜に伺います。

【4/7(日)木下黄太講演会in北九州】★『マスコミが報道できない西日本の真実』 

 13:30~15:30(開場13:00)  

【会 場】 北九州ムーブ5F 大セミナールーム(北九州市立男女共同参画センター) 

 申込詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/81367/ 

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「維新」の井戸大阪市議が慌てて消した記事と、捨てた陳情書の画像はこちらで確認できるそうです。⇒https://twitter.com/2012wat/status/317887624025096192/photo/1

この医師でもある、維新の市議会議員が人間の屑というのがよくわかりますね。しかし、大阪市議会は本当にレベルの低い議員が多すぎる気がするのは、僕だけでしょうか。


 きのう書いた記事40歳女性突然死と甲状腺結節母8ミリと幼児5ミリ、横浜。について、ご本人から詳細なお話が届きましたので、さらに掲載しておきます。母親の女性は、被曝二世の可能性があり、甲状腺が以前から弱かった模様です。しかし、これまでは特に異常がなかったのが、3.11以後、検査するたびに嚢胞5ミリ⇒嚢胞8ミリ⇒結節8ミリと変わってきておられました。最後の専門病院の診断では、別に2ミリの結節があるという診断もなされています。


 これに加えて、避難先の宝塚市で、大阪ガレキ試験焼却後に、下痢などの症状が出ていたり、まわりでも気管支系統の訴えが多くなっていることも伝えられています。

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3/15・16は、通常の幼稚園でした。
9時30分~と、15時半~の各15分、1日30分ほど通園バスを、外で待機。普通マスク有り。
 
ちなみに、3/15は横浜市の発表では磯子区(地上23M)のモニタリングポストによると
事故前22ナノグレイ毎時[nGy/h]が、6時に103、7時129、8時43、9時35、
つまり9時は0.035マイクロシーベルト毎時程度だったと思われます。
 
問題は、3/16の午前9時は104nGy/hでした。約0.104マイクロシーベルト毎時です。
15分とはいえ、外に居たのは良くなかったです。
 
また3/17は卒園式で、合計2時間半程、(写真撮影の為、マスクも半分程度外していた)外に居ました。
モニタリングポストでは37nGy/h程度ですが
雨が降る前だったので、地上付近では、かなり舞っていたのかもしれません。
 
それ以降は外出を控え、3/27~の1週間、関西へ自主避難をするまで、家に居ました。
水も食材も気をつけていました。(しかし食材は、5月ぐらいまで神奈川県産は食べていました)
 
 
昨年末2mmの嚢胞が、たった2ヵ月で結節になっていました。つまり、今回の件(福島の甲状腺検査)は、検査の時期の違いが、検査結果の悪化を招いているのではないか?と私は思います。

~~兵庫の甲状腺専門の有名病院で先月2/15に甲状腺エコー~~
39才女…【結節】2個:8mm&2mm  →1年後再検査
5才…【結節】1個:5mm      →1年後再検査
8才… 嚢胞2~1mm多発(20個以上)→2年後再検査
2才…問題なし

~~私の検査結果の推移~~
2011年 6月23日  嚢胞5mm 
2012年12月27日  嚢胞8mm(充実性プラス)、嚢胞2mm×2つ、1mm×2つ
2013年2月15日 【結節】8mm(のう胞の部分もあり)、【結節】2mm

※3回共、甲状腺の血液検査問題なし


~~1cm以上から細胞診→手術となる ※細胞診は、断られました。~~
嚢胞は、水がたまっているだけ。結節は、できもの。しこり。
今まで健康な子どもが受けなかったから、判らなかっただけで、嚢胞も、結節も、気が付かないうちにできても、そのまま、何もなく、ほとんどの人が天寿を全うするものだ。念のため1年後に再検査しましょう。(専門病院担当医師談)
(私は、再検査1年後や2年後は長すぎだと思います。)

~~被曝2世のため人より弱いのかも?~~
私の母は長崎の五島出身。生後4ヶ月で低線量ながら被曝していたと思われる。(根拠→国立ガン研究センターのコホート対象市町村におけるがん部位別標準化死亡比http://epi.ncc.go.jp/jphc/18/48.html  上五島保健所の結果から)
私は第一子。(栄養と勘違いし、第一子に放射能物質も移行しやすい?)生まれながらに、首が太く(甲状腺やや肥大。機能低下はなし)、夜尿症も小6ぐらいまで(疲れたりすると)あった。※夜尿症は、長崎の母の同級生にはよくある話だったらしい。チェルノブイリの子にも。
(余談だが、関西でガレキ焼却し始めた影響か、寒いからか?2月から5才と2才の子が、たまに、夜尿症ぽい症状。「ちょっと失敗」が多い)夜尿症、尿漏れも、注目すべきだと、私は思います。

 その他、気になることです。

 
現在兵庫県宝塚市に避難しています。
大阪のガレキの試験焼却(確か木と金)の後の土曜に降り始めの小雨に1~2分あたり、その夜、お腹が空になるまで
水の様な下痢になりました。(39歳女と5才)
下痢の状況が、2011年の4月頃に経験したものに非常に似ています。
 
焼却から1週間後に、小2が、関西避難後初めて、鼻血を出しました。本焼却から1ヵ月後ぐらいにも1度鼻血になりました。
 
宝塚でも2月中旬から、喘息みたいな子どもが増えています。
最初は幼稚園入園前の子ども3人中3人に。3月中旬頃からは、幼稚園児8人中4人も、寝る時などにひどい咳をすると
病院にかかっていました。
 
横浜市西区のある公立小学校の新3年生の人数が激減しているようです。
1年の時、36名×3クラス(当初入学予定は38名×3クラス→各クラス2名、合計6名ほどが入学式にも来ませんでした)だったのに新3年は30名×3クラスになるそうです。
2年間で24名も少なくなるなんて、JR横浜駅から徒歩15分。
相鉄線の駅から徒歩2分という、好立地の小学校としてはおかしな話だと思います。

気が付いた人から、避難しているのだと思います。
 
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 大阪ガレキの試験焼却時に、体調不良が目立っていたというのは、関西の呼吸器系統の医師からも聞いていました。この医師は、100キロ舞洲から離れた場所にいるためか、本焼却後は、まわりの患者には逆におかしな状態はないと話していて、「本焼却と試験焼却で燃やしている量や中身に違いがあるのではないのか。薄くなっているのかもしれない。」と僕に感想を漏らしてきました。
勿論、そうした可能性も考えられます。特に遠い場所だと、さらに薄まりますから、影響は極めて分かりにくくなると思います。勿論、一度焼却し放出された後に、慣れという現象も考えられます。
 この方がおっしゃっている宝塚市は山麓にあります。舞洲から風が北に吹き上がると、10数キロ先になります。地形的には、溜まりやすい可能性は否定できません。大阪おかんの会への体調不良報告は、手前の西宮などよりは、かなり少ないのですが、住民の「認識」の違いかもしれません。

 横浜駅から徒歩15分の学校におきている現象も、偶然かもしれませんが、興味深いです。1学年で114人が2011年4月に入学予定が、108人に減っていた。

2011年の原発事故直後に入学してこない児童が5%いたということです。

 そして、今回、2013年4月には、この学年が新三年生となりますが、90人に減少しているそうです。およそ20%程度のお子さんが、この2年間で減少していることが、横浜駅至近の公立小学校でおきているそうです。

 勿論避難ばかりが、減少理由ではないと思います。通常の異動なども多くあると思います。しかし、こうした中に、避難ということも、含まれているのは間違いないだろうと思います。だから、減少幅が増えているのではないでしょうか(異動なら転入者もいるものですし、差し引き変わらないくらいが、この利便性の学校だと通常な気がしますから)。首都圏のある意識感覚が、浮き彫りになる数字です。

そうした意識感覚に関連する、こういう調査も先月出ていました。ネットエイジアと第一生命経済研究所によるモバイルリサーチです。

「1都3県在住者の東日本大震災時の行動とふりかえり ~震災直後、首都圏外への避難を望んでいた 4人に1人~」
http://www.netasia.co.jp/release/20130305.html

《「家族全員で、一時的に首都圏外に避難した」とする割合は全体で1.8%、「一部の家族のみ、首都圏外に避難した」とする割合が2.2%となり、あわせて4.0%が首都圏を脱出した。》

震災時に首都圏に住んでいた人に対し、震災直後の居住地対応として、どのような希望を持っていたかについて尋ねたところ、16.7%が「家族全員で、一時的に首都圏外に避難したいと感じた」と回答し、7.9%が「一部の家族のみ、首都圏外に避難させたいと感じた」と回答するなど、24.7%と約4人に1人は首都圏外への避難を望んでいたことがわかった。

この調査は、他にも興味深い注意点があるので、また触れてみたいと思います。いずれにしても、モバイルリサーチに対応できる群の中で、首都圏から4%は避難していたし、本当はおよそ25%、4人に1人は、避難したいと考えていたというのは、大変に興味深い話と思います。僕は、この放射性物質拡散の結果、首都圏で数百万人が最終的に移住するのが、当初から最大幅だと感じていました。4%は、そのまま当てはめると、120万人。勿論、この後、避難継続している方は、これよりも明らかに少ないでしょう。それでも一時的には、このくらいの数の皆さんが、2011年3月に首都圏を離れていた可能性があるということです。

しかし、本来なら、この120万人の数倍程度は、首都圏から最終的に去る選択肢を取るのが、僕は普通の話だとずっと思っています。120万人は当然のこととして、更に離れる人々が、増えるべきと強く思っております。

そのほうがずっと当たり前の感覚なんです。放射性物質の汚染地では。
 
そして、今からでも、遅くありません。
 
 
 
貴女はどうしますか?


 
 
 
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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒ 

 nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 

   講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

     事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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まだ少ないので呼びかけます。都内の医師といろいろ考えた末、以下の情報提供が可能な方はメールでお知らせください。僕のアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jpまで。

 

 被曝による子供の甲状腺に対する影響のうち、甲状腺癌ではなく、免疫機構への影響の結果として、どうなってくるのかを知りたく思っています。このため、次のデータが提供可能な方は教えて下さい。年齢は現在18歳以下とさせていただきます。主に首都圏、関東、南東北の汚染があったエリアを想定しています。特に東京都内。

 

「血液検査で、抗サイログロブリン(Tg)抗体
抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体を測定した人に、その値を教えて頂きたく思います。」

 

必ずメールのタイトルを『抗サイログロブリン抗体情報』として下さい。

 

記載内容は

 

1.お名前 2.年齢(現在) 3.性別

 

4.事故当時3/11~3月末までいた場所。区市町村までは。広い自治体は南部・北部・東部・西部などの区別もつけて下さい。

 

5.抗サイログロブリン(Tg)抗体の数値 6.抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体の数値 

 

でおねがいします。

 

情報に関しては、僕と医師との間で共有し、被曝に関しての考察を進めるために使います。個人を特定されない形で公表する可能性はあります。なお、特異な数値を探している訳ではなく、単純に検査した数値をそのまま教えて下さい。