「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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去年関東のある場所、牛の白血病が発症多発と被曝との関連。品川で小学校の30代ママが脳梗塞。

2013-04-13 00:39:39 | 福島第一原発と放射能
 細野氏が早野龍五教授に昨日宛てたツイートです。こうしたツイートを政治家細野氏が早野東大教授にあてているということを皆さん深く胸に刻んでおいてください。僕は、こうした政治家と学者の結託に唖然としています。ツイッターが嫌になっても止められないのは、こうした連中の思わぬ言葉の断片で、更なる真実が突き止められることがあるからです。このツイートに対して、僕のきのうのブログ記事の骨子をメンションしましたが、当然無視されています。

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論文拝見しました。本来は政府がやるべきものですが、有志の早野先生たちがやられたことで、客観性を持って受け止められる面があります。以前、坪倉先生からお話を聞き、医師として南相馬市民に寄り添っておられる姿に強い感銘を受けました。我々は、もっと頑張らなければなりません。」

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「ママ友が突然死しました」東京23区から電話。北九州ガレキ現地報告。本日鹿児島講演。

「よく知っているママ友が突然死しました。今朝亡くなったらしく、まだ詳しいことはわかりませんが」の記事。

2012年9月の記事。

「汚染されてない処に住めて、とても幸せ。ここには未来がある。」ウクライナ人家政婦。品川突然死の電話。

「品川区の小学校にお子さんが通っている、お父さんが突然死したそうです。」の記事。

2012年3月の記事。


この2本の記事でお伝えしていた、品川の方から、また僕の携帯電話が鳴らされました。


「木下さん、今度は脳梗塞です。若いママです。品川の湾岸地域。小学生のおこさんがいて、30代。幸い、今回は一命は取り留めましたが、いろんな障害は残るような感じです。」


「今後は、緊急事態が起きた時に、子どもが親を救命するために、119番通報のやり方を教えておかないとならないかもしれません。身近で突然死が2例。倒れたのが1例。このところ多すぎます。わずか半年の間に3例。若かったり、まだ、それほどの歳でないのに。多すぎますよ。もう、万が一ではない。お子さんがさらに辛くなりますから。本当にかわいそうで。」

こうした備えをせねばならない時代に僕らはいます。119番通報がまず最初に必要ということは、小学生のお子さんでも教えるべき話なのでしょう。

 僕はボーイスカウトもしていましたから、皆さんに、こう話すだけです。「備えよ、常に。」

 感染性の牛の白血病が増加していると報道がされています。去年は2000頭以上が発病し、4年で倍増したとか。元来は感染しても、発症は数%と低いモノでした。実は「チェルノブイリのかけはし」の野呂さんがこういうことを書かれていました。《チェルノブイリでもあったよ。むこうの科学者はあちらの事情を言えない。でも、こんなふうに聴く「それを使えば、牛の白血病は治りますか?」日本の獣医さんも農家もぶっとんだ。だって、人間の白血病のことばかり考えていたから。しかし、世代交代の早い種の方が、影響が早く出てくる。》

 今回の牛白血病発症数が全体で増加したことが、果たして被曝影響とみるべきかどうか、僕は考えあぐねていましたが、新たに次のようなお話が寄せられました。信頼できる情報源からの話です。

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2012年のことですが、関東のある場所に搬入された牛で白血病が多発しました。

これらの牛は牛白血病ウイルス(BLV)陽性でした。

BLVに感染していても発症率は低くて普通は数パーセントなのですが、
今回は、非常に多かったようです。

つまり、別の要因が発癌にかかわったということです。

あの頃の情報から考えると、
放射性物質による牛の直接的被曝と汚染したえさの摂取による間接的被曝の可能性が考えられます。
(関東では畜舎が外からの影響を受けやすい構造になっている)。
最近はあまり発生していないようで、
これはえさが外国産が多いということと飼い主がえさの汚染に気をつけるようになったためだと思われます。

動物の場合、発癌するまでの期間と発症後の経過が、
人と比べると非常に短いので、短期間で発癌してもおかしくありません。
犬や猫の場合は、えさや環境の面で牛よりも被曝しにくい条件があるため、
牛よりもましなのかもしれません。

人間の場合も、例えば、ウイルス(HTLV-1)に感染している人や、
遺伝的に発癌しやすい体質の人では、
今回の事象がなければ天寿をまっとうしたかもしれないのに、
放射性物質の影響のせいで、白血病を発症する人が、今後、増えてくるだろうと思われます。

また、他の癌や癌以外の疾病に関しても、放射性物質の影響で発症してくるとか、
症状が悪化することがあると考えられます。
芸能人とか知り合いで、病を抱えていた人の死が目立っており、
断定はできませんが、2年前の事故の影響があるのだろうと思っています。
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こうしたように、牛の白血病発症として多発している現実があり、関東のある場所で明確に起きているとすると、これは恐怖です。

野呂さんと同じ感覚なのですが、放射性物質によって、牛におきていることは、同じように、少しの時間経過の差異で、人間にもおきてくる方が、遥かに自然だからです。
 
牛の白血病は、人間の白血病の前触れと捉えるべきなのかもしれません。白血病というシグナルが、人間に多発してきたことが、チェルノブイリの対応が大きく転換する切っ掛けでした。そうしたことを先に何とかするために(だって前例があるから)、僕は話し続けています。
 
そのためには、耳触りの悪いことから平気で口にします。
 
嫌な話を絶対に避けて通りません。これを曲げるつもりは毛頭ありません。

きのうのWBCに関しての話が気に障った輩は多かったみたいで、「今更避難しろというのか」とか「不安をあおる方が害悪」などという自称福島県民という人間がツイッターで攻撃してきました。最期には、こういうメンションまで飛ばしてきました。その輩のツイートです。
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「将来、今の子供たちがバタバタと死ぬようになったらホレミタコトカと喜んでくださいな。」
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こういう発言をすること自体、人として、終わっていると思います。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」    

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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放射能汚染ガレキ広域処理差し止め裁判原告団より。

本日【4・14 全国シンポジウム】開催!!

チラシ⇒≪ http://garekisaiban.web.fc2.com/dl/130322sinpo0414.pdf ≫

★ 4月14日(日)13:00~16:30 エルおおさか・大会議室
★ 参加費800円(資料代込み)

講演:熊本一規さん(明治学院大学・教授)
「放射能汚染拡散政策の現状と新たな狙い」

報告:①宮古市より「ガレキ焼却の現状と住民の要求」

報告:②鮫川村より「高濃度放射性廃棄物の仮設焼却炉建設に反対して」

報告:③首都圏より「東京での放射能汚染の現実と環境省交渉」

報告:④原告団より「放射能汚染焼却灰の全国拡散状況と


ガレキ広域処理差し止め裁判の意義について」
討論:放射能汚染の拡散を止める運動の全国化に向けて
 
(地下鉄・京阪「天満橋駅」徒歩5分)
主催:(大阪)放射能汚染ガレキ広域処理差し止め裁判原告団
連絡先:小山(070-5653-7886, nobiscum@wb4.so-net.ne.jp)