「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

滋賀県知事選に関して記者メモとして流通した文書について、こやり候補からレスポンスが届きました。

2014-07-09 07:08:32 | 福島第一原発と放射能
メールマガジン増刊号で、きのう台風8号について配信しました。
木下黄太メールマガジン申込先⇒

通常は金曜夜、重要情報はメルマガでのみ配信。最新号のタイトル。

【「なぜ私は岡山に移住し、開業したのか。」三田医師&木下の京都クロストーク 】

【 母子避難後、夫がくも膜下で倒れ、30代のいとこは原発事故の3月に突然死 】

======================================================

 

僕の方から、こやり隆史候補と、ネットを介して直接遣り取りが出来ました。

面識のない人間に対して、きちんと、こやり候補が対応していることは、まずお伝えしておきます。

こやり候補が人格的には、皆さんの文書を読んでのイメージとは違い、まじめでまともなことはわかります。

僕から尋ねたのは、

「こんな情報まで流通していると聞きましたが、事実でしょうか。××新聞の記者メモが他の陣営に渡っているようですが。。。」

全文が転載されている他のブログアドレスと、こちらが持っているファイルの画像を送っています。

これに関して先ほどご本人はこのようにご返事いただきました。

バカらしくてほおってます。」

「事実ではないと言うことで宜しいのですね。」と更に確認したところ、

「詳しく見てませんが、悪意で書いているのでしょう。五月頃に先方の陣営がまいていると聞いています。」

こう答えられています。

「出馬理由が、原発に関して、嘉田知事と見解が違うというなら、この点だけが大切と思ったので。確認したいだけです。他のどうでもよい部分は大切なことは何もありませんから。」

そこで返事は。

「中身見る時間もないですが、原発の考えは、政策集や報道に出ているとおりです。」

「政策集は当然全て読ませていただいてます。それと違うので、確認をしているだけです。びっくりしたのです。」

こう返すと、goodの意味を示す、指のマークの記号が返ってきました。

【「自民党も原発再稼働は反対です。脱原発です」って言えって指示されてるんだけど、そんな信念に反することは言えないじゃん。あの人は、結構軽く色々言うよね。原発なくてやっていけるならいいけど、やっていけないんだから。】

【原発に反対する嘉田知事が「滋賀の恥だ」と思ったから。中央から見ていて、中央では原発のことを反対する嘉田知事を誰もよく思っていないよ。自分はエネルギー政策をずっとやっていたから、それに未来の党で卒原発なんて言ってね、よくまぁここまで滋賀をめちゃくちゃにして、今もいけしゃあしゃあと知事をやってられるな、と。あの顔つき自体も気にくわないし、原発のことよく知ってるなら良いけど、あんまり知らないのに文句ばっかり言ってるでしょ。】

読んでいないとおっしゃるので、この二つを例示して、「嘉田氏のことはどうでもよいんですが、この原発に関する記述も政策集と異なる気がしたので、気になったのです。」と問いかけましたが、返答はありませんでした。


選挙期間中の候補が、答えられている方が異例と思います。

この答えから、理解するには、あの文書自体は、相手陣営の中傷文書だ、馬鹿馬鹿しいから対応しない。

原発政策は、彼のホームページにある政策集記載のもの(過去ブログ記事DV相談が福島などは8%超、全国4.8%。「放射性物質の脳内取込で行動異常の可能性」バンダジェフスキー博士。」で引用済み)だということのみです。

 

 

文書が極めて記者メモスタイルに酷似していたり、滋賀県内駐在の記者などから、その内容がほぼ事実と見られるという情報がきていたり、書かれているこまかい人物像(選挙プランナーや湖南市長)があまりにも類似していると、同級生や関係者情報があったり、湖南市長自身のFacebook記載を見ても、なかばメモ自体を認めている状態であっても、ご本人は否定されているということです。

このため、前のブログ記事を先ほど一部訂正し、この文書全体が読める外部リンクを外し、私の手元にある文書自体の画像も外しておきました。

真偽は分らないですが、ご本人が否定されているため、このように致します。

ただし、いずれにしても、こういう場外戦が滋賀県知事選挙でおきているということです。

これを踏まえるしかありません。

僕の感覚としては、こやり候補自身は性格もまじめな方でしょうし、こうした対応をされることには、人としては、信頼ができる気はしております。

ただし、肝心の原発政策について、こちらが聞いているポイントには、なにかきちんとボールが返ってきていないと僕は思いました。


こうしたことを総合的に考えるしかないのだと僕は思います。

いずれにしても週末の日曜日に選挙権のある方は、必ず投票していただきたいと思います。


=====================================================

 

  2年ぶりの広島講演は、台風襲来後の今週末土曜日開催。

 

   【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】 

 

     13:00~15:00 (開場12:30) 

 

   開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

 

  広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

 

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/ 

 

もしくは、kk_hiroshima0712@yahoo.co.jpにメールするか、090-1778-7521(ヤマムラ)まで電話下さい。

===================================================

日曜日、7/13(日)に福岡ミーティング開催。人数限定。   

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 

 50人【午前の部】開場9:15・開演9:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

 70人【夜の部】開場18:15・開演18:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

=========================================================

 
 





「原発再稼動は国民全体の願い」と平気でウソをつく経団連会長。福島⇒広島避難家族、人生の再トライアル。

2014-07-09 01:17:57 | 福島第一原発と放射能

==============================================

  2年ぶりの広島講演は、台風襲来後の今週末土曜日開催。

   【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】 

     13:00~15:00 (開場12:30) 

   開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール 

  広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/ 

もしくは、kk_hiroshima0712@yahoo.co.jpにメールするか、090-1778-7521(ヤマムラ)まで電話下さい。

==============================================

 

講演に伺う広島には、福島からの避難者が、夢をもう一度トライアルしているケースがいくつかあります。

二つのケースをご紹介します。両方とも、元々、山陽の出身で、男性で、福島で夢をかけていたところ、あの原発事故で打ち砕かれました。その夢への再チャレンジに、広島でもう一度奮闘されています。

まず、福島県いわき市で酪農をしていた広島出身の男性がいます。

2011年から広島県に奥さんと戻ってきたそうです。

30代の夫婦、福島県のいわき市で牛の放牧をして、毎日チーズを作ってレストランやカフェで販売していましたが、原発事故で暗転。一時、東京へ避難後、出身県広島の郷里に戻ってきています。2012年には庄原市で古民家と牧場があるところに更に移住、いわき市で築いた「ふくふく牧場」http://blogs.yahoo.co.jp/dairyfarmers22という名前をそのまま使った牧場だそうです。

今、牛たちの餌は100%地元産で、ほぼすべて牧場で手作りされているそうです。牛たちが更に内部被曝することはありえない環境になっています。

チーズ工房も設置し直売所も営まれている。乳しぼり体験、バターづくりやカッテージチーズづくりの体験もおこなっているそうです。


  


 もう一人は、岩国出身の男性。料理人の目標は、いずれは俺の店を持ちたいでしょうが、この男性もそれを願って働いていて、福島で開業されるつもりだったそうです。しかし、突如の原発事故で実家に戻ったそうです。

 広島県内のレストランで働いていたそうですが、尾道という街が気に入り、尾道市で被災者支援をする市民団体の紹介で、物件を借りて、レストラン「BISOU(ビズー)」
「とにかく近隣避難者の集まる店になっています。尾道でのイベントにくるアーティストたちもたいてい行くみたいです。」
フレンチをメインに、メキシコ料理、中東料理、モロッコ料理、トルコ料理、ベジタリアンなどを食べられる、ビストロカフェみたいなようです。

お店の説明には次のような記載。
有機・無農薬野菜・オーガニック食材・自然食品・無添加・ベクレルフリー・フェアトレード・非遺伝子組み換え・アニマルウェルフェア・つながりからの地産地消・などを念頭に、食の安全・安心を第一に目指しお客様へ不安のない料理・飲料を提供させていただけるよう努力します。
地元の方、震災に伴う避難者の方とともに、食・エネルギー問題などに対する消費者の意識向上に努めます。

お店の方と電話で話しましたが、「産地は外国のもの以外は、西日本であることは絶対ですが、尾道周辺の地産に拘っています。殆ど調達できるので。」と言われていました。

 この二つのケースとも、夢をかけて福島に行ったのですが、原発事故で戻ることを余儀なくされた。そして、再出発を郷里とは違う自治体で始めている話です。こうした人生の再トライアルが、成功することが、避難移住を考えている人々にとっては、道しるべともなるだろう、そう僕は思います。

=========================================================

日曜日、7/13(日)に福岡ミーティング開催。人数限定。   

午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。 

 50人【午前の部】開場9:15・開演9:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部

 70人【夜の部】開場18:15・開演18:45

 申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』夜の部

=========================================================

 東北電力の女川原発視察後、経団連の榊原会長は「安全が確認された原発は、速やかに再稼働すべきだ。国民全体の願いだろう」と述べたそうです。
 「経団連全体の願い」なら理解しますが、国民全体の願いであるはずがありません。

 現在でも世論調査すれば、原発再稼動反対は、一定数どころか、国民の過半数の賛同を得ているとは言えない状態です。こうしたことについて、平気でウソを言い放つ経済人、経団連会長というのを、皆さんは軽蔑するべきと思います。

 国民が多数反対していも、日本の将来のためには、原発を再稼動するしかないという言い方なら、賛同はしなくても、まだ言っていることは理解できます。了解しなくても。

しかし、いけしゃあしゃあと「原発再稼動は国民全体の願い」とウソを定理のように置く感覚です。こういうウソは、昔の知性ある大経済人は言いませんでした。

 この榊原会長は、東レの会長ですが、経団連会長企業としては東レが軽量であることは当初から言われています。しかし、榊原氏と安倍総理との近い関係は有名で、そのためにご本人が財界活動から一定期間退いていたのに、突如、経団連会長になったと言われています。異例。

しかも、この榊原会長は、1994年に中止した政治献金のあっせんを、もう一度復活させようと目論んでいる御仁です。

お殿様に貢物を捧げて、大企業が都合よい政治をもっと進めようとするためにはよいツールでしょうが、先進国として、こんな話をまたしても復活させるということは、相当に愚かな行為でしかありませんし、「日本劣化」のシグナルの一つだろうと僕は思います。

名古屋大学を出た、愛知県出身である榊原氏なら、おかしくない発想かもしれませんが。。。

こうした人物が「国民全体の願い」と位置づける「原発再稼動」。怖ろしいことが平然と愚かな人々、平気でウソをつく人々によって進められる時代です。

そして、僕も貴女も、日本国民でなく、非国民と定義づけられることは間違いありません。

それがリアルです。

===========================================================
メールマガジン増刊号で、きのう台風8号について配信しました。
木下黄太メールマガジン申込先⇒

通常は金曜夜、重要情報はメルマガでのみ配信。最新号のタイトル。

【「なぜ私は岡山に移住し、開業したのか。」三田医師&木下の京都クロストーク 】

【 母子避難後、夫がくも膜下で倒れ、30代のいとこは原発事故の3月に突然死 】

==============================================





 



      

 


Fear of nuclear fuel pool at the Unit 5 of the FukushimaDaiichi nuclear powerplant is cooling stop.

2014-07-09 01:13:28 | 福島第一原発と放射能

I am Kinosita Kouta.  e-mail⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

It is the English translation of a blog report currently written in my Japanese. 
Since the Google translation was only used, please forgive the mistake.

=============================================

Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant.

July 6, component cooling water system is located on the first floor of the northeast side of Unit 5 reactor building, from thermal insulation of the reactor auxiliary cooling system heat exchanger outlet regulating valve near the leakage of about one finger occurs person on duty patrolling has been discovered that you are. The leaked It is seawater pool cooling system. There is a hole of about 3 mm in diameter to the valve body, I have explained that 1310 liters in the estimated amount of leakage.

For this reason, the cooling of the spent fuel pool of Unit 5 is down. And does not seem to be immediately authentic restoration.

TEPCO, Talk by performing emergency measures from today, that flow through the system of the fuel pool of seawater reactor cooling, and to resume cooling, but, apparently, switching sequentially the two strains of fuel pool and the reactor, both it is like the idea of suppressing the temperature rise of the.

This does not seem only a balancing act for me.

"There is room in up to 100 degrees to keep the cold shutdown state, there is no problem of safety"

"Immediately" is not a problem, but it does not seem to think properly, only that there is a problem.

Fuel pool cooling is stopped, to Unit 5 also, TEPCO to carry out the balancing act in the seawater cooling switching between the reactor.

How far would be cornered.

And typhoon reachability also in the region also impossible on the weekend.

=================