【 マレーシア機をウクライナ東部上空で撃墜、この空域を事前回避していた航空会社、飛び続けていた航空会社 】
【 伊豆・伊東市で相次ぐ若い突然死、更に「こんなことは今まで無かった」多数回、葬儀に参列する異様 】
【 滋賀県知事選挙の分析、僕が付け加えておくこと 】
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今回のマレーシア航空機の事故というのは、やはりリスク管理をどう考えるのかということが焦点になると思います。
この空域は危険だと言って、搭乗を拒否し乗らなかった乗員が2名存在したことを、
イギリスの日曜紙"The Mail On Sunday" http://www.dailymail.co.uk/home/index.html が伝えています。
マレーシア航空関係者証言として。
この空域に関しての飛行について、社内のベテランの操縦士などの一部も懸念を表明していたそうです。
しかし、マレーシア航空は航路を変更しませんでした。
結果、この惨劇を招いたと言うことらしいです。
この空域を飛ばないようにしていたのは航空会社はアメリカの航空会社、エールフランス、英国航空などもやめていたらしいです。
しかし、ヨーロッパの空域をつかさどる、ユーロコントロールは、踏み込んで回避するように指示はしていませんでした。
そして、マレーシア航空は、飛べる空域だから、飛んでいるだけと主張しています。
この空域を迂回すると20分の時間がロスし、その分の燃料費が高くなります。
マレーシア航空はこれが嫌だったのでしょう。
しかし、撃墜されたことで、それどころではないリスクを抱えることに成りました。
しかもこの会社は別に一機、行方が分らなくなった航空機があります。
立て続けに2機もこうした状況になると、今後、マレーシア航空の経営は相当厳しい事態になると思います。
マレーシア航空は国の投資会社が七割出資している会社で、長年マレーシア政府中枢と蜜月な関係にあることは知られています。しかし、近年さまざまな航空会社の進出などで、苦境に立たされています。
しかし、「親方日の丸」的な体質がどっぷりと漬かっている航空会社であるのは間違いありません。
僕はこの記事を読んで考え込んでいます。マレーシア航空のことを気にしているわけではありません。
おきているエピソードは、マレーシア航空機事故のことだけでなく、僕らと重なるということが多いと感じたからです。
戦闘地域、特に内戦的な状態で、国家が国家として全面的に機能していない場合、武装勢力などが国際法を遵守して、安全な対応を必ずすると確信するほうがありえない話です。リスクは間違いなく存在する。
そうしたことが、14日のウクライナ軍輸送機撃墜であからさまになっているのに、国際機関が特に問題あると言わないから、コストのかからない航路である、ウクライナ東部上空通過を変更しない会社側。
一部に異議を唱える人間が居ても、それは黙殺。そして一部の人間は離脱。
しかし、この航空機に乗る乗客は、おそらく航路確認するほどの危機管理能力に長けた人はまずいなかった(多分そういう人は、最初からマレーシア航空には、3月の航空機消失事態以降は乗りません)。航路の危険をなにもわかっていない乗客と、結局は会社の言うとおりに対応してしまった乗員は、全員命を失うことになっています。
これは原発事故に置き換えて考えてみると、日本でも同じようなことがおきているとしか、僕には思えませんでした。
危険があるということを認識したり、行動したりする人は、乗員のように一定程度は情報のある立場の人間。
しかし、とても少数です。1%にも満たない。そこはいろんなことをします。
そして、99%以上は、そのまま行動します。
とくに乗客的な感覚に近い、おんぶに抱っこ的な大衆は何も考えず、危険も認識していません。
しかし、惨劇はおこります。
航空機事故なら「直ちに」。原発事故なら一定期間の猶予の後に。
僕には、時間の速度感覚以外は、非常に類似した社会的システムの事象の中に、このマレーシア航空機撃墜と日本の原発事故はあるような気がしてなりません。
僕らにも、そのまま乗ることと搭乗しないことの選択が続いています。しかも、この選択は、ぼくらの場合は長期間つづいていることになるのです。
ウクライナでおきていることは、被曝による健康影響に留まらず、いろんな点で、僕にも、貴女にも、示唆してくれる話が多いということになります。
合掌。
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夏休みの真っ只中の開催ということもあって、 首都圏からの参加申込が二割程度もあります。この為、避難・移住に関して、体験者の話なども伝える予定です。
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福島第一原発は、三連休中もトラブルが続いています。今度は、5号機原子炉建屋、使用済み核燃料プールの冷却系の弁2カ所の近く。放射性物質を含む水が、あわせておよそ60リットルはあるそうです。コバルト60等を含んでいて、含有しているものから、燃料プールの水とほぼ同じものであることは間違いありません。下の写真は東電提供の水たまり写真です。ふつうに原発リスクは継続しています。
2011年事故当時に福島第一原発立地自治体の富岡町長で、2013年に町長選挙で敗れた、74歳の元富岡町長が、上顎歯肉ガンで亡くなったそうです。
もちろん富岡町は全町避難していますが。
下記は福島民報からの引用抜粋です。
http://www.minpo.jp/news/detail/2014072116985
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遠藤勝也氏(えんどう・かつや=元富岡町長)20日午前9時23分、上がく歯肉がんのため郡山市の病院で死去、74歳。自宅は富岡町。避難先は郡山市。
県職員などを経て昭和63年から平成9年まで富岡町議を3期10年務め、同年に富岡町長に初当選。25年まで4期16年にわたり、東京電力福島第二原発の立地町の首長として手腕をふるった。23年3月の東京電力福島第一原発事故発生後は町民の避難対応などに尽くした。
双葉地方町村会長、県原子力発電所所在町協議会長、双葉地方水道企業団企業長などを歴任した。原発事故に伴い郡山市に避難していた。5月に地方自治功労で知事表彰を受けた。
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上顎歯肉ガンは稀なガンで、口腔ガンの一種です。『チェルノブイリ被害の全貌』には、ロシアの主な被曝汚染エリアであるトゥーラ州で、チェルノブイリ事故後に226%口腔ガンが増えていることが記載されています。