【 ある有名音楽家の身近で今年、心疾患や動脈解離でまだ若い5人が急死する異様 】
【 告白「僕の弟と友人医師の若い妻、原発事故後に突然亡くなりました」三田医師&木下の京都クロストーク 】
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最近、僕は相当に疲れています。無意味な消耗戦に突入しているからです。
これは、被曝回避を考えている立場に居る筈の人たちの、僕から見たら、心の壊れ方が激しいからです。
ネット情報のずさんな確認、Facebookのウォールに掲載される誤情報の数々、被曝と関係ない事案に関して賛同を求める運動など、ほとんど僕にはまともな話と思えるものはありません。
メールとかでも、壊れている自覚のない類のメールが増えました。嫌になります。
毎日、FBもツイッターもやめたい衝動を、僕は何とか押しとどめているだけです。
しかも、被曝懸念する人たちのうちこういう類の人は、なにか騙そうとする動きに、簡単にやられています。
ある程度の真贋を見極める心理的動きが皆無に近いです。こんなことでは、何の話にもなりません。
ネットで、問題があるのは、もはや笑うしかない『真実を探すブログ』や、こちらの情報の無断引用を繰り返し、捏造までする悪質な『原発問題』ブログばかりではありません。
「ネットは馬鹿の巣窟」事例が、Facebookなどでも本当に多くなっています。
このところ典型的なのは、古館伊知郎氏を『報道ステーション』から降板させるなという動きが、Facebookとツイッターで狂ったようにおこなわれています。
なんでテレビ朝日のニュース番組にいるから、古館氏が何かをしてくれると期待しているのか。さっぱり分りません。
プロレスアナとして、マシンガントークをする天才さはあるものの、社会的な覚悟を彼が相当して、これまで思いがけないことを報じた訳でもない。しかも、テレ朝が本当に降板させようとしているかどうかも全くわからないのに、ネットで降板反対運動を言い出す人々の感覚。テレビ局的な感覚が良くわかる僕からしたら、ただの狂った戯言にしかなりません。
そもそも、テレビ局には、テレビ局的感覚で、登用や降板を決めます。そこには、視聴率もギャラも評判もいろんな要素があります。降板は社長の思い付きだけでは出来る話ではありません。こんなことは、常識です。
報道ステーションが、政権中枢に評判が仮に悪くても、視聴率があるのに、降板させたら経営者が終わるだけです。素人が思いつきだけで言う話とは違います。
そこで降板反対を根拠なく呼びかけているFacebookの人々は、この暑さで頭がやられたと僕は信じたいです(多分違いますが、残念ながら)。
そしてこんな運動したらなんとかなると考えているとしたら、真性の××××です。こんなもので、放射能汚染を回避する日本を構築することに、本質的に何か役立つはずもないです。
古館氏が、身を張って重要事を報じて、政府に追い込まれている状況が顕現しているなら、こういう話も理解できます。しかし、外形的にそうと認識できる様な状態はありません。三流週刊誌の憶測記事以外、何にも出ていません。
これで騒いでいるのはアホ過ぎます。
後任とある週刊誌が書いただけの宮根アナが、女子アナの手をつないでいる画像と一緒に、古館降板反対をおこなう人々が、原発反対や被曝回避を声高に叫んでも、普通の人は相手にするはずもありません。
原発に反対していたり、被曝は気にするべきだとは内心考えている人たちも、遠ざけることになります。
馬鹿すぎます。目を覚ませ。こんなレベルの話について書き続けていることが、僕の心に本当に辛いです。
まともな人が少なすぎます。酷すぎる。
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さて、これは北海道からの報告です。身近で気になる事象がおきている報告です。
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実は自分の身近なところでも気になる出来事が続いたので、報告させてください。
まず、函館近郊に在住、親族男性(50代)。喫煙者で、セブンスターを吸っています。
反原発なのですが、内部被曝については緩い感覚、こちらが喫煙、飲食について何度注意喚起しても、
「はいはい、わかったよ」「食い物は北海道は大丈夫でしょう」的な反応。
その親族男性、昨年12月の健康診断で肺ガンが見つかりました。
本人にこれといって自覚症状は無かったのですが、ステージは3-B。
現在は小康状態を保っています。
次に、お世話になっていた函館の理容室のご主人(62歳)。
3月中旬の朝に、店舗周りの雪かきに出たきり戻らず。
店舗の横の小路で倒れていたのを発見されましたが、すでに死亡していました。死因は心筋梗塞。
既往症は若干血圧が高かった程度。死ぬ直前まで変わった様子はなかったそうです。
このご主人は、海釣りが趣味で、釣った魚は食べていたようです。
発災後に、首都圏や東北に出かけた友人(50代)にも異変がありました。
その友人は無農薬の有機農家の奥さんで、普段から化学物質などにも敏感に反応するので、注意をはらってきた人。
しかし、仕事の関係で2011年にそれぞれ首都圏、宮城県、岩手県に、合計で数日ですが、滞在。
移動途中、新幹線で寝ていたら酷い圧迫感で目覚め、そこは郡山だったそうです。
その頃は、原発事故の過酷さにまだそれほど危機感を持っておらず、こちらの注意喚起にもあまり反応せずで
道中マスクをするなどの防護もすることなく、旅をしていたようです。
その彼女が、去年の健康診断で、甲状腺に異常が見つかりました。
幸い重篤なものではなく、1年に1度の検査を申し渡されたそうです。
50代の仲間、函館で仕事をしていたのですが、2008年ころから東京で活動再開。震災後も普通に活動していたようです。
その彼が、2012年9月に、大動脈瘤解離で緊急手術をしていました。
こうしてみると、やはり、「防護」というものをおろそかにしていた人に、なんらかの症状が出ているようですね。
それは今や、日本全国どこに住んでいようが、関係のないことなのだと思います。
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どの事例も関係ない可能性もあります。しかし、関係がないと言い切れるほどとは思えません。
喫煙者は、元々、肺がんのリスクは高いですから、それ以上の話ではないかもしれません。
ただし2011年の後半のタバコからは、セシウム入りのタバコになっていることは、間違いありません。
当然、セシウムタバコは昔のタバコよりもリスクは上がると考えるほうが自然です。
62歳の突然死も偶然かもしれません。
しかし、函館で、魚介類を気にせずに食べていたら、放射能が含有しているのかどうかということに関しては、当たりくじに出くわす可能性は低くはありません。そうしたリスクを恒常的に摂り続けていた人が、気温変化が激しい雪下ろしの朝に、心筋梗塞で倒れたということです。
被災地に行っただけで、甲状腺異常がおきるとはいえません。しかし、放射性物質に触れていない人が、触れることで、甲状腺に異常がおきるリスクも上がります。
大動脈解離は高血圧があったのかどうかは大きいです。しかし、放射性物質を体の内部に摂取すると、血管に異常が起きると見られています。大動脈解離という結果を招く、促進的要因となる可能性は否めません。
いずれにしても、北海道でも身近な報告が何例も寄せられると、ひたすら防御するしかないと、僕も思います。
「東京のある有名企業の役員をしている友達がいます。汚染がある千葉の街ですんでいて。汚染のことは伝えたんです。避難したほうがよいとも。お子さん達でも。しかし、彼は分っている感じでした。そして、いまさら逃げたって仕方ないだろうという言葉を返してきます。仕事もあるしと。」この人はこうも言いました。
東京の典型的感覚です。汚染があることはわかっていて、本当はまずいだろうとも思っている。しかし、それを言われても、結局仕事中心の感覚を捨てられない。だから、逃げる選択肢はとらない。
その選択肢をとらない言い訳は、「いまさら逃げても」です。
被曝が蓄積であることを無視します。
またこういう人たちは、吸気被曝のリスクを勝手に除外します。
そして誤魔化す。
こういう人たちに対して、こちらが関われる方法は、三年半が経過して、相当に無理だと僕は思っています。
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夏休み明けに、名古屋で、被曝関連の基礎講座をやります。
前提を設けずにまったく基礎の基礎から話します。
【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】
福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて放射能防御の基礎中の基礎について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。
【開催日時】
9月7日(日) 13:30開場 14:00開演
【会場】
名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/
主催 NoNuke@名古屋 問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com
【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN横須賀】
場所:横須賀文化会館 中ホール
http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.htm
18時半受付/19時~ 21時半。
※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。
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