【 ある有名音楽家の身近で今年、心疾患や動脈解離でまだ若い5人が急死する異様 】
【 告白「僕の弟と友人医師の若い妻、原発事故後に突然亡くなりました」三田医師&木下の京都クロストーク 】
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原子力規制委員会が、原発事故発生時などの緊急事態における被曝線量の引き上げを検討し始めました。
現行は100ミリシーベルト。
しかし、IAEAなどは500ミリシーベルトまで緊急時には許容すべきしています。
日本と同様の原発大国フランスは300ミリシーベルトまで許容しています。
そして実際に、福島第一原発事故においては、250ミリシーベルトまで容認されました。
事前合意なく。
いろんな意味で、こうした上限をひきあげておくことは、許容する放射線量を拡大化しておくことで、事故が起きた場合の対応を容易にさせるのみならず、一般人に関してもいろんな制限を設ける上限を、拡大化していくきっかけになります。
多分、今回の福島第一原発事故で、緊急作業があのレベルで発生すると、その対応していく人々の被曝線量の上限を上げておかないと、機能的に対応は出来ないと思います。また、恒常的に、福島第一原発で、作業員の被曝線量限界で、有用な人材が対応として確保できなくなっている状態もあるとは思います。実務的には事前に合意して、そうした被曝を容認することを確認しておくしか方法がないということです。一見、これは福島第一原発事故において、みせかけの建前しかなく、本質的に機能すべき状態ではなかったので、事前にその意思確認も含めて、システムを整備している作業にも思えます。
しかし、現場の作業員に、その選択が完全に委ねられるということは現実の状態としてはほぼなく、原子力規制委員会が今後決定する内容を受けて、各電力会社から個別作業員に同意確認が取られ、日本的な社会観の中で圧倒的多数の作業員が同意し、緊急事態である原発事故がまたもや発生すると、対応できるシステムになるだけと思います。
本質的に作業員が被曝を選ぶ権利を有する状態が、リアルに到来するはずはありません。そんな有利な環境に作業員が置かれているものではありません。
「お前ら、何かあったら、もっと被曝しろよ」ということになります。
どんどん、被曝線量が上がり、被曝が当たり前となる社会ということに、意識的に繋がる作業が着々と進むだけです。
原発再稼動を肯定する社会は、そうしたリスクが当たり前となる社会であると僕は思います。
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三田医師と話します! 真夏の岡山開催!
【8/10(日) 三田医師&木下黄太 岡山 トーク「被曝影響と放射能防御」】
13時開場、13時半開演 きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1)
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三田医師も冒頭登場、岡山移住に関しての地元テレビニュース特集は再生回数が2万3千PVを超えています。
https://www.youtube.com/watch?v=Fvp-bE_k_Lk#t=178
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《ジーデントプフ医師京都講演の感想》
まずこの講演は、主催団体は、複数に及ぶので、直接面識のない団体もあります。京都講演の主催となる「医療問題研究会」は、存在はよく認識していますが、人的交流は特にありません。
放射能検診署名に賛同を求められて、僕は呼びかけ人となっています。バンダジェフスキー博士も誘いました。放射能検診を何人もおこなえるようにするという基本趣旨に賛同したためです。この検診署名をおこなっている団体と密接に付き合いがあるわけでなく、事務局のお1人を知っていて、その関係者から依頼があったためです。
恒常的にこちらのグループと、僕や「放射能防御プロジェクト」が付き合いがある状態ではありません。ですから、友好的に対応する以外に、特段、何か本質的に関わっているわけではありません。
その団体の活動には、個別事情があると思うので、普段はいろいろと言うのを差し控えますが、今回のジーデントプフ医師の京都講演に関しては、ネットで多少参加拡散を協力して、実際に足を向けてみて、僕にはありえないことが明確にあったので、書いておきます。
僕は多少の関係があるからとか、知っているから、甘く対応する人間ではありません。
今回、ジーデントプフ氏に関して、この講演でまず、いろんな情報を確認して、出向きました。ドイツ在住の方にも確認しました。彼女と前回来日時に会った医師とも話しました。プラスの話はありませんでした。それで、相当に行くか行かないか迷いましたが、実際は、事前の確認を更に下回るレベルでした。
まず、当日は、本来的にドイツ医師、IPPNWのデルテ・ジーデントプフ氏の講演会と思っていきました。そこでまずは前半、30分以上、「医療問題研究会」の医師の話を聞きました。別に「医療問題研究会」医師講演なら、まったくかまわないですが、ほかの人の講演会で、別人の話を一定時間以上も、聞くということから始まるのは、僕の感覚ではありえません。
これでは旧来の市民団体的政治集会です。講演会と名前をうち、そのつもりの参加費を取る話とはおもえません。
この時点で、僕は疑問を持ちました。
しかし、そんなことは、実は大した話ではないことが即座に分りました。
だって本人の講演が更に、なんなんだこれは、というレベルです。はっきり言いますが、前座で説明している「医療問題研究会」の話の方が、一般の方も、まだ聞くに値する内容があります。
僕はジーデントプフ博士に取材感覚があって行ったのですが、まず取材するレベルの内容は皆無。知っている話ばかり。知っている話でも、あたらしい見方や、この人なりの見解が伝えられればかまわないですが、そんなものはほぼありません。
というか、本人が下を向いて原稿をドイツ語で読み上げ、通訳が今度は用意した日本語の紙を読み上げている状態の講演会でした。
ありえません。
その日本語の紙は、A4で6ページ。参加者に配布されていて、メモも取る必要がありません。なぜなら、通訳の話している内容と、日本語翻訳されているメモに殆ど差はありません。僕は、読むだけなら、5分で読めました。
内容はあきらかに薄いです。僕が知っている内容というか、この被曝問題を懸念している人たちにとっては、新しい話はほぼありません。
僕がはじめて認識したのは、「1996年にスグリの実に多くセシウムが測定された」ことだけです。
情報が新しいというよりも、政治的にも言論的にもパワーがあって、反原発運動を鼓舞する目的でその場で話を繰り出すカルディコット博士に比べると、そういうことさえないです。
だって下を向いて、メモを棒読みしているのですから。講演会で。
そしてベラルド研究所の適当なホールボディカウンターを肯定的に話しています。論外です。
京都講演で、今中助教を鼓舞する話までしたヤブロコフ博士の講演ともまるで違います。レベルが違うんです。
オリジナルの考えを言い続けて、ひたすら話が終わらないバンダジェフスキー博士とは比較にすらなりません。
僕が、ウクライナの前線で接触した女医達とも、まったく違う。ホリシナ博士などと比べることがありえません。
そして、講演会というのは、ライブです。そのライブで、その都度ごとにどういうことを言うのか、それが問われます。
そういう感覚の僕からしたら、信じがたい内容です。
行くかどうするか、相当迷った末に僕は行きましたが、1000円払う価値はまったくないです。この集会に寄付したいという市民運動感覚でしか、参加費を支払う意味はありませんでした。
こんないい加減な仕事は僕ならしません。僕は英国や台湾講演でこんな適当なことはしていません。
他国まで行って、平気でこのレベルをする彼女の緩い感覚が信じがたいです。
迷いながらも、僕が紹介したために、わざわざ行かれた方には申し訳ないと思います。この内容しか提供できないなら、講演会でなく、全て市民集会として開催し(東京ではそういうスタイルの開催)、ゲストに招く程度に留めるべきです。彼女は過去に一度来日していますし、主催団体は接触して一定程度関係があるのですから、ふつうにこうした判別をできないのがおかしいです。
僕は、ショックでした。「被曝を懸念している」、「チェルノブイリを知っている」、こうした謳い文句を、ウクライナ取材後から、以前に増して相当疑っている僕には、今回は、またひとつ教訓となりました。
僕と同じ京都講演に参加していた、別の方からこうしたメールも届きました。
「木下黄太様
首都圏臨海地域で毎年200人程の大学生に接する。事故以前は、定期試験時に無理してインフルエンザに罹るくらい…事故後は、さまざまな異変が起きています(そしてこのメールには異変の具体的記載が多数)。
上記を講演者に伝えようかと思ましたが、前線にいない方のようなのでやめました。」
失望です。
最近はこんなことばかりです。
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横須賀で初開催! 三浦半島でも初めてです。
場所:横須賀文化会館 中ホール
http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.htm
18時半受付/19時~ 21時半。
※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。
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完全な基礎講座を名古屋で開催
【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】
福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。
13:30開場 14:00開演
名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/
問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com
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