音楽家の坂本龍一氏が中咽頭癌であるそうです。先月末にわかったそうです。
ヤブロコフ博士の『チェルノブイリ被害の全貌』では、「鼻腔,咽頭,気管,気管支,肺などの呼吸器系の疾患はもっとも早期に表れた被曝の影響の1つであり,鼻血や喉のむずがゆさから肺がんまで多岐にわたる」という記述があります。
チェルノブイリでの喉の異常はよく聞く話です。
勿論、"教授"の身体に何が起きているのか、その原因がどこにあるのかというのはよくわかりませんが、反原発のスターでもある芸術家が、ニューヨークで治療に専念するということです。
放射線治療の選択(報じられていることと、実際の治療が違うこと等もよくあります、まだ確定診断後日数がそんなに経過していませんから)に関して、外野のネット連中が下らない事をわめきたてていて、本当に恥ずかしい輩達と思います。個人がどのような癌治療を選択しようと個人の自由です。しかもニューヨークにいて、金銭的ゆとりがある坂本氏がどのような治療法を選択しても(日本で出来ない有効な方法もありますから)、馬鹿なネット住民(こういう連中は最初からできるレベルではありません)とは関係もないですし、そんなことを反原発だからと揶揄するのは、知能指数が低すぎるということです。ネットには多すぎますが。
YMOが昔から好きだった僕は、坂本氏が全快されることを強く願います。
しかし、このことがあるタイミングで、僕の方で書いておきたいことがあります。
実は、坂本龍一氏が、被曝回避に関してどのようなことを考えていたのか、それが良くわかる話が僕のところに、一年以上前から来ていました。僕は疑問に思うエピソードでした。
今回の彼におきていることと、こうしたことに、直接に関係があるとまではいえないですが、彼の被曝回避についてのある種の感覚には、落とし穴があると深く感じていました。
この内容は、明日夜に配信予定(今回は僕の体調や移動の都合で、配信は土曜午後になるかもしれませんが、その場合はご了解下さい。)のメールマガジンでお知らせいたします。
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【「なぜ私は岡山に移住し、開業したのか。」三田医師&木下の京都クロストーク 】
【 母子避難後、夫がくも膜下で倒れ、30代のいとこは原発事故の3月に突然死 】
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明後日、日曜日は、福岡でのミーティングを、午前と夜の2回開催します。
このミーティングに参加する、現在は福岡在住の男性と女性からメッセージが届きました。こういう感覚の人たちと一緒に語る機会になりますので、是非ご参加下さい。
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<現在、福岡で仕事をしている男性からのメッセージ>
今年になって東京の大手マスコミに勤めていた知り合いが退職しました。それで、「ちょっと相談に乗って欲しい」と言われたので、話したんですよ。
「実は、福岡に移住を考えている」 ということでした。 サーファーでもあった彼。
きっかけは千葉や湘南の海にはもはや入れない、と思ったようです。 もともと会社を辞めて独立しそうなようなタイプの人で、仕事もむしろできる感じの人間だったと思います。
そんな彼が移住を決めたのは、明確に言葉に出しては言いませんでしたが、「もはや東京には住めない」と判断したのでしょう。サーファーなので、そういう直感や、身に覚えのあることがあったのかもしれません。
僕は、子育てを考えるなら、絶対にこっちがいい!と更に念をおしました。そういうことも彼も頭の中にあるようです。ちょうど幼い子どもいたり、これから産まれてくるような世代なのですから。
ちなみに、僕が「俺は東京に戻るつもりは全くない」と言ったところ、彼は「やっぱ、そうだよな~」と言ってました。 福岡はちょっと気にすれば食べ物だって、外食ですら選べる環境です。 ライフスタイルを重視する人間だからこそ、人間らしい自分の好きな生活がもはやできない環境に、気づいたのかな?と思いました。
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午前と夜、2回開催。2回とも、福岡市立中央市民センター(福岡市中央区赤坂2丁目5-8)での開催です。地下鉄赤坂駅2番出口より徒歩5分。
【午前の部】開場9:15・開演9:45
申込&詳細⇒木下黄太・福岡ミーティング『福岡から発信できること』午前の部
【夜の部】開場18:15・開演18:45
☆午前の部に参加された方は、夜の部は参加は半額です。予約は午前の部のみ、こくちーずでされていれば、夜については必要ありません。
☆夜の部は、遅くなりますが、懇親会を21時以降で開催予定。参加希望者は、僕にメールしてください。
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<小さいお子さんのいる避難女性からのメッセージ>
うーん。なんだか、福岡に来て3ヶ月あまり、子供のことでバタバタしているうちにあっと過ぎてしまい、まだ福岡のことわかっていない気がしますが、放射能汚染について比較的理解してもらえることが多くてびっくりしてます。
幼稚園の園長先生にも放射能汚染が怖くて子供を3歳の時に愛媛へ引越しするまでほとんど外遊びしてなかったことにも共感してくれましたし、そもそも放射能気にしているんでしたっけ?と園長から見学に行った時話がでました。
また、給食業者の社長さんとも電話で話しましたが、震災前の干ししいたけ使っているけどなくなり次第使わない予定など、かなり気にして配慮してくれています。
また、最寄り駅の未就園児が親子で遊べるスペースでも今回のチラシ置いてもらえないかアポなしで行ったところ、避難ママさんがきて繋がりたいって話なん件かいましたよ。と快諾でした。
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2年ぶりの広島講演は、明日土曜日開催。お急ぎ下さい。
【7/12(土) 木下黄太 講演 IN 広島 2014 】
13:00~15:00 (開場12:30)
開催場所 ユーストピア中央(中央勤労青少年ホーム)4階ホール
広島市中区八丁堀3ー2 市電「八丁堀」下車 徒歩5分
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/185220/
もしくは、kk_hiroshima0712@yahoo.co.jpにメールするか、090-1778-7521(ヤマムラ)まで電話下さい。