きょうの夕方、2011年以前より知っていた関係者の死亡を聞きました。
一年近くは、がんで闘病していたらしいので、亡くなったこと自体は驚きでもありませんが、
60歳位という年齢。初期被曝のころは都内で仕事をしていました。
僕はひとつのメルクマールとして、自分が以前から知っていた人が、早くなくなることがどのくらいに聞こえてくるのかが、現状の実態を知る手がかりと考えていました。
その意味で、そういう訃報が聞こえてきたことになります。
先週から、広い意味で身近な訃報が相次ぐ状態になっている気がしています。
こうした話も、メールマガジンではより詳しくおこなうつもりです。
【放射能汚染でヤマトシジミの影響報告で知られる野原千代氏急逝、死から再考すべき被曝回避側の具体的教訓】
【バンダジェフスキー博士警鐘! さいたま「強歩大会」参加の女子高校生が急死、チェルノブイリとの相似】
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福島第一原発にある多核種除去設備、ALPSの配管から汚染水が漏れたそうです。
汚染水のβ線放射性物質は23万Bq/Lになり、50リットルもれたということです。
当該ラインに設置してあるベント配管(空気抜き配管)より、水が漏れていることを発見したようです。
これは改良型ですから、一年ほど前から導入されて、大きな支障が報じられなかったタイプと思います。
改良型ですから日立製作所のもの。
そうした改良型ALPSからも除去前の汚染水が漏れ始める状態となると、本当に厳しい事態という事です。
まったく順調ではありませんね。