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福島第一原発事故の影響を踏まえ、現時点における「甲状腺がん」についての三田医師見解。

2015-11-05 23:57:53 | 福島第一原発と放射能

これも講演会などに出ている方には、復習的な話となります。

原発事故による被曝後の影響のうち、「甲状腺がん」に関して、現時点での三田医師見解です。

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甲状腺癌について現時点での私の解釈です

福島県民健康調査の結果は、私が今まで行ってきた検査の印象を裏付けるものです
チェルノブイリと日本では甲状腺癌の発生のパターンは異なっています
下図をよーくご覧ください
下図(私が改変)は1次検査(一巡目)と2次検査(二巡目)の合計です
癌が見つかった未成年の福島県民の平均年齢は17歳、つまりハイティーンです
15㎜位のちょっと大きな癌が見つかっているのです
男女差はあまりはっきりしないようです
今のところ、赤ちゃん、乳幼児、小学生には見つかっていません
被曝被害を心配して検査をするなら、ハイリスクグループは小さい子ども達よりも中学生、高校生、大学生が絶対優先です
福島県民健康調査で検査をしていない成人には増えていると感じています
お父さん、お母さんが倒れると大変です
先入観にとらわれないでください
数年後の予想はできませんが、小さな子ども達ばかり検査していてもダメです
早期発見のために皆さん(全年齢)しっかり検査を受けて自分達の身体を守ってください

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