わかっていたこととはいえ、キナ臭い雰囲気が漂ってきました。
昨日の閣議決定で、東京オリンピックは国民一丸として取り組むことが決まったそうです。
その上で、東日本大震災からの復興を後押しするために聖火リレーをおこなうことなどを表明しています。
国家総動員によるオリンピック。
しかも、その中身が、東日本大震災からの復興を後押しすることが主目的のようなことを政府が言明しているということです。
東京オリンピックは2020年です。
東日本大震災からはおよそ9年近い時間が経過しています。
確かに被害は甚大でしたが、そのことを主眼として国際的なオリンピックを国家一丸となって開催するという感覚は時間の流れとあいません。
しかも本来は都市開催であるオリンピックとこうした内容はそぐわない話です。
大津波があって、多くの方が亡くなられたからと言って、その復興ということと他地域でのオリンピック開催をつなげるやり方への違和感。
9年近く後でも、世界に向けて、国民統合も含めて、こうしたイベントを展開しなければならない理由、それは福島第一原発事故が収束していないからに、他なりません。
原発事故がありましたが、大したことはなかったです。ほら、見てください、東北は元気です、福島は元どおりに住めています、何の問題もありません。
こうしたことを大きく言うために、道具としての東京五輪は開催されるということです。
これは、殆どマジックに他なりません。
このマジックが成功するかどうかは、その魔術師たちのレベルによるものですから、僕には今の段階ではよくわかりません。
しかし、一つだけ言えることは、マジックはその場限りのものということです。
どんなにスポーツという仕掛けの力、オリンピックの力を借りて、その日のその場を取り繕うことが出来たとしても、そのマジックは瞬く間に消えてしまうということです。
イルージョンは長続きすることはありません。
むしろその後には、幻影に身を委ねた報いとして、艱難辛苦が待っていることは間違いありません。
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しかし、騙されたい多数の日本人は、この道を歩いて行くと思います。
己が何に向かっているかを知ろうともしないのです。
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こんな避難ママ、実は多いです。「だっげらいよん」著者サイトはこちら。無断掲載厳禁。⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/