洗車用の浄化槽でこういう話が出ています。
「共同通信が入手した第三者機関によるサンプル検査結果(2014年11月)、浄化槽三十六基の汚泥から、最大57,400ベクレルを検出」と報じられています。
こうした話は、チェルノブイリ原発事故の時に、他国でチェルノブイリから来た車両に洗浄などをおこなっていた人たちが、疾病が深刻に出て、死者が多数出た話も伝わっています。
土や砂などに含まれている放射性物質が付着するのは当たり前のことです。
僕の過去記事で福島から移送された車にはこういう汚染が存在し、この車両に北海道で乗っていたお子さんたちに体調不良が出るケースがありました。
「車両についている土ぼこりを検査会社が検査したところ、数グラムの土埃の中に、
セシウム137=3,587Bq、セシウム134=2907Bq セシウム合算6,494Bqでました。
この数グラムを仮に5gの土埃と仮定すると、一キログラムあたりに換算するには、×200倍で、
およそ130万Bq/kgとも推定されます。」
高速道路の脇などに集積している土や砂にも、放射性物質が偏在して存在している可能性があります。
遠隔地、例えば名古屋あたりで放射性物質の汚染を調べると、普通の土壌でほとんど検出されないのに、高速道路から水などが落ちてくるようなポイントでセシウム合算で100Bq/kg程度の汚染が確認されることもあります。
この汚染は、当然ながら、人が吸い込んだり、その濃縮物をどう処理するべきなのかという戦いになります。
そしてこういう戦いは、特に高濃度汚染地の中や、そうした汚染地と隣接する地域では、厳しい戦いとして続くことになります。
本質的に汚染が減り切ることはないのですから。
こういう車両による汚染拡散に関して、そのリスクをどうして低くとらえてしまうのかということは、大きな問題です。
「道路ごとに、あの道路周辺は白血病、こっちの道路では肺がんという状態で疾病は増えたんです。」
チェルノブイリで現地の医療専門家から当たり前のように聞いた話です。
【 放射能汚染を考慮しながら、東京滞在時の外食などで、ぎりぎり僕は何を選択して食べているのか 】
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