「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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福島から自主避難した横浜小学生イジメ⇒「福島県に対する意識問題」で「ゆがんだ風評」と宣う福島民友紙。

2016-11-12 23:13:15 | 福島第一原発と放射能

あまりにも予想通りの展開です。

福島民友紙が社説で書いている内容をご確認ください。きのうの社説で出ていたそうです(僕はさっき知りました)。

まあ今回の横浜でのイジメに関して、福島差別問題や風評被害問題として、大きく取り上げたい意識のようです。

私は、これは本質からいよいよ遠ざかる状況と思います(この点についての僕の見解は、詳しくはメールマガジン最新号で書いています【 原発事故による自主避難の子どもが、横浜市でイジメにあった事案で、留意すべき幾つかのこと 】⇒http://www.hoshanobogyo.com/)。

冒頭部分と、結論部分のみ引用します。全文はリンク先で確認されてください。

しかし、本当にわかりやすい話です。

福島のマスコミがこういう文脈を立てることについて、自主避難者たちが本当にどう思うのか、是非ご意見をメールでお寄せ下さい。

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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http://www.minyu-net.com/shasetsu/shasetsu/FM20161111-126287.php

「震災避難いじめ/根底にあるゆがみの解消を」

氷山の一角ではないのか。いじめ問題としてだけでなく、本県に対する意識の問題として捉え、対策を講じなければならない。

 <略>

 本県の農林水産物の安全確保に向けた取り組みや、空間放射線量がほとんどの地域で他県と大差ないことなど、本県に関する正しい情報が隅々まで伝わっていないことの表れだろう。

 その結果、本県の農林水産物の市場価格は全国平均の価格に比べて落ち込み、震災前の水準に戻っていない。首都圏などから県内への教育旅行も震災前のまだ半分という状況だ。

 震災と原発事故の発生から5年8カ月。改めて確認しておきたいのは原子力政策は国策で進められてきたということだ。震災と原発事故に対する関心が薄れる一方で、ゆがんだ風評だけが定着していくような事態の解消に、国は責任を持ち早急に取り組むべきだ。

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「ほとんどの地域で空間放射線量が他県と大差ない」

「ゆがんだ風評だけが定着」

こうした感覚の声ばかり言い募る地元新聞の社説をどう考えるのか。

ステレオタイプなのがマスコミでしょうし、国の帰還政策とのシンクロ的意味合いは大きいと思っています。

まあ、わかりやすくていいですけど。

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連絡先: info@tokushima-teijyu.net/  
主催:とくしま定住支援ネットワーク
協賛:さよなら原発徳島実行委員会・脱原発市民ネットワーク徳島
後援:徳島新聞社・四国放送株式会社