京都近辺の方には、気が重い話を二つ書いておきます。
実は、本日未明にこのようなことが起きていたそうです。「京大研究室火災の情報公開を求める住民連絡会」http://kyotorenrakukai.net に連絡がありました。
「午後3時前、京大の環境安全保険機構で窓口になっている職員の方から電話がありました。 何かと思えば、本日未明、京大病院で火災報知機が鳴って、消防車が22台駆けつける騒ぎがあったと。しかも、その火災報知器が設置されていたのが、前回の火事があったのと同じ建物の4階! 放射線管理区域ではなく、火災報知機の誤作動だったので(原因は不明のようです)、火災はなかった。でも、周辺住民の方で心配している方もおられるかと、ご連絡いたしました、事実確認に手間取って遅くなりましたが、、、 という内容でした。」
機械の誤作動は、ただ偶然かもしれませんし、消防当局は緊張感をもって対応されたのだろうと思います。
しかし、不安が減ることはない状態のようです。
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老朽化している美浜原発3号機の再稼働を、原子力規制委員会は決めています。
40年以上、経過した原発を更に20年も稼働させるということは、リスクは通常よりも増すことは間違いないと思います。
こんな判断を平気でしている連中が、まともな専門家で厳しい判断をしているなどと考えられる筈など、一パーセントもありません。
結局こういう状態を、推進する自民党政権では、更なる原発事故で我々が死ぬリスクは、どんどん増えているということです。
しかも、それに対抗する野党第一党党首は、原発反対に明確に舵を切っていない人間であることは、この前の発言を確認すればあきらかです。というか、きちんと思考していないレベルです。
これでは解決策は何もありません。
福井県は言うに及ばず、滋賀県や京都府などの人々には、死ぬリスクが増加する判断を、平気でやられているということです。
なんでこんなことが、あたりまえのようにまかり通るのか、僕には全く理解できません。
日本ではこういう希望がどんどん無くなる状態ですが、外国からは一つだけ希望もある知らせがありました。
きょう、ベトナムのチン・ディン・ズン副首相と官房長官が会談し、原発建設計画の中止に関して説明があったということです。財政事情を中止理由としていますが、ベトナムに原発輸出しようとする日本政府と一部メーカーの策謀が、相手側からの通告によって、きちんと挫折する方向になったことは本当に望ましいと思います。
全世界から、原発は全廃すべきですから。ベトナムが日本よりも望ましいエネルギー展開をされることを、強く期待いたします。日本はこの点では、完全に世界の中で終わっていく存在でしかありません。
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開場/13:30 講演/14:00~16:30
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主催:とくしま定住支援ネットワーク
協賛:さよなら原発徳島実行委員会・脱原発市民ネットワーク徳島
後援:徳島新聞社・四国放送株式会社