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最新タイトル【 放射能汚染を考慮しながら、東京滞在時の外食などで、ぎりぎり僕は何を選択して食べているのか 】
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原発事故で、横浜市に自主避難している或る小学生(現在中学生)に対して、イジメがあったことが報じられています。
これは、横浜市の教育委員会に親御さんから申し立てがあり、第三者委員会の報告により判明したものです。
小学校低学年の時には、ばい菌扱いのイジメ。
これは原発事故直後の話でしょう。
そして、高学年になってからは、何回も現金を強請られていたと、届け出内容にはあったそうです。
このことについて、2014年に訴えがあったのに、学校や教育委員会が適切に対応していなかったこと。
更に2015年にも訴えがあり、ようやく対応している状態とのことです。
しかし、この話は、複層的な状態だと思われます。
被害者が同一人物でも、同じ話ではないと理解すべきです。
一つ目の話は、事故直後にはこういう対応を受けた話は、よくあると言われた話です。
これが、放射能汚染のことを言うと差別される構造になるとして、「汚染汚染と言うな」的言説がよく蔓延し、それが「子供がいじめられる構造になるから」ということを理由にしていました。
それと一見は類似する話です。
しかし、そうしたことが、全国各地で蔓延しているのかというと、それは違う気がしています。
僕などが現在いる西日本の或る場所でも、原発避難者は少ないですがいらっしゃいます。
しかし、その子供に対して、こういうイジメが為されたという話は大きく聞こえてきたことは無いです。
勿論、そうしたケースもないとは言えません。しかし、そういう放射能汚染によって、人、特に子供の差別が活発になっている場所が多いとは、避難者からもあまり聞く話ではありません。
更に今回のケースの特殊性を強く思うのは、高学年になってから、高額の金銭要求があったことです。
しかも「賠償金をもらっているだろう」ということを理由に数万円単位からゆすったという話です。
これが10回はゆすられているようですから、総額で少なくとも数十万円にはなる話です。
この話は、とても悪質なのですが、その悪質さが通常のイジメ感覚と何か大きく違う気がします。
その悪意の源が、子ども同士のイジメの枠組みを超えている感じがします。
勿論、放射能や原発事故がイジメの手段として利用されていることは間違いないのでしょうが、そんな次元とは大きく異なる悪質さが、この集団の中に(集団と言っても数人の可能性)そもそも存在している気がします。
そして、それだけ多額のお金がゆすられている状況があり、イジメに関して申し出があっても、横浜の学校と教育委員会が結果的に長期間放置していのは間違いない話と思います。
これは会見で述べているように猛省するしかない話でしょう。
放射能汚染が厳然として存在していること横浜市は、学校内の放射能汚染物に関して長らく機能していませんが、こうしたことでも対応不全であるのは、何か象徴的な話と思います。
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場所 とくぎんトモニプラザ(青少年センター) 3F 大会議室
(徳島県徳島市徳島町城内2番地1 TEL:088-625-3852)
※小学生以下は参加費無料です。※保育はありません。
連絡先: info@tokushima-teijyu.net/
前売チケット取扱店
平惣各店
(徳島市)Aaron’s・可否庵・O-ba'sh crust・オーバッシュカフェ
(吉野川市)オーベルジュ&スパ 美郷の湯・さくらカフェ
(阿波市)川人医院
主催:とくしま定住支援ネットワーク http://www.tokushima-teijyu.net/
協賛:さよなら原発徳島実行委員会・脱原発市民ネットワーク徳島
後援:徳島新聞社・四国放送株式会社