「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「お客さん、地震と津波をみんな忘れてたけど、本当に怖いとまた思い直さないと」外国人店主の言葉。

2016-11-23 06:15:33 | 地震・火山

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  福島は最悪の事態は避けられましたが、いろんな影響は宮城なども含めた沿岸部にあり、余震の動向も含めて予断は許しません。

僕は用事があって午後から、和歌山に向かったのですが、そこで夕刻に或る外国人の店長にこう言われました。

「日本に来て、もう10年になるけど、地震は本当に怖い。

やはり、頻度や大きさがむこうと違う。私は震度4をこの前に経験したけど、こんな強さの地震は知らなかった。

この町も、東南海地震が来たら、津波で大変なことになる。

通りに何メートルと書いてあるでしょう。

海よりは結構内側にあるこの駅でも、3メートル。津波はここまで押し寄せてくると考えておかないと。

何か今回の地震は揺れが前の大震災とは違うから、すぐに逃げていない人もいるよね。

あんだけの震災があっても、みんな忘れちゃうけど、危ないよ。

日本人だけの問題じゃない。世界中そういう感覚は同じ。本当に危険なことがあっても、5年も経過したら忘れちゃう。

人は危ないことをわかり続けていたくないから、しょうがない。原発もね。

でも、私は怖いから、何かの時には逃げたい。

前の知り合いが、岐阜にいるから、地震と津波になったら、逃げるからねと前から話している。

ここよりも高いし、もちろん海がないから、津波は来ないから。

お客さんは、あす徳島に行くの。ここから、フェリーはやめときな。

フェリーに乗り込む前に、ここで万一大地震が来たら、港だと逃げらんないよ。

この辺は低いし。

大きな地震の後に、違うところで地震があるのは、このところ多いでしょ。

遠回りでも、神戸まで行って、橋で渡る方が安全度は高いよ。

低くないしね。」

このアドバイスに従って、今ブログを書いている宿泊先は、六甲降ろしが吹きすさむ神戸市内の高台にある宿。

その宿のロビーで、強くて寒い風音を聞いています。


さて、本日午後は、三田医師と徳島で講演いたします。直接お出で下さい。

 

本日午後【11/23(祝・水)「三田茂医師&木下黄太講演会in徳島】

開場/13:30 講演/14:00~16:30  とくぎんトモニプラザ 3F 大会議室(徳島市徳島町城内2番地1)

詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/428092/

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揺れで不整脈再発のだっげらいよん大丈夫かな?⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

来月、神戸市内で、だっげらいよん作者とイベントを開催する予定になっています。近日お知らせします。