「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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台風18号の豪雨で近畿地方が大きな被害となった後、避難勧告に関して、選挙目的でツイートする橋下市長。

2013-09-16 22:37:18 | 福島第一原発と放射能

 近畿で、昨夜からきょうにかけて、あれだけ集中豪雨がもたらされ、被害も甚大でした。その防災対応について、橋下市長がツイートしていました。そのやり方が信じられないので、特に書き留めて置くことには致します。

 橋下氏が、隣の堺市を、今回の台風防災の避難勧告対応で、ツイッターでこのような形でわざわざ批判するのは、あきらかに、差し迫った堺市長選挙の選挙目的だと思います。公党の代表で、大阪市長がおこなっていることと考えると、本当に恥ずかしくて論外だなと僕は思います。こういう避難勧告の話を、選挙的に利用しようとする感覚が、第三者からみたらおかしいと露骨にわかるのですが、それさえ橋下市長は認識が十分に無いらしいです。僕には、バランス感覚の完全な欠落としか思えません。溜息。

⇒⇒⇒
「@t_ishin 今回の避難勧告決定の過程での問題は、大阪市では勧告決定を判断したのに、お隣の堺市ではその時点ではそのような判断にならなかったということ。最後は副市長で調整して堺市でも勧告決定になったようですが。大和川を挟んでの左右で判断が異なることはやはり不自然です。」

 ちなみに、次は、政治家としては、終わっている発言と思います。政治家だから、発言には政治責任が伴いますし、政治家はより広くの支持を得てはじめて意味がある。政治家の立場であるなら、切ればすむのではありません。橋下市長が、多くの人の指摘を聞けない狭量であるのも、よくわかります。これも溜息。
⇒⇒⇒
「@t_ishin 言われるでしょうが市長としてやるべきことはやっています。またツイッターは聞きたくなければフォローを外してもらえればいいだけです。一方的に送っているわけではありません」

 あれだけの台風18号の被害直後に、こうしたことを平気でツイートしているのが、橋下市長という事は記憶に留めておいてください。ガレキの焼却強行にも通ずる感覚ですね。

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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

18時開場 18時30分開演・終了21時

 場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席

    旭川市5条通り4丁目  
  ★施設の有料駐車場あり

 前売り/1000円  当日/1200円

*旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、
 住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、
 当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

 予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp

 

【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席

   札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 
   *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)
  
時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
  *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

 前売り/1500円  当日/1700円

*札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、
 下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで
 清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com

 ★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』

 【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

 『放射能健康被害の現状と対策』

 14:00~16:00

会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)
資料代:500円 
※事前申込必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658
 

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バンダジェフスキー博士DVDに関して9/20までに全メール送信予定。こちらから再三再四の注意。

2013-09-16 15:41:27 | 福島第一原発と放射能

【バンダジェフスキー博士講演DVDに関しての注意】 

 こちらから入金内容を記したメールはすでに750人ほどの方に送信しております。今週中(9/20迄)に、一次締め切りまでに申し込んだ方全員にメールを送信します。 

 送信済みのうち、6割程度の方から入金がありましたが、しかし、およそ4割近い方から、入金はありません。

こちらが送信して、メールが到達しているとみられるのに、5日以内に入金が無い場合は、キャンセルしますので、ご注意ください。

 まず5%の方には、メールが届いておりません(届いていない方は、こちらでほぼ分かっていると思います)。 

  こちらに頂いているメールアドレスを間違えているか、受信設定の為と思われます。 

 例えば、co.jpと思われるメールアドレスがne.jpと書かれているなど、明らかにご自身でメールアドレスを誤記しているものも一定数あります。 また、メールの受信設定をもう一度ご確認下さい。特に携帯電話のアドレスの方は、こちらの送信を受信しない場合があります。 

 こちらからは、@yahoo.co.jpのホストから送信します。 

 また、こちらからのメールが、あなたの迷惑メールフォルダに、誤って入っていることも想定されます。

 今一度、ご確認下さい。 

なお、受信された方から、入金頂ければ、順次発送しています。

 しかし入金をすぐにされない方が、あまりに多いのは、こちらでも困っています。1割程度の未入金は想定していましたが、4割近くも未入金なのは、いくらなんでもありえません。

こちらが送信して、メールが到達しているとみられるのに、5日以内に入金が無い場合は、キャンセルとしますので、ご注意ください。 

一次締切前に申し込まれた場合、どんなに遅くても、9/20までにメールで入金案内を送信します。

つまり、9/25に入金確認できない方は、全てキャンセルにします。

何度も言いますが、こちらは会社でもありません。関係者が、他の業務の合間に、手間賃程度で行ってくれているもので、長期間、この作業をしてくれとお願いできません。物品の売買は継続的にできる体制などは、ありません。しかも、こうした状況でも、意味不明な言いがかりをつけてくる、頭のおかしい人間がいる状態です。

 皆さんの要求が強いから、無理に販売体制を作って対応しているのが、現実です。注文したなら、入金案内のメールが到達すれば、数日内に入金するのが、社会人としての基本的な話です。それが、出来ない人が100人や200人はいると思って下さい。物品の通信販売は、本来は専用の事務所がないとできません。講演会のように開催したら終わるものや、有料メールマガジンのようにネット上のやり取りで終わるものとは、まったく違います。こんなあたりまえのことも、できないなら最初から、DVDを作れと僕に要求しないで下さい。こちらは、再三再四、あなたたちが要求しているから、対応して、挙句この状況を見ると、頭が痛くなります。このDVDは前回もいろんな経緯があって、出せなかったのを、いろんなところで非難され(非難される理屈も理解不能だし、社会常識がありません)、相当無理をして出しています。出したら出したで、頭のおかしい言いがかりもずっとつきまといます。こんな一般的な価格の商品販売で、こんなにトラブルはありません。

おまけに出せ、出せと言っている人達が、予約したのに入金しなかったりする現実まで見ています。

ですから、ここまで書くしかありません。何がどうなのか、もう分りますね。皆さん。

メールが到達しているとみられるのに、5日以内に入金が無い場合は、キャンセルとします。

 

 なお、何かお問い合わせのある方やメールが見当たらない方などは、バンダジェフスキー博士の2013講演ホームページより、お問い合わせ下さい。⇒⇒⇒

  http://bandazhevsky.jimdo.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/

 

 


「眼の皮が破れたような痛みで、今は殆ど視力がない。」福島からの電話。台風18号と放射性物質の移動。

2013-09-15 23:25:26 | 福島第一原発と放射能

 今晩、大飯原発が停止しました。これで日本では稼働している原発は現在ありません。何度も言いますが、原発は早期に全廃するしかありません。次に原発事故がおきたら、日本は完全に壊滅します。

  台風第18号は、16日の明け方から朝にかけて近畿地方に最も接近する見込みです。引き続き、警戒が必要です。今も、近畿をはじめ、本州の各地では、強い風と雨が、台風によって、もたらされていると思います。僕の家にも夕方から、横なぐりの雨が続いています。

 今回の台風は、大阪のガレキ焼却停止以降では、はじめてのもので、放射性物質が、大阪で大気中にほんのわずかでも存在していたのが、これで地面の下に落ちるとは思います。つまり、この台風後は、大阪ガレキ焼却による、大気からの直接的な影響は、通常想定では、考えられなくなるとは思います。これは、ガレキ焼却による放射性物質の降下量が、福島第一原発の初期フォールアウトなどに比べると、極めて少ないからです。

 また、関東などの汚染地では、風による巻き上げ、さらに大量の降雨で、地面にある放射性物質が、移動することは、十分に想定されます。ですから、このことによってどういう変化があるのか、細心の注意をして下さい。チェルノブイリになかった要素ですから、この台風という、大雨と強風をもたらす自然現象は。

 

 先週、福島県内の、前から知っている男性と電話でお話しました。この男性は、以前から身体症状は出ているのですが、経済的な理由で、福島に留まっていて、ご家族は、県外に避難されています。場所は避難地域との境になるエリアです。

 三十代後半の男性で、原発事故後に目の疾患は患っていて、東京の医師なの診察も繰り返されていた方です。この疾患自体も、当然被曝由来である可能性が想定されます。ただし、このところはずっと小康状態が続いていたそうなのですが、前の日曜目から、また突然に眼が痛くなられたそうです。先週、月曜には、目がぼやーっとしか見えなく、スマホが画面見えず、寝ていたような状況で、薬や点眼をしていた。火曜には、さらに悪化し、白河の病院紹介され、その病院に、水曜日に行ったものの、「ただの結膜炎」としか言われなかったそうです。

それでも、木曜日、福島市内の大病院に行ったところ、「入院しないと手遅れになる」と言われて、緊急で入院したそうです。続発性緑内障と突発性結膜炎という診断で、眼球が異常に痛いと話されています。

「木下さん、眼の皮が破れたような感覚を想像して下さい。まさにそういう痛みです。今、裸眼では、ほとんど 視力がない状態なんです。」こう言われました。
腎臓からの血尿も出ていて、血糖のコントロールも欠かせないそうです。

アメリシウムとかが、地元の町では実は出てているから、子どもたちには戻ってくるな、そう言ってます。俺も仕事が他に移れる仕事ならとっくに逃げてますよ、借金がなければ。。。」こう話します。
 
これでも医師からは、網膜剥離は避けられそうだから、まだましと言われているそうです。ここの大病院の眼科では、その時には、網膜剥離の手術対応まちで20件以上となっていて、40代から患者はいるんですよ、彼はそう話して、更に続けました。

「二年半ですよね。思っていたより早かったです。被曝の結果が出てくるのは。いずれは、くると思っていたけれども、二年半ですからね。早いです。」

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 健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp         

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。被曝から2年半が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は危険です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。早く移住してください。」

   甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。

 

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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】
【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】のチラシが出来たので、
拡散して下さい。



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【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

 『放射能健康被害の現状と対策』

 14:00~16:00

会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)
資料代:500円 
※事前申込必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658

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【バンダジェフスキー博士講演DVDに関しての注意】 

 

7月中に申し込まれた皆さんには、こちらから入金内容を記したメールはすでに送信しております。 

 

 しかし、まず5%の方には、メールが届いておりません。 

 

 こちらに頂いているメールアドレスを間違えているか、受信設定の為と思われます。 

 

 また、メールの受信設定をもう一度ご確認下さい。特に携帯電話のアドレスの方は。 

 

 こちらからは、@yahoo.co.jpのホストから送信します。 

 

 また、こちらからのメールが、あなたの迷惑メールフォルダに、誤って入っていることも想定されます。

 

今一度、ご確認下さい。 

 

 8月に申し込まれた方にも、既に順次送信しています。同じくご確認をお願いします。

 

 受信された方から、入金頂ければ、順次発送しています。入金もまだ半分程度の方しか、入金がありませんので、これもご確認をお願いいたします。

 

  なお、何かお問い合わせのある方やメールが見当たらない方などは、バンダジェフスキー博士の2013講演ホームページより、お問い合わせ下さい。⇒⇒⇒

 

 http://bandazhevsky.jimdo.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/






東京在住者逮捕話で気になる、マンズロヴァ博士『Hard Duty』。数日で数十倍に膨らむ地下水汚染。

2013-09-14 23:45:23 | 福島第一原発と放射能

 被曝ということは、その人間の本性というか、欲求を理性でおさえていたタガが外れることが多いと僕は認識しています。これは、チェルノブイリでの、ナタリア・マンズロヴァ氏の「Hard Duty」を読むと、事故処理に様々な点で、関与した人々にどのようなことがおきたのか、健康面や精神面でどうした緊迫した事態が続いていたのかがはっきりとわかります。具体的に脳に影響が強い事。さらに欲望、特に性欲が増す事など、表で語られにくい事象も示されています。

 僕は、最近、複数、社会的地位のある関係者の逮捕案件(性的な事案等)を東京から聞き、3.11前なら彼らが、このレベルの行為をしないタイプの人間だと思っているので(理性のバリアで止めた筈)、実は、被曝影響を疑い始めています。

 この著作は、以前にも一度ご紹介していますが、読んでいない方は、無料公開されていますので、是非確認して下さい。

http://www.zenplanning.com/nuke/HardDuty/HardDuty_JP.pdf

ナタリア・マンズロヴァは、放射線生物学者で、チェルノブイリ事故当事35歳、ロシアの別の原発にいた専門家で、他の13人の科学者とともに派遣されたが、結局、生き残ったのは彼女だけだったらしいです。

写真は、当時のマンズロヴァ氏。

勿論、これだけ多く被曝している人達と、東京で通常の被曝をしている人の差はありますから、明確なまでには言えないかもしれませんが、大変に気になっているところなのです。


さて、タンクから漏れている放射性物質もどんどん増えています。地下水への浸透もピッチが速いです。

観測用井戸の地下水調査は、開始が今月8日。トリチウムの濃度は、こんな状態です。

8日       およそ4,200Bq/L。

10日    およそ64,000Bq/L

13日  およそ150,000Bq/L

数日で数十倍に、地下水の汚染が増しています。

またβ線核種の濃度も高まっていて、940Bq/Lに到達し、これも数倍に増え続けています。

数字を見ていても、何一つ安心ができないことを、またしても確認する他はありません。


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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

18時開場 18時30分開演・終了21時

 

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   札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 
   *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)
  
時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
   *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

 

前売り/1500円  当日/1700円
*札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、
 下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで
 清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com

 ★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』

 【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

 『放射能健康被害の現状と対策』

 14:00~16:00

会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)
資料代:500円 
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【バンダジェフスキー博士講演DVDに関しての注意】

 

7月中に申し込まれた皆さんには、こちらから入金内容を記したメールはすでに送信しております。 

 

しかし、まず5%の方には、メールが届いておりません。 

 

こちらに頂いているメールアドレスを間違えているか、受信設定の為と思われます。 

 

また、メールの受信設定をもう一度ご確認下さい。特に携帯電話のアドレスの方は。 

 

こちらからは、@yahoo.co.jpのホストから送信します。 

 

また、こちらからのメールが、あなたの迷惑メールフォルダに、誤って入っていることも想定されます。

 

いま一度、ご確認下さい。 

 

一昨日より、8月に申し込まれた方も、順次送信しています。同じくご確認をお願いします。

 

受信された方から、入金頂ければ、順次発送しています。

 

 なお、何かお問い合わせのある方やメールが見当たらない方などは、バンダジェフスキー博士の2013講演ホームページより、お問い合わせ下さい。⇒⇒⇒

 

http://bandazhevsky.jimdo.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/

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9/27『長井健司さんの七回忌と偲ぶ会』は中止。

2013-09-14 00:39:30 | 署名などの報告(会の活動報告)

 

 9/27に「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」が主催して、京都市内で開催予定だった、『長井健司さんの七回忌と偲ぶ会』は、諸般の事情により中止となりました。

 ご了解ください。

                                  「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」

          


オリンピック対応で「東京を国家戦略特区」提言のNHKニュースに、僕が感じた違和感、自ずと解ること。

2013-09-13 14:45:00 | 福島第一原発と放射能

僕は伝わらないと言う事をずっと考えています。

実はきのうから、FBで、あるニュースに関しての違和感をずっと伝えているのですが、その反応を見ていると、複数回、僕が説明しても、僕の言い方が悪い為なのか、こちらが感じている中身が伝わりません。

これは、きのうのブログ記事に関しても同じ伝わらない事を考えていて、こちらは個人の病状に関わることなので、一定程度は抽象的に書かざるを得ないのですが、汚染調査の専門家として被曝を懸念していた人が、それまでの身体的な問題も存在した可能性は否定はできませんが、調査をしたこと(しかも福島よりは、どちらかというと関東甲信越の高度汚染地)の事象と、多発性骨髄腫の発症という事態がおきている現実を伝えました。実名で書けば、センセーショナルになりますが、当然個人に関することなので限界はあり、書いていません。だから、一見伝わりにくい記事にはなっている可能性は考えましたが、それでもこの位は読めるし、読んだら起きていることの意味は分かるだろうと考えていました。

しかし、何というか反応が違うんです。説明しにくいのですが、他人事感がすごく返ってきます。

もしかしたら「多発性骨髄腫」という病名についてきていない可能性もあるのかとも思いました。これは、そう書いていないだけで、「ガン」です。骨髄は骨の中にあって、造血機能があります。ここの形質細胞に異常がおきて、血液の悪性腫瘍となるものです。

こういうことが、被曝を懸念し、調査もし、講演活動も一定程度されていた(名前で検索すれば分かるレベル)、汚染に関しての専門家が、ついには傷ついて、病の床にあるほどなんです。でも、この話が、そこまでシビアであることの実感が、皆さんに伝わっている気が、僕にはしないのです。

一体、何を読んでいるのか。

というか、本文をほんとに読んでいるのか。

どこまで分かりやすく書かないと、僕が書いている意味が伝わらないのか。

こんなことをずっと考えています。分かりやすく書くのが、いつもよい訳はありませんし。

そして、きょう書くのは、NHKがきのう伝えたニュースの話です。このニュースを、実は耳で聞いていて、僕はおかしいと違和感を持ちました。其のことを、昨日から複数回、FBに書いていても、その違和感が伝わっていません。反応がずれています。このずれ方は、僕には致命傷に見えています。何が致命傷かというと、そのニュースが流すテーマが、そもそも被曝を懸念する皆さんには、許しがたいモノであって、その許し難いという感情が吹き上がっていて、このニュースそのものの中にある、ちょっとしたおかしな文言を見落としているのです。僕はそのニュースを聞いた瞬間に違和感を感じて、だから書いているのですが(テーマ自体が気に入らないだけで書こうなんて思いません)、これを事細かには説明していませんが、複数回提示したら、気がつくだろうと思って、書いていますが、きちんと気づいた反応がありません。

だから気がついていないのだと思います。

本当に危惧しますが、いくらこちらがいろいろ考えて、示唆するように促して、一定程度書いても、伝わっていないと言う事です。あからさまに、ここがこうで、これがまずいという流れで、明示しない限り、伝わらない場合が多いことを圧倒的に想定しないとならないと言う事です。これはまずいと思っています。なぜなら、きちんと思考して考えている人が、読んでいる人の中で、少ないと言う事がはっきりしているように思えるからです。少なくとも、文脈や文意というものを正確に読み取る作業を、皆さんがこのブログなどを読んでいて、適切に行っていない可能性を、もっと深刻に僕は考えるべきという状況です。賛同にせよ、反対にせよ、読めていないところで、成立するのかという気がします。批評などは、更にです。


これはNHK政治部の特ダネです。ニュースでの扱いも大きいです。まず内容をきちんと読んでください。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130912/k10014473751000.html
五輪向け東京を特区に規制緩和
9月12日 7時18分

五輪向け東京を特区に規制緩和
政府の経済財政諮問会議の民間議員は、2020年に東京で開かれるオリンピックとパラリンピックをアベノミクスの「第4の矢」と位置づけ、東京を特区に指定し、大胆な規制緩和を進めることなどを求める提言をまとめ、13日の会議で示すことにしています。

政府の経済財政諮問会議の民間議員を務める東京大学大学院の伊藤元重教授ら4人の民間議員は、2020年に東京で開かれるオリンピックとパラリンピックを安倍政権の経済政策・アベノミクスの「第4の矢」と位置づけた提言をまとめました。
提言では、政府が創設を目指す「国家戦略特区」に東京を速やかに指定し、今後3年から4年をめどに、医療や教育、それに都市計画などの分野で大胆な規制緩和を進めるよう求めています。
さらに、外国人からの要望が多い、無料で使える無線LANの整備や両替やクレジットカード決済の利便性の向上を図るほか、ビザの発給条件を緩和してアジアからの観光客を拡大すべきだとしています。また、競技施設をはじめ、首都高速道路の改修など、インフラの整備にあたっては、財政負担をできるだけ少なくするため、公共施設の建設や運営を民間企業が行う「PFI」と呼ばれる手法を最大限活用することを提案しています。民間議員は、13日の経済財政諮問会議で、この提言を示すことにしています。

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何がおかしいのかわかりますか。

この記事を読むと、「特区にしなくてもできることはたくさんある」「アメリカの手先」「TPPの先駆け」「関連業界だけが潤う」というような、このことを許せないという感情ばかりが、みなさんの反応を見ていると噴き出しました。

僕はそんなことを言いたい為に、この記事を書いているのではありません。

そんなことは、それぞれの反応の是非はともかく、ある意味タイトルだけの反応で、そんなことの為に言うべき話は何もありません。

だって、これは、そもそも東京五輪の為に、東京を規制緩和の特区にするという提言のニュースですから。そんな是非は、あえて言う必要もありません。

わかりませんか。

この記事は、記事の中に違和感のある話が紛れ込んでいるから、ニュースを耳で聞いた時におかしいと思って、僕は確認作業をしました。それで、スクープ記事として、NHK政治部が出稿して、朝からずっと放送していたニュースとわかりました。その違和感のある個所について、記者やデスクが意識的にどこまで考えて出稿したのかは、わかりません。その違和感のある個所に関しての、文言が少なく、僕がデスクだったら、そこの話に拘って出稿するなら、必ずデスクとして、文言の注釈を何か書き添える部分が、書き添えられていません。だから、そこの部分に関しての拘りというよりも、1日早く提言内容の骨子が分かったから、スクープとして出したニュースなのだろうとおおざっぱには思います。それでも、NHKの画面を確認すればわかりますが、このニュースで、僕が感じている違和感の大元になっている文言も、スーパーとして表示されています。


まだ分かりませんか?

「東京五輪を日本の経済浮揚の契機とする目的⇒東京を『国家戦略特区』で規制緩和」という趣旨のニュースが、嫌なことはよくわかりますが、こんな話は、東京五輪決定の時点で、方向性としては想定内です。五輪特需が目的で、開催するのですから、放射能汚染を無視して、そもそも踏み込む話ですから。

でも、普通に考えて、特区を設けるまで言うのは、オリンピックを直接開催することによって、経済メリットを最大化するために言い出す話で、まず真っ先に上がるのは、都市計画や設備投資に関しての、規制措置を緩めるという話の筈です。だって、ハコモノを東京に作るために、大都市をさらにいじって、東京五輪対応にするために、規制緩和するのが本質というか、最優先事項の筈ですから。

しかし、このニュースで伝えている話の、まず最初にあがっていることは違います。

「医療などの分野で大胆な規制緩和」です。


もう一度確認します。東京五輪というお題目で、東京が規制緩和の特区になるというNHKのスクープニュースで、その規制緩和として、まずあがっているのは、医療です。

東京五輪という名の下に、なぜ医療が真っ先にあがってくるのか。

同日の、他のニュースでも、「医師不足」という話から、看護師の役割を増やすための規制緩和という話も伝わっています。

なぜ、東京での7年後に向けた作業の中核に、まず医療という文言が入ってくるのか。

どうして、東京特区として、まず医療の規制緩和と言うのか。

ニュース不信、マスコミ不信はわかりますが、マスコミは何にも伝えていない訳ではありませんし、おきている事象を丁寧に辿れば、おのずとわかることがあります。このニュースにも。

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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

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時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
   *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

 

前売り/1500円  当日/1700円
*札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、
 下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで
 清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com

 ★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』

 


 

【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

 

『放射能健康被害の現状と対策』

 

14:00~16:00
会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)
資料代:500円 
※事前申込必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658

 


 

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【バンダジェフスキー博士講演DVDに関しての注意】

 

7月中に申し込まれた皆さんには、こちらから入金内容を記したメールはすでに送信しております。 

 

しかし、まず5%の方には、メールが届いておりません。 

 

こちらに頂いているメールアドレスを間違えているか、受信設定の為と思われます。 

 

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一昨日より、8月に申し込まれた方も、順次送信しています。同じくご確認をお願いします。

 

受信された方から、入金頂ければ、順次発送しています。

 

 なお、何かお問い合わせのある方やメールが見当たらない方などは、バンダジェフスキー博士の2013講演ホームページより、お問い合わせ下さい。⇒⇒⇒

 

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  健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 

 

  報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp         

 

    事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

 

   「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。被曝から2年半が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は危険です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。早く移住してください。」

 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。


 

 



 


「私も甘く見ていた。こんなに分かりやすい放射能の影響はない。」多発性骨髄腫を発症した汚染調査専門家。

2013-09-12 14:59:45 | 福島第一原発と放射能

 放射能をどう考えるのか、放射能とどう向き合うのか。僕は同じことを繰り返し考えます。これは、当初から、感覚は同じなのですが、「放射能に人間は勝てない」というテーゼです。僕は放射能に対抗しようと思ったり、放射能を克服できると思ったり、何か抜本解決策があると思ったことは一度もありません。このことに関しての確信は最初から根強く持っていて、それが時間の進行とともに消えるどころか、日々、強まるだけしか僕の中ではありません。僕は確かに他の一般の方よりも、こうした危機意識に関しては、元々高い方だとは思いますが、それは適切な対応策を適切に取るというレベルの話でしかなく、こんなことは、僕の中では自明の話で、その自明の話を認識するまでに、他人がどうしてここまで時間がかかるのか、時間がかかってもどうしても認識しないのか、実は皆目見当が尽きません。放射性物質による汚染に関して、首都圏の土壌調査などを行ったことで、西ヨーロッパの都市部よりもあきらかに酷い汚染が、東京の都市部に蔓延していることが分かると、2011年春に「東京は無理かも。」と思っていた感覚が、2011年初夏に「東京は無理。」と強まっただけで、当初の懸念が、さらに確実になっていく感覚しかありません。

 こういう僕からすると、世の中の大半の人たちが、現在に至るまで、緩い意識で生きていることも、違和感しかないのですが、そればかりでなく、原発に反対する人やチェルノブイリに医師として応援に向かったという人が、被曝を軽視する感覚は、根幹から理解できないものがあります。

 さらに、汚染地でしかない東京で反対活動やデモ活動をしている人たちが、結局大きくみえる命題の闘いに意識を囚われていて、給食や学校の最低限の防御、食の安全基準などの現場で闘うことも実質放棄され、「福島を救え」の合言葉の下に、自分や自分の子どもの命を優先していない状態を見ると、「逃げる他に、本質的な回避策はないのに」と思うだけです。

 そもそも、汚染地でいる時点で、あなたたちは日々追い詰められているのが、現実ですから。

 僕は臆病者なので、臆病者として、あたりまえのことを考えて、皆さんに伝えているだけです。別に勇気があると言い張る方は、人生で何をされても構いません。しかし、結果は、その人本人に返るだけです。ただし、被曝のことを懸念しているという方たちの中にも、こうした意識が薄い方はいらっしゃいます。そして、被曝に関して、専門家と言われる人達の中にも、残念ですが、そういう方がいらっしゃいます。

 この話は、被曝に関して懸念を表明されていて、汚染調査などに、福島県内には、数回、さらに他県で高濃度の汚染があると考えられるエリアの調査には、一定数以上行われている、汚染調査の専門家の方の話です。放射能よりも、他分野でこうしたことをされていた方だと思いますし、お名前も被曝関連のことを考えている人たちの間では認識のある方です。この方が、懸念して、調査し、それに基づいて、各地で数十回講演もされていて、その内容は現地の皆さんにとって、大変な助けになったと聞いています。そういう認識を持っている筈で、なおかつ汚染調査(放射能対象ではもともとない)の専門家という彼が、今、どのような身体症状がおきていて、どのような体調に現在あるのかという報告が届きました。この話は、僕も他のところから、まず伺っていて、二重三重に聞こえてきています。

 このことを書くのは、大変に酷な話ではあります。内部被曝に認識があって、汚染を懸念する専門家でも、こうしたことがおきている現実。とりあえず、お読みください。

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ブログなどいつも大変参考にさせていただいております。

ありがとうございます。

今回、ある方のご病気の話が届きました。
私自身も面識もある方で、できましたら直接お会いしに行きたいのですが、今は事情が適わない状況です。なので、ご本人に確認を取っていないのですが、その方のおっしゃっていることの重要性を考え、木下様にメールさせていただきました。

その方は3,11以降放射能汚染を懸念しての講演会を各地で数十回程度は行っている専門家の方です。

福島にも正確にはわかりませんが確か両手に収まる程度の回数は調査に行っておられ、他、中・高線量地域にも調査に行っておられました。
また、低線量地域も調査して回ってくださっており、我が家の雨どい下なども調査してくださいましたが、その際の測定の様子(線量のあるところからは一定距離離れてはいるが、座り込む、など)から、他地域と比べて低いとはいえ、少し健康に影響はないか心配ではありました。しかし、汚染を懸念しているからこそ調査をしてくださっている方であり、ご自身の調査結果からも、中程度汚染地域から当地に疎開中であった私に「戻らないほうがいい」とご助言くださったような方です。

震災の年の秋ごろに、体調の不調の話はご本人からぽつぽつ既にお聞きしていました。
ですが、大きくはない症状のいくつかではあり、各地からの依頼もあり調査を続けてくださっていること、合間に講演会なども引き受けてくださっているご多忙の中でしたので、お疲れもかなりだろうと「どうかご自愛ください」と伝えるにとどまっておりました。

昨年お会いしたときには少し前に体調が悪化し入院したとおっしゃっていました。

今年に入って春ごろ、体調があまりよくないことを聞き始めていましたが、
今夏、「体調が、かなりよくないらしい」と聞きました。


病名は、「多発性骨髄腫」だそうです。
そして「こんなにわかりやすい放射能の影響はない」「私も甘く見ていた」とご本人がおっしゃっていると聞きました。

上記のように放射能の影響を懸念しているからこそ調査に向かってくださっている方で、汚染について言葉を濁さず、そう伝え続けてきてくださっている方の言葉です。
給食や地表の汚染、子どもたちを心配する母たちに「常に全体を見る」ようにアドバイスを下さり続けている方の言葉です。
この放射能のことも、大きな枠組みの中で捉えていかなければならないと常におっしゃっている方の言葉です。
311以前も以降も、いつでも困っている人のためにかけつけてくれる方の言葉です。


この言葉を受け止めなければならないと思います。
お元気になってほしいと心から祈っています。

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  健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 

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  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。 

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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

18時開場 18時30分開演・終了21時

場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席
    旭川市5条通り4丁目  
  ★施設の有料駐車場あり

前売り/1000円  当日/1200円
*旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、
 住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、
 当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp


【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席
   札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 
   *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)
  
時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
   *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

前売り/1500円  当日/1700円
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 清算いただけます。

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★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』


【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

『放射能健康被害の現状と対策』

14:00~16:00
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【バンダジェフスキー博士講演DVDに関しての注意】

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一昨日より、8月に申し込まれた方も、順次送信しています。同じくご確認をお願いします。

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福島第一原発事故より2年半が経過、僕のブログの閲覧数が5000万PVについて。

2013-09-11 12:12:12 | 福島第一原発と放射能

  きょうで福島第一原発事故から、2年半が経過しました。同時多発テロからも12年になります。合掌。

  僕のブログは9/10の閲覧数は46,612PVでした。これまでのPVの総計は、49,954,122PVですから、あわせて50,000,734PVになりました。5000万PVを超えました。福島第一原発事故からきょうで2年半が経過し、更に状況は深刻化している為、皆さんの関心は強いままと思います。まだ過酷な日々が続くと思いますが、宜しくお願いします。

 なお、このブログの開設は、当初は2007年10月2日に遡ります。福島第一原発事故までは、「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」のブログでした(勿論その時から、僕がずっと書いています)。今日まで、およそ6年の月日が経過したことになります。

 インターネットという空間の中で、こうした個人の記述を読み続けて頂いてる方たちが、これだけ多数続いていることは、本当に稀有な事だと思いますし、僕の記述というよりも、その記述をきっかけとして、いろんな皆さんの行動が始まっていることは、とても大きく有意義な話と感じています。なんというか、いろんな皆さんの現実に、このブログが刺激となっていると言う事は、著述を書いている人間として、いつも身が引き締まる思いを強くしています。

 僕自身、インターネットというものにどうかかわるのか、また「ブログ」というものはこういうものだと、インターネット関係者で、最初に日本にブログのシステムを持ち込んできた知り合いなどから、話で聞かされていても、なかなかイメージがつかめなかったことを思い出します。その時に、彼は、「ジャーナリズムの役割が変わる。相互に、有益な情報が交錯して、より意味があるものが生まれる。既存のマスコミとは異なる形に。」ということを散々力説されていました。既存のマスコミの一員であった僕には、いまひとつ意味はつかめませんでしたし、このブログを始めてみて、長井健司さんの署名活動を行った時にも、やはり力は限定的だなと、実感していたこともありました。

 しかし、今回の原発事故と、その後の日本の道程を見ていると、このブログという形態にしか、僕個人としての突破口がほとんどなかったことも間違いありません。既存のメディアの感覚と、僕の感覚の乖離は如何ともし難いものがあり、これ以外の表現形態をとった場合に、果たして適切なことができたのか、実は良くわからない部分が大きいです。

 この事故が起こるまで、自分が大手メディアの中で、そのメディア内部のいろんな問題は日夜感じていましたが、それは「能力」「ジャーナリズム」「意志」の欠落が大きいと認識していて、こんなことは日本のマスコミはどこも同工異曲で、拘っても意味がないし、あきらめて生きていく以外に、特にすることもないというのが、「大人」なのだろうと思っていました。

 東京に切迫する具体的な問題がおきなければ、僕は諦めて一生を過ごしたと思います。

 しかし、今回の福島第一原発事故がおきて、其のことに対してのマスコミ対応が適切になされず、下手をしたら、自分の生存も危うい事態になっていても、何の行動をしない人々と、そういうことがどうしても嫌な僕との感覚のずれは切迫する形で、2011年3月に押し寄せてきました。特に3/12の爆発以降、僕の中には自問自答しかありませんでした。「これでよいのか」と。

 ただ、最初は、ずっと、自分は本来はマスコミ組織の一員で、その一員として、組織で表現ができなかった以上、責任をとって筆を折り、蟄居すべきではないのかということを相当考えました。僕個人としては、こうした表現で世に出ようという感覚よりも、むしろ厭世的な感覚の方があまりにも強いため、何もかもが嫌になっていたというのが本音でした。これは、今も本質的には、あんまり変わりません。

 けれども、当時、とにかく筆を執ったのは、初期の爆発などの危険性に関して、十分に分っていない方も多数いたこともあり、少しでも多くの人に、僕個人の拙い手法であっても、やはり伝えるべきではないのかという気持ちもありました。更に、自分のおこなった行動に関して、いちいち周りに説明するのも物理的な事情や社会的な事情で制約が大きかったため、この手段しかなかったという状況もございました。

 また、その時期に、貴女が、「ブログに書いて、木下さんはこの原発事故の情報発信を絶対にすべきだと思う。」と強く僕に言ったことも、心の支えになったことは、間違いありません。

 僕という人間は、相当意固地な人間で、今でも日本のほとんどのマスコミ、著述家、専門家などに対して、違和感しか感じていませんし、この人達ともう一度、自分が仕事をできるのかというポイントについて、大きな疑問しかありません。2020東京五輪への渦を見ていても、僕には「狂気」としか見えていません。

 こういう場合に、真に狂っているのが、大勢なのか、僕個人なのかのは、根源的な判別は難しいかもしれません。しかし、向こう側が、体制として機能している以上、その体制に適応できない僕が「おかしい」とされるのが、「世の中」とか「社会」というものの機能だと強く感じています。

 こうした日本という在り様の中で、ある意味「おかしい」僕のブログを読み続けて頂いてる方たちが、ここまで一定数いることが、継続し続けられているポイントと認識しています。現況の社会情勢では「非国民」という精神的立ち位置にいる僕の記述が、どうして一定数の方には受け入れられるのか。それが、実は、今この社会がどうしようもない陥穽にはまっている状態の映し絵なのだろうと、僕は思っています。

 絶望以外のフレーズは、僕の中にはありませんが、それでも自分の流れていく方向に、そのまま、動いていくだろうとは思います。自分が仕掛けているよりも、流れの中で、そのまま動いている感覚なのだろうと思いますから。

  とにかく、何も気を緩めることもできないのですが、当面は、宜しく御願い致します。


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場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席

 

    旭川市5条通り4丁目  
  ★施設の有料駐車場あり

 

 

 

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時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
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2013-09-10 14:01:47 | 福島第一原発と放射能

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ドコモ携帯情報のビックデータ化販売計画に僕らが対抗する方法。放射能戦時下で緊迫する情報防衛。

2013-09-10 12:51:06 | 福島第一原発と放射能

 放射能戦時下という認識が僕には切々とあります。

 特殊な戦争です。今は、とくに目に見えにくい、しかし、情報と意識下においては、緊迫する闘いがさらにこれから始まります。放射性物質が可視化しにくいという意味のみならず、これは心理戦の様相が強いだけに、この闘いを初期段階で可視化することはとても困難を極めます。

 しかし、2020東京五輪が現実化する流れが始まりましたので、この動きは、徐々に具現化してきます。

 こういう場合に大切なのは、実は自分のさまざま情報を、極力自分のコントロール下に置けるのかどうかです。戦時下において、放射能防御をすすめるためには、貴女の情報防衛が必須なのです。

 勿論、個人情報保護法とか、どこかの誰かに守ってもらうというような話ではありません。自分で自分の情報をどこまで守れるのか、いろんな形でトライアルが必要となります。この際に、最も大きなポイントの一つが、携帯電話という装置です。この装置は、インターネットという情報のネットワークへのアクセスツールとして、最も大事な基盤となっています。また、物理的な距離のある人間との、通話・連絡手段としても有効です。しかも、基地局という存在によって、一人一人がどこから発信して、どこに繋がっているのか、その個人の物理的な移動から、ネットワーク全般まですべてをあからさまにすることができます。これは、21世紀の人間にとって、最も根幹の情報を握っているツールとなっていることは間違いありません。

 今は、放射能防御を主にするという様相が強い戦時下です。あくまで戦時下です。その戦時下に、相手側が一番大切な事と考えるのは、あらゆる意味で、こちらの情報を統御したいという欲望の具現化です。

 この流れで、一昨日、放送されたNHKスペシャルで、「福島の桃」という単語が、ネット、特にツイッターの中で、どういうふうに使われているのかをビックデータとして解析し、"風評被害"を払しょくするために使っているという放送内容は大変に参考になりました。一つ一つの個人情報が小さくても、それが巨大化した場合には、違う意味を有する事は、大変に大きい話と言う事です。そうすると、放射能戦時下において、放射能防御を考える僕らにとって、こうしたビックデータの収集に関しても、あらゆる観点から要注意と考えなくてはなりません。

 さて、そのビックデータとして、最も優れた収集ツールであるのは、当然、最大多数が参加し、基地局が最も多い、ドコモの携帯からの情報になります。この情報量の多さ、多様さ、質の深さは、他の比較にならないと考えます。そのドコモが、企業や組織に、あなたの個人情報を、特定できない形(ビックデータ)として売ろうとしているそうです。モバイル空間統計とか言って抽象化していますが。勿論、因子のうちの一つとして、殆どの場合は扱うでしょうが、特殊条件下においては、実は特定される可能性は、完全に否定できません。また、そうした情報に組み込まれることで、貴女が賛同しない企業や組織にメリットをもたらす情報の一部として、貴女の情報が組み込まれる可能性はあります。その場合、こちらにわかるわからないに関わらず、ある種のデメリットをもたらす可能性は否定できません。ドコモには、金銭的なメリットがありますが、情報提供に関して、僕らのメリットは特にありません。こういうことは、拒否するのが原則です。戦時下ですから。

 これへ対応する方法は、実は単純です。

 ドコモ携帯から151にダイヤルして(通話料無料)、オペレーターと会話して、私の個人情報を、ビックデータとしての販売対象から外してと連絡をして下さい。先方は「モバイル空間統計」などという意味不明の単語で誤魔化すことも十分に想定されますが、怯まずに拒否して下さい。

 携帯電話は契約して使っているもので、こちらは購入者で消費者です。その立場から、携帯電話の位置情報などを、ビックデータとして第3者へ提供することについて、携帯会社にNGを告げておく重要性は、その類の情報を携帯会社が無責任に特定したり、おかしなことをしたら、こちらは対抗措置を取ることを明確化しておく立場を示すということです。そういう消費者であることを、契約相手の携帯電話会社に告げておくことで、間違いなく相手にプレッシャーをかけておけるからです。そうでないと、携帯からの個人情報の漏えいは、いろんな事でさらに容易になる可能性が実は否定できないからです。

 携帯電話情報というのは、一時期は、その契約情報が、一定金額で簡単に買える時代もありました。一万円とか数万円の金額で、電話番号から住所特定は容易だった時期もあります。この時には、この会社ならアクセスできるとか、この会社は無理とかいう話もありました。結局、情報を握っている方が、やろうと思えば何でもできるのは、間違いありません。しかし、それを唯々諾々と受け入れるのと、こちらの意思表示を示し、NOならNOと言うのとは、根幹から異なります。

 今回のあなたがどこから電話をかけているとかいう類の情報は、貴女の移動の自由、物理的自由に依拠する中身であって、それを携帯電話会社がデフォルトで、第三者に販売しようとしていることは、そのデータが特定化不能という先方説明があっても、本来、積極的に肯定すべき類の話ではありません。こちらから、拒絶をつたえないとならない構造になっていることやその時間をかけるコストが必要なことは本来はおかしい気もしますが、少なくとも通話無料の151に電話すれば拒否はできます。他の携帯会社などよりも、多分ドコモの方が、こうした対応が可能なだけ、会社としては随分ましと思います。

 統計化しているといっても、あなたの位置情報が含まれた情報提供を肯定化すると、今度は、別の流れであなたの位置情報が特定化され、特定の相手(こちらが関知できない相手)にのみ、ダダ漏れていく可能性が高まるとしか僕には思えません。

 貴女は、貴女の情報を積極的に防御すべきだと考えます。それは、放射能防御の戦時下において、とても大切なことなのです。

情報防衛の意識が、貴女の未来を変える可能性を、僕は感じています。


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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

18時開場 18時30分開演・終了21時

場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席

    旭川市5条通り4丁目  
  ★施設の有料駐車場あり

 

前売り/1000円  当日/1200円
*旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、
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 当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

 

予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp

 

【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

 

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席
   札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 
   *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)
  
時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
   *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

 

前売り/1500円  当日/1700円
*札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、
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★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』

  

【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

 

『放射能健康被害の現状と対策』

 

14:00~16:00
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http://www.ippnw.de/startseite/artikel/3f26764b8c/schilddruesenkrebs-in-fukushima-er.html
IPPNWドイツ支部プレス・インフォーメーション


フクシマにおける甲状腺癌ー原子力大惨事の最初の可視的インパクトか?
( 日本語訳:グローガー理恵氏)

2013年 9月 3日
IPPNWは、損壊されたフクシマ原子炉で放射線被爆線量が激烈に上昇したことを、多大な懸念をもって
見守っている。
また、健康被害を顧慮してみても警報解除への根拠がないのである。

それどころか: IPPNWは、福島県の18歳未満の子供たちにおける甲状腺癌罹患数の愕然とさせられるような増加に、「今後何年かの間に、異例の甲状腺癌罹患数の増加が期待されるもの」として、危惧感を高めている。原子力災害が始まってから2年半後、甲状腺癌罹患数が18件に増えた。更に、癌の疑いがあると見られる25人の子供(18歳未満 )たちは、これまでのところ未だ(摘出)手術を受けていない状況である。
未だにフクシマにおける実際の甲状腺ガン罹患数に関しての、はっきりとした全体像はない。現在までの時点で、福島県では計192,886人の子供たちを対象にした甲状腺癌検診が行われた。医師たちは、超音波検査で、(検診を受けた子供たちの )およそ44%に疑わしい甲状腺の異常を発見した。

福島県内にある他の隔たった市町村からの100,000人以上の子供たちは、未だに、最初の一次検査を待っている状態である。疑わしい甲状腺異常が発見された1,280人の子供たちが再び二次検査へと出頭されたが、これまでのところ、その内の655人は未だに二次検査を受けていない。
ここで特に憂慮すべきことは、郡山における状況である。:  郡山では、最初の一次検査で疑わしい甲状腺異常が検出された442人の子供達が二次検査へ出頭となった。しかしながら、今迄のところ、これら442人の子供達の内、ただの5人だけが二次検査を終了したのみである。そして、これら5人の内2人が悪性の甲状腺ガンに罹患していることが確定された。原発事故後、日本政府は役所にヨー素剤を配布するようにとの指図をすることを怠った。
IPPNWは、フクシマにおける甲状腺ガンの高い罹患率を、所謂「スクリーニング効果」のせいであるとする日本の科学者たちの分析に対して異議を申し立てる。そのような(スクリーニング)効果 とは、集団スクリーニングによって発見された罹患の率が、一般住民における(病気の)症状を通して普通は明らかになる罹患率よりも高い場合のことを謂うのである。
IPPNWは、フクシマにおいて、チェルノブイリ最大想定事故後のように、多年にわたって、継続的に甲状腺ガン罹病率が増えていく可能性が強いと、みなしている。
「甲状腺ガンに罹った子供達は、甲状腺が全摘出されなければならない複雑な手術を受けなければならない。更に、摘出手術を受けた子供達は、定期的に血液検査を受ける方法によって正確に調整された甲状腺ホルモン剤を一生、服用していかなければならない。ま た、そればかりではなく、甲状腺ガンが再発するケースは稀でないため、アフターケア検診を定期的
に受けなければならなくなる。」と、小児科医であるアレックス・ローゼン博士(IPPNW)は説明する。
甲状腺ガンに対する良い治療選択はあるにもかかわらず、甲状腺ガンを患った子供を持つ家族にとっては、苦しい、運命の打撃となってしまうのである。
更に、甲状腺ガンだけが放射線被爆によってもたらせられる健康被害ではない。それ以外にも、白血病、固形腫瘍、他種のガン、免疫システムの低下、妊娠合併症、先天性奇形、流産が、フクシマにおいて発生するものと予測されている。それ故に、緊急に、日本における健康調査範囲を他の人口グループや、(放射線被爆によって誘発される )他の罹病可能性ある疾
病検査に拡大していかなければならない。


以上


 



地下水から3,200Bq検出状況でも、全員不起訴となる福島第一原発事故。大阪ガレキ焼却は先週土曜終了。

2013-09-09 20:46:33 | 福島第一原発と放射能

 井戸の地下水から、3200Bq/L、ストロンチウムなどβ線を出す放射性物質が検出されているような状況でも、福島第一原発事故の責任を誰も負わないことが、発表されました。検察審査会に不起訴不当の申し出は為されますが、結局日本の治安当局は、国民の健康よりも為政者の立場に近いスタンスとなり、同じ官僚仲間の擁護、事実上の国策企業の保護を優先することがはっきりしました。こうした判断を検察がおこなうことが確定してくると、そういう治安当局が、さらにそうした立場をこれから鮮明化することは、ほぼ間違いありません。つまり、こうした勢力に抗うことをしようとする人々や組織は、弾圧される状態に徐々になるであろうことは間違いありません。最初はソフトに、最終的には暴力的な弾圧になります。

 

 今は戦時下であることを忘れないで下さい、非国民の皆さん。

 

 大阪のガレキ焼却が、先週土曜日に終了していたことが分かりました。

 実は健康被害というのは焼却が終わってから明るみに出ることもあります。終わってから、本当に、健康状態に異常がないのかを確認する作業は必要です。

 考えすぎかもしれませんが、近接の数キロ圏内で、焼却の煙を吸い続ける可能性が高いエリアの方たちは、血液検査を今の時点でおこなうことをすすめます。通常の血液検査に、血液像の確認=白血球の分画を確認して、東京のお子さんで起きているような好中球減少傾向があるのかどうといった確認もした方がよいと僕は思います。

健康被害報告は⇒大阪おかんの会のブログ

 多くの不当な逮捕者を出して、必要のないガレキ受入れと焼却を大阪市でおこなった橋下市長に対しては、僕たちは許せないものがあります。「放射能防御プロジェクト近畿」では、ガレキ焼却に直接的にはおそらく最後となる要望書を作成しました。下記になります。


大阪市への要望書については、賛同団体を募集します。

 

こちらのメールアドレス⇒rdp_kinki@yahoo.co.jpに、 団体名、②所在都道府県名、③代表者名 を書いて送ってください。9月12日(木)必着です。

なお、賛同団体名は、環境局のHPには記載されず、職員他、関係者内で閲覧されます。

 

よろしくお願いします

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                                                 被災地のがれき受け入れ終了に際しての要望書

 

大阪市長 橋下徹殿
大阪市環境局施設管理課 課長              2013910

                                                                                                                                    放射能から子どもを守る会みのお

                                                                                                                                   大阪府下瓦礫焼却を心配する親の会

子どもを笑顔に!大阪市被爆0の会

放射能防御プロジェクト近畿

 【要望趣旨】

 大阪市では、市民4人の逮捕者を出しながら、医師や環境の専門家の反対まで押し切って進め、20132月から始まったがれきの受け入れが、今月(同年9月)でようやく終わります。当初、来年20143月まで36千トン受け入れ予定だったのが、2013717日には、6割減の15,500トンで前倒しして終息すると発表されました。終息の理由は、20136月の「再調査」によって、がれきが少なくなって広域処理の必要がなくなったため、ということです。

 けれども、受け入れ前年の2012525日には、すでに、現地のがれき処理が進み、総量も岩手県と宮城県の両県で2,045万トンから1,679万トンへと3割減の366万トン下方修正され、同年629日には、細野環境大臣より広域処理終息宣言が出され、同年1220日には、同じく岩手県のがれきを受け入れていた埼玉県では、1万1,300トンから10分の1以下の1,065トンで受け入れを終了し、その時点で、遠方である大阪に、翌20132月により36千トンも受け入れる妥当性はなかったはずです。それなのになぜ、実施しなくてはいけなかったのか、その不可解さは、橋下市長の政治的パフォーマンスや利権の関与を疑われるほどです。

 広域処理は、大々的な「絆」キャンペーンの下に、がれきを受け入れることは、被災地の復興に繋がると、環境省の旗振りで始められました。がれきの処理に復興予算として1兆円が組まれました。遠隔地で処理をすれば被災地周辺で処理するよりも、少なくとも輸送費の分、余計にかかります。輸送費だけで大阪は48億円の予算になりました。さらに被災とはなんの関係のない受け入れ自治体の焼却施設整備の補助金までついてくるので、これは復興資金の流用にほかなりません。広域処理は、被災地の復興に役立たないばかりか、税金を無駄使いし、被災地の復興の足を引っ張る、キャンペーンとは真逆の内容である、ということは、当初から市民やジャーナリストに指摘されていたことで、北九州市や大阪市では訴訟まで起こっています。

 大阪市会では、2012727日には国宛ての「放射性物質など有害物質を含んだ可燃性災害廃棄物処理に対する意見書」が超党派による賛成により可決され、同年1120日には「東日本大震災の廃棄物焼却等による環境保持に関する条例案」が自民党から提案され、付帯決議を持って可決されています。市民からの陳情書をごみ箱に捨てるという維新の市議の不祥事がありながらも、しかしながら、市民の声を反映したこうした議会の動きをないがしろにして、橋下市長と環境局は、勇み足でがれき受け入れを進めていきました。

 また、がれき中の放射性物質を99.9パーセント除去できるとふれこみのバグフィルターについても、放射性物質の測定と証拠保全を求める市民の声を無視し、舞洲工場の一般炉で焼却してしまいました。メンテナンスも含め、その処置が正しかったかどうか再検討が必要です。橋下市長と環境局は、市民の疑問について何一つ答えられず、橋下市長は、住民説明会で「反対の意見を聞いて変えることはない。」などと発言し、最初から焼却ありきの姿勢を見せました。放射性物質は、環境中で分解が困難なこと、放射性物質の体内取り込みによる重大な危険性や、汚染物を燃やすには大阪の風向きと地理的に不向きであることなど、市民からの指摘をひとつも検討せずに、実施に踏み切りました。ここに、橋下市長と環境局は、責任の所在があります。

   天皇陛下は、去年の1224日の誕生日の会見で、「被災地の復興には、放射能汚染の除去や、人体に有害な影響を与える石綿が含まれるがれきの撤去など、危険と向き合った作業が行われなければならず、作業に携わる人々の健康が心配です。」と述べられ、当時の平野達男復興相と、被災地のがれきに含まれる石綿(アスベスト)を話題にし、陛下は、石綿は放射能のように機械で測定できないことを挙げ、「(処理は)なかなか難しいんじゃないですか。」「年をとってから携わった人が後悔しないよう、気をつけないといけませんね。」と述べられました。このような天皇陛下のお言葉が端的に示しているように、市民は、がれきの処理が適切でない場合の健康被害を心配しているのです。被災地では、広域処理を行うために生じた細かい分別作業によって、放射性物質やアスベストなどの毒物の曝露を作業者に強いることになりました。汚染物質は拡散せないという環境の原則を破り、放射能で汚染された可燃物を大量に焼却し埋め立てをしたことにより、これからも長く、市民の不安が続きます。放射性セシウムは水溶性で、大阪湾に接した埋立地で長期に安全に管理することは困難です。なによりも、放射能はヒトとしての設計図である遺伝子を傷つけ、とりわけ増殖が盛んな子どもの細胞に影響するので、放射性物質を拡散させることは、命を冒涜することです。倫理的な面からも、行政が政策として行うべきことではありません。 

以上のように、妥当性のないがれき受け入れを強硬に行った橋下市長と環境局に対して、不信感は消えることはありません。

 【要望事項】

1.近畿の他府県では、危険性が不確定なものは回避するという、行政としての当たり前の判断をしましたが、大阪市はそれができませんでした。がれきの焼却や運搬、埋め立てによって、今後、舞洲工場や夢洲の周辺地域やその海域、焼却場の風下にあたる地域において、作業者や住民に健康被害の訴えが起こった場合、橋下市長と環境局は、責任を持って、調査や治療、補償について誠実に対応してください。

 2.がれきの受け入れは、当初の広域処理の目的を失ったまま、復興予算を無駄に使い、放射性物質などの汚染物を拡散させ、地元地域を汚染するという、全くの失策でした。市民の声に耳をかた向けようともせず、反対派を逮捕でひねりつぶし、強引に推し進めた橋下市長と環境局を許すことはできません。もう二度と、このようなこと愚かな政策を行わないでください。

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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

 


18時開場 18時30分開演・終了21時

 

場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席
    旭川市5条通り4丁目  
  ★施設の有料駐車場あり

 

前売り/1000円  当日/1200円
*旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、
 住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、
 当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

 

予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp

 


 

【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

 

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席
   札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 
   *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)
  
時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
   *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

 

前売り/1500円  当日/1700円
*札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、
 下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで
 清算いただけます。

 

予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com

 


★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』

 


 

【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

 

『放射能健康被害の現状と対策』

 

14:00~16:00
会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)
資料代:500円 
※事前申込必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658

 

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東京五輪開催決定、オリンピック景気暴走車で地獄へ直走る日本。五輪地獄で僕らが生き延びるリアル可能性。

2013-09-08 15:51:05 | 福島第一原発と放射能

 2020年東京五輪。汚染実態を徹底して隠ぺいすることが、さらに加速すると言う事です。特に東京で。ものすごい地獄が待ち構えています。しかも、本質的に逃げるべき場所など、おそらく僕らにはないということも、認識させられています。ある意味、日本政府がまともでないと同じく、世界もまともではありませんから。

 今回の結果は、衆議院選挙結果以上に、ある意味で日本と日本人の意識に大きな影響を与えることになると思います。偶然も作用して、大多数の日本人に対して、オリンピックというお墨付きを得たことが、とても大きいからです。流れで、この錦の御旗を得たことによって、他のことは些かも関係なく、東京が大丈夫という意識が確定します。放射能汚染の健康被害は出ないという宣言が、現実に達成されるかどうかではなく、達成されているという振る舞いを、今まで以上に強要される時間も、最低、7年間は続くと言う事です。東京では特に顕著になります。

  ここにはオリンピック景気という名の下に、全てがひれ伏す構図になることは、容易に想像ができます。それがどこまで実体化するのかとは、関係なく、そういうストーリーを欲している人々なのですから。お金というものの作用に抗える人間は、文明社会に本質的には1人もいないですから。

 勿論、IOCの委員たちが、放射能安全性を決める知見がある訳でもなく、オリンピックが東京に決まったから、東京が大丈夫というような理論は、論理的な整合性は、ほぼありません。しかし、この世界というのは、そうした論理的な整合性で動いているよりも、圧倒的に気分で動いているものです。その気分は、物凄く強い流れで、東京を肯定し、東京の安全を疑うなど微塵も存在しないという流れが、さらにさらに、加速する状況になります。無自覚に。これに対して、抗う術は、僕らには、ほぼないと思います。多分、レジスタンス的な発想をしていたら、今度は、完全に死滅させられる方向になりかねません。

 しかも、世界が僕らにまともに反応してくれるなどと考えたら、大間違いです。外の世界は、自分たちの都合で考えて対応するだけで、今回の東京五輪決定のプロセスを見ていても良くわかるように、本当に頼る縁が、ある状態ではありません。その時、その時の都合で、適当に対応する状態です。

 日本は、この流れがはっきりしたことで、旧ソ連の防御徹底し内に閉じこもるという選択とは、全く逆のロードを直走ることを決めたにすぎません。自覚的決定の部分もありますが、オリンピックという甘い毒薬が手に入ったため、その流れが自然と出来上がったと言う事です。そして、偶然もはたらき、自然と出来上がった時代の流れというものに、抗える人間など、まずいません。良くも悪くも歴史のうねりの中に放り込まれています。その自覚を持たないとなりません。そのことを意識していない我々が殺されることが、現実化する時代になるだろうと僕は思います。無自覚な流れほど怖いものはありません。

 非常に困難が多くなったと僕は感じています。更に非国民と烙印を押され続ける状態となるでしょうし、どこまで発言できるのかを見極めていかないと、難しい時代がはっきりと始まったと思っています。その中で、突破方法がなにかあるのか、今の段階で、僕には答えがありません。ただし、言えることは、7年もの月日は、今の時間の流れの中では、実質は相当な長期間になりますから、この流れが同じような流れとは限らないということです。流れが変わるだけの現実が、堰を切って出てくることがあれば、状況は混とんとしてきます。そして、そういうことは、実は時間経過とともに発生してくる可能性も高いのです。これは、人間がコントロールする話ではありません。

 隠蔽に抗えば勝てないですし、最後は殺されますが、否応なく噴き出すものは、人知を超えるものですから。そうした流れが出てきたときに、機を逃さないことがとても大切になります。そして、それまでは、自分や家族、大切な人と生き延びることしか、この話の本質はありません。

 僕らに頼るべきものはありませんし、「約束の地」もありません。己が出来る範囲内で、どうしたら生き延びられるのかを考えるしかありません。

 

貴女は、どうしますか。貴女は生き延びたいのでしょうか。


追記

僕はヒットラーのベルリンオリンピックを思い出しています。


「福島第一原発の状況はコントロール下にあって、東京にダメージを与えない」という嘘をつく安倍総理。

2013-09-08 00:36:30 | 福島第一原発と放射能

 「福島第一原発の状況はコントロール下にあって、東京にダメージを与えない」という安倍総理。

 嘘です。

 しかも、顔つきが猪瀬都知事よりもさらに酷いです。こんなものをまともに信じている人はいないと思います。僕は、東京に決まるかどうかは、水面下でお金をどれだけまいたのかしか、本質的なポイントはないと思います。

  質疑応答で次の質問が出ました。他にもこういう質問をされたい人がいたようです。

Q.「福島第一原発が東京に影響はないと言われますが、その根拠をうかがいたい。どうして安心できるのか。専門的技術的観点から総理に聞きたい」

安倍総理の答えは。

A.「結論から申し上げれば、全く問題ない。新聞のヘッドラインでなく、事実を見て下さい。汚染水の影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロの範囲内に完全にブロックされています。近海でモニタリングを行っていますが、水質は500分の1ぐらい。食品や水の安全基準は世界で最も厳しい。どの地域においても、その基準の100分の1。健康問題は、今までも現在も将来も問題ない。更に抜本解決のプログラムを、私が責任を持って決定して着手して行っている。私は被災地の少年に会った。被災地に支援で来た外国人のサッカー選手からもらったボールが彼の希望。福島の青空の下、サッカーボールを蹴っている子供たちがいる。彼らの未来に責任を持っている。」

 総理発言後の拍手まばら。通訳が「全く問題ない」と総理が言ったところで何か躊躇して、中断するアクシデントがありました。

 きょうのプレゼンテーションは、全世界へ向けてのプレゼンです。しかし、ただプレゼンすればよい訳ではありません。安倍総理には世界的な政治責任としての発言となります。この観点では、福島第一原発問題を完全に隠ぺいした発言に終始しました。僕は、世界的な感覚から見て、論外の発言だと思います。

 東京オリンピックの場所のプレゼンテーションを見ていると、思ったよりも、会場が都心部と沿岸部で行うみたいです。江戸川区や江東区も入ります。3000Bq/kg位は平気で汚染されている場所があります。こんな汚染地でオリンピックをおこなうのが、正気の沙汰とは全く思えません。さらに都知事の顔つきもおかしいです。

 テレビのインタビューで、福島第一原発問題については、「不安は払拭できた。一部に誤解はあったが。」とおっしゃる、安倍総理。

 しかしテレビでは、汚染問題をあれでIOCの人達が納得したのかな?という疑問を呈する専門家も。かなりぎりぎりの発言をしている状態でした。

 福島でサッカーボールを蹴っている環境に子供たちがいることで、実はどれだけ多くの健康被害が出るのかさえ、この安倍総理は気がついてもいません(少し頭があれば、福島でサッカーという単語を使わないと思います。これを止めるまともな官僚が1人もいなかったようです。溜息。)。

何のために、東京五輪が必要なのか。その本質が露呈したプレゼンテーションだったと僕は思います。


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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】


18時開場 18時30分開演・終了21時

場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席
    旭川市5条通り4丁目  
  ★施設の有料駐車場あり

前売り/1000円  当日/1200円
*旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、
 住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、
 当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp


【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席
   札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 
   *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)
  
時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
   *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

前売り/1500円  当日/1700円
*札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、
 下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで
 清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com


★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』


【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

『放射能健康被害の現状と対策』

14:00~16:00
会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)
資料代:500円 
※事前申込必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658

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何故、汚染地・東京のオリンピック開催に拘ることが日本の国是にまでなっているのか。明日Nスペは要注意!

2013-09-07 18:20:51 | 福島第一原発と放射能

あすの早朝に、オリンピックがどこで開催されるのか、決まります。

本当に今回の立候補はこれまでと異なり、物凄く熱心に日本政府・マスコミがのめり込んでいるのがよくわかります。巨額のお金がそこにつぎ込まれていますし、この開催に反対する人間は「非国民」という差別対象になることは間違いありませんし、開催が決定されれば、7年後まで日本国内で反対派が生きていくことができるのかどうかも、本当はわからないだろうなあという感覚が僕にはあります。勿論、僕は、「非国民」の筆頭だと思います。

どうして、そこまで東京五輪に拘るのか。この答えは一つしかありません。

東京が汚染されていないという事を全世界に形の上で認めさせたのかどうかという事です。

本質的に汚染がどのくらいあるのか。

僕のこの過去記事を読めば分かります。いろんなところの汚染データも書いていますから、確認して下さい。

東京23区の汚染状態の確認。セシウム合算で平均1,006Bq/kgでキエフを越える汚染の可能性。

「23区の平均を出すと、セシウム合算で1,006Bq/kgになりました。これは霞ヶ関の経済産業省前の植え込みで10,013Bq/kgをカウントしているものです。仮に、これを外しても(外す理由は特にありません)、セシウム合算の平均はおよそ786Bq/kgとなります。毎年、東京都で放射能検査で、セシウムの土壌を新宿区内で検査しているのが、都内の基準の場所ですが、ここが311前は、1.5Bq/kg程度までだったのが、去年の秋には、790Bq/kg程度になりました。この基準の場所の数値と、霞ヶ関の数値を外した、僕の方の23区の平均が同程度です。

この位、汚染されているのが現実の東京です。

ここで7年後にオリンピックを開催するときに、日本という国がどうなっているのか、東京がどうなっているのか、普通に思考すべきと僕は思います。それに対して、諸外国がどういう判断をするのか。お金の力がどこまで届くのか、冷静に見つめるべきだと僕は思います。

さて、1ヶ月も優雅にイタリアの田舎旅行をしている知り合いから、こんなメールがきのう届きました。

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 きょうは、飯が1時間早くて、バーベキューだったんですよ。

 エッセンと、ケルンから来たというドイツ人3人と同席だったのですが、「日本から来た」というといきなり「徳島!」といわれて、「さすがドイツ人は捕虜収容所のことを知ってるのか?」と思ったら、これが「福島」のまちがいで、 「テレビで観た。世界中みんな知ってるよ。」と。 しょうがないのでいかにヤバイか、とか汚染されてるとか話して、それ以上突っ込まれませんでした。 こんなんではオリンピック無理。

 リゾートなので深刻な話はしない中でのことなので、これはよほどのことなんです。ドイツ人の連中は、どこのビールがうまいと言った話しかしないので。エッセンから9時間も電車に乗ってやって来て、放射能の話なんて、あほらしくてわざわざしませんよ。

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 あすのNHKのスペシャルはネットで被曝関連の情報を得ている人たちはきちんと見た方が良いです。必見です。いろんな意味で。http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0908/index.html

 震災のビックデータについてのテーマです。ネット上での「風評被害」を防ぐと称して、福島県や企業が何をネット上で何を行っているのか、大変に良くわかります。尋常でないくらい、ネット、特にツイッターで、多額のコストをかけて、ものすごく多くのことが行われているのが間違いないと実感できる番組の様です。

 その結果、ツイッターでは福島の桃を応援する声が最大になったと言います。これは、ネット情報を制御しようという動きを、ばれないようにどこまでやっているのかと言う事そのものだと、実は思います。

 しかし、これは本来、隠し通すタイプの話。こんな表にしてはならない裏側まで、あからさまに見せびらかしてしまう感覚が、実は多くの人達の意識がさらにズレが激しくなっていると僕は実感しています。秘すれば花さえ、おそらくは内面で分からなくなっている人々なんだと思います。

 しかし、本当にすごいです。こういう風なことに気がつかなくなるところまで、実は意識とは変性していくんですね。その点では、さらに怖い話ですね。

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  健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 

  報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp         

    事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

   「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。被曝から2年半経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は危険です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。早く移住してください。」

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。 

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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

18時開場 18時30分開演・終了21時

場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席
    旭川市5条通り4丁目  
  ★施設の有料駐車場あり

前売り/1000円  当日/1200円
*旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、
 住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、
 当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp


【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席
   札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 
   *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)
  
時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
   *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

前売り/1500円  当日/1700円
*札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、
 下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで
 清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com


★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』


【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

『放射能健康被害の現状と対策』

14:00~16:00
会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)
資料代:500円 
※事前申込必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658

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韓国政府、青森⇔千葉の海産物を全面輸入禁止というリアル。長井健司さん七回忌と偲ぶ会のお知らせ。

2013-09-06 23:02:16 | 署名などの報告(会の活動報告)

 韓国は、汚染水問題で、福島県、宮城県、岩手県、青森県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県の水産物を、全て輸入禁止にしました。また他のもので、日本の畜産物や水産物のうち少しでも放射性物質が検出されれば、検査証明書の提出を更に求めるそうです。

 これはまずエリアを決めて、事前の魚類全面輸入禁止措置ですが、千葉⇔青森まで魚はNGは、汚染範囲を考えると極めて合理的に思えます。之について、官房長官が「非科学的」と言い出していますが、ストロンチウムが大量に出ているのに、この核種を検査していないほうが非科学的です。海洋にこれだけ継続的に放射性物質が大量に漏れていて、他国は、警戒するのが当たり前の話。世界的な恥知らずは日本政府と自民党ということになります。

 更に、北海道の一部をどうするのか。東京は首都ということで韓国は配慮したのでしょうし、そもそも輸入自体がほぼないこともあるでしょうが。そして神奈川や静岡沖までは、汚染は想定されますが、水産物全面禁輸措置としては、この範囲内が実は妥当と思えます。群馬・栃木は淡水魚も想定か。もちろん検出されたものは即座にアウトでしょう。

 韓国を嫌韓と言って馬鹿にしたり、韓国の食べ物はまずいし、汚いと差別意識をむき出しにする日本人は一定数いるのが、日頃の現実と僕は思います。僕が、その人たちに言いたいのは、あなたたちが差別している韓国でさえ、「危険可能性」を認識して食べないようにしているモノが、これら東日本の水産物という現実を、まずはきちんと知ることが肝要ではないのかと。

 蔑んでいる相手が、危険だと食べない水産物、それが日本ではスーパーなどで普通に売られていて、子どもも普通に食べているのが、我々日本の現状ですよと。どれだけ、それは実際、悲惨な話なのか。どれだけ、政府に我々は欺かれているのか。この話は、それを示す好例と僕には思えます。

 頼むから、目を覚まして下さい。追いつめられるのは、貴女なんです。

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 僕のこのブログは、ミャンマー軍に殺害されたジャーナリスト・長井健司さんの死について、抗議し、署名活動を行い、ビデオカメラの返還を求めるために書かれたブログでした。この長井さんの七回忌が、9/27におこなわれるため、その連絡をしておきます。なお、このブログが、どうして長井健司さん殺害を抗議する内容のブログから、「福島第一原発を考えます」というブログになり、僕の個人ブログとして、被曝の問題を書き進めているのかが理解しやすいと思い、このお知らせの後に、2011/3/21に書いた記事を部分的に再掲しておきます。

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『長井健司さんの七回忌と偲ぶ会』

 2007年に長井さんがミャンマー軍に殺害されてからちょうど六年が経過した日に、
七回忌と兼ねて偲ぶ会を開催いたします(真言では六年で七回忌となります)。

ご遺族も含め、愛媛県今治市からも参加者がおられるため、今回は京都での開催となります。

高野山真言宗の京都事務所でもある「堀川別院」にお願いいたしました。

9/27(金) 12時半受付 13時開始でおよそ一時間から一時間半程度です。

「高野山堀川別院」
〒6028147 京都市上京区葭屋町通丸太町上る直家町217 
最寄駅 二条城前駅(京都市営地下鉄東西線)
電話&FAX 075-841-5184

★開催費用をお寺様にお支払いしなければならないため、お布施という固い形式でなくてかまいませんが、お気持ち程度をお持ちいただければ有難いです。

★会場が物理的限界がある為(本堂20人&境内20人程度)、参加される方は、事前にメールして下さい。

★終了後、ご要望が多ければ、懇親会を別途開催いたします。この場合は実費参加でお願いします。これも事前にメールでお知らせ下さい。

★取材に関しても事前にメールでご連絡をお願いいたします。

主催:「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」

連絡先:nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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[2011/3/21  14:48:42投稿記事]

 

福島第一原発の100キロ圏内の皆さんを圏外退避させるべきだとおもいます。


このブログはジャーナリストの長井健司がおこなったことから
カメラの返還をもとめる署名を僕がスタートさせて、
外国政府が
長井さんの命を奪ったことに対しての
怒りを伝えることが大きな目的になっています。
長井さんは、自分の命を犠牲にして、
ミャンマーの民衆がおかれている状況を
伝えたことで世界に衝撃を与えました。

しかしながら、長井さんと僕の考え方の違い、
というよりも根幹のスタンスの違いは
ジャーナリストは生死を掛けるものではあっても、
極力その危険を避けるべきであるということです。
僕は長井さんよりも、臆病者であって、
卑怯者であると自覚しています。
しかしながら危険に身をさらすことを
どこまで自分が許容するのかという根幹について
安易なヒロイズムは絶対に避けるべきと
僕は感じているからです。

それでも、僕の友人でもあった長井さんが存命ならば、
おそらくこの福島原発の惨状が本当は何であるのか、
命懸けで現地に潜入し、
証拠映像を撮影し、世間に公表することで
状況を変えようとしたのではないかとも思います。

ただし、臆病者の僕にはとてもできません。
なぜなら放射能は人間が勝てる相手ではありません。

僕が何ができるのかずっと考えました。
まず当初の東日本大震災報道であれば
人命の救助に少しでもつながる情報を
メディアを通じて出来る限り出し続け、
考えられる限りのことを政府関係者にも話しました。

それは福島第一原発の問題がはっきり認識されたところから
大きくフェィズがことなりました。

福島第一原発は
基本的に原子力の利用に心理的には
元々反対の気持ちが強い僕にとっては
福島の浜通りにある老朽化した施設という印象が
きわめて強いものです。
もちろん海岸沿いにあったので
当然、震災や津波には一定程度配慮をしていると
これまでは勝手に思っていました。
しかしながら、
補助電源が海側にあるなど
きちんとした配慮がなされていない発電所であったことは
あきらかだなと僕は今は思います。

さらに今回の異常事態は
僕の情報源からの情報では
全く想定外の出来事の連続であったことがわかっています。
僕はこの原発に
オペレーション上にどのようなことがおきるのか
色んな形で想定を考えて
シュミレーションを策定している人々がいます。
こうした人々の想定を
はるかに超える状態が続いていると僕の情報源は話しています。

もちろん、いろいろな形で水で冷やし続けるというのは
最も重要な方法で、
まっとうな方法は、極論するとそれしかありません。
それを命懸けでされ続けている
消防、警察、自衛隊、東京電力関連作業員の努力には感謝し続ける以外、言葉はありません。

ただこれはあくまで対処方法です。
根本的な解決にはなりません。(もちろん、時間は稼げます)
電源の復旧がうまくいって、冷却装置が稼動して、
問題なく回復すれば、何も言うことはありません。
そうなることを願い続けてはいます。

しかしながら、うまくいかないことも
僕は想定すべきだと考えています。
映像で見る限り、水素爆発で
破損程度のかなりひどい三号機は素人目に見ても
電源が通れば冷却システムが
復旧するという話が御伽噺にしか聞こえません。
もし、それで何とかなるのなら、
どうして東京電力は直ちに電源に手をつけなかったのか、
僕はずっと疑いの目で見ています。
うまくいかなかった場合、一体何がおこりうるのか
僕はわからないと考えています。

ここで気になっているのがアメリカの判断です。
スリーマイル島の事故も経験し、
原子力の開発について兵器レベルでも
圧倒的な知見を有していて、
なおかつ日本国内でも大気中のサンプル採取なども
独自に行えますし、
偵察機や衛星などで、福島原発についての独自情報が
収集しできて、
さらに日本政府からも情報を
容易に得られます。

そのアメリカは
マニュアル的な手続きではありますが
自国民を
半径80キロ圏内から退避させました。
この圏内にはいてはいけないということです。

関東圏では二百キロ以上は離れている
横田基地や厚木基地などから家族の国外退避は
すでにはじまったときいています。
さらに、横須賀の米軍基地では、
万が一の場合を想定して、
佐世保に本部機能を移すための準備作業が
おこなわれているとも僕は聞いています。
部隊とともに移動を打診された人もいます。

チェルノブイリと状況も違いますので
同じレベルになるとは確実には言えませんが
あのときは高濃度の放射性物質が
半径200キロから300キロくらいでも
降った事は間違いありません。
もちろん風向きがおおきな要素です。
そこによって状況は大きく異なります。
そして、今回の福島原発の事態が、悪化して事が起きた場合、
周囲100キロくらいには確実に影響が出ると僕は想定します。
専門家の中で同じよう最悪想定を立てている人はいますが、
あくまでオフレコベースでしかありません。
そして、いつも
「木下君、実際どうなるのかは本当はわからない」というのが
決まり文句になっています。

たまたま、現在の官邸の中には
複数、知人もいるので
色んな形で僕は懸念を伝えました。
返ってくる答えは
「関わっている専門家で最大リスクを話す人と、
木下君の懸念は同じ感じだよね。
でも、多数決はもっとリスクの低いという人が多くなるから」
といわれました。
「こういうときは、結局多数決しかないかも」とも。

勿論、低いリスクに収まればうれしいと僕は思いますし、
その場合は「木下は妄想癖のある臆病者で屑野郎」と
罵られても致し方ないと覚悟はしています。
むしろ、喜ばしい結末が訪れたのですから。

ただ、リスクというのは起こりうる中で最悪を
想定するべきと僕は感じています。多数決ではありません。
特に、今回は事が起きた時には被害は甚大です。
守らなければならない
国民の生命や安全を守ることが厳しくなるタイプの事象です。
放射能というその捉えにくい本質を考えると、
今、線量が高くないうちに退避を広げる選択肢をとるべきだと
僕は思います。

事がおこってからでは、混乱しさらに間に合わなくなります。
そのリスクも重ねて、伝えられる官邸の知り合いには
話しました。

しかし、政府はアグレッシブに動いている感じがしないです。
最高決定者が決定しない状況とも見えます。
日本のどこの会社でもありがちな光景と同じ感じです。
(政府→会社、国民→社員と読み替えもできますね)
そうすると政府の判断の遅れが
僕ら国民の生死や安全につながるリスクが
増えている感じています。

この状況を放置するわけにはいかないと僕は思いました。
勿論、リスクの想定なので
絶対にこれがおきると断言できませんが
その想定が起きた場合、
今よりもゾーンを広げて退避していなければ
被害がどの程度増えるのかを政府はきちんと認識すべきです。
そのために参考になるのはさっきのアメリカの退避圏の判断です。
僕は最低限、このくらいの退避圏にはすべきと思います。
このブログのタイトルに書いている100キロ圏の退避は
まずこの観点の判断が大きいです。

予防衛生の専門家と話をすると
こどもや妊婦のリスクはさらに高まります。
妊娠できる可能性がある年齢の未婚女性がそれに続きます。
こうした人々は退避圏をさらに拡大すべきと思います。

自国民を殺してしまう政府は、何であれ一番問題だと僕は思います。

長井さんはミャンマー人を殺す政府に立ち向かいました。

 

きちんと判断をせずに、自分達の心が安心し続けるために、
リスクをきちんと見ない人々を僕は許せないですし、
そして政府がきちんと出来ないのなら
事が起きたら、僕は政府が自国民を殺してしまう話になるかもしれないと思います。

 

そんなことにならないように強く願います。
本当に強く、強く願います。