「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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北九州でガレキ反対運動の中心だった女性が市議選に再チャレンジしようとする話。だっげらいよん「平和」。

2016-11-13 18:49:32 | 福島第一原発と放射能

 ガレキ拡散で反対運動の中心だった女性が、来年1月に行われる北九州市議会議員選挙に向けて、始動するらしいことが分かりました。村上さとこさん、四年前には僕も現地で応援はいたしました。当時は、九州ひまわりプロジェクト代表で、がれき受け入れ反対の最前線。

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【ご報告とお願い】来年1月29日投開票の北九州市選に、八幡西区より立候補予定となりました。無所属で社民党・自由党(生活の党と山本太郎となかまたち)推薦です。
紆余曲折あり立候補予定となったのが10月に入ってからと遅く、現在 奔走しております。

政令市の激戦区ですが、全国からの応援をどうかよろしくお願いいたします。オール与党化している北九州市議会に風穴をあけたい。政令市の一議席は、国政にも影響する一議席。絶対に議席をとり次に繋げたい。その思いでいっぱいです。
「女性のチカラで未来をひらく」をキャッチコピーに、全力で頑張ります。

「友だちの友だちは北九州市八幡西区」を合言葉に、どうか「村上さとこ」の名前を広めて下さい。北九州市八幡西区のご親戚やご友人を、どうか村上さとこにご紹介ください。

なかなかお返事もできませんが、今後とも、どうぞご指導をよろしくお願いいたします。

◎宿泊完備。チラシまき、街宣お手伝い等、熱烈募集中です!! 
【村上さとこと未来をつくる会】
〒806-0049 福岡県北九州市八幡西区穴生 1-18-26
電話&ファックス:093-621-0480
murakamisatokooffice@gmail.com

【村上さとこ でんわ勝手連】
http://zero.denwa-katteren.jp/cake/denwa_web/users/login
※間もなくグループページが立ち上がります。

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 ご本人のFacebookウォールより引用。同じ北九州市での動きですが、市内の選挙区が変わった為、やはり大変な戦いになるだろうとは思います。

 今回は事実上の社民党候補になりますから、前回とは構造が違う形ですが、頑張って頂きたいとは思います。

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【11/23(祝・水)「三田茂医師&木下黄太講演会 in 徳島」
開場/13:30 講演/14:00~16:30
とくぎんトモニプラザ 3F 大会議室
(徳島市徳島町城内2番地1)
申し込み⇒ http://kokucheese.com/event/index/428092/
※小学生以下は参加費無料です。※保育はありません。
連絡先: info@tokushima-teijyu.net/  
主催:とくしま定住支援ネットワーク
協賛:さよなら原発徳島実行委員会・脱原発市民ネットワーク徳島
後援:徳島新聞社・四国放送株式会社  



福島から自主避難した横浜小学生イジメ⇒「福島県に対する意識問題」で「ゆがんだ風評」と宣う福島民友紙。

2016-11-12 23:13:15 | 福島第一原発と放射能

あまりにも予想通りの展開です。

福島民友紙が社説で書いている内容をご確認ください。きのうの社説で出ていたそうです(僕はさっき知りました)。

まあ今回の横浜でのイジメに関して、福島差別問題や風評被害問題として、大きく取り上げたい意識のようです。

私は、これは本質からいよいよ遠ざかる状況と思います(この点についての僕の見解は、詳しくはメールマガジン最新号で書いています【 原発事故による自主避難の子どもが、横浜市でイジメにあった事案で、留意すべき幾つかのこと 】⇒http://www.hoshanobogyo.com/)。

冒頭部分と、結論部分のみ引用します。全文はリンク先で確認されてください。

しかし、本当にわかりやすい話です。

福島のマスコミがこういう文脈を立てることについて、自主避難者たちが本当にどう思うのか、是非ご意見をメールでお寄せ下さい。

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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http://www.minyu-net.com/shasetsu/shasetsu/FM20161111-126287.php

「震災避難いじめ/根底にあるゆがみの解消を」

氷山の一角ではないのか。いじめ問題としてだけでなく、本県に対する意識の問題として捉え、対策を講じなければならない。

 <略>

 本県の農林水産物の安全確保に向けた取り組みや、空間放射線量がほとんどの地域で他県と大差ないことなど、本県に関する正しい情報が隅々まで伝わっていないことの表れだろう。

 その結果、本県の農林水産物の市場価格は全国平均の価格に比べて落ち込み、震災前の水準に戻っていない。首都圏などから県内への教育旅行も震災前のまだ半分という状況だ。

 震災と原発事故の発生から5年8カ月。改めて確認しておきたいのは原子力政策は国策で進められてきたということだ。震災と原発事故に対する関心が薄れる一方で、ゆがんだ風評だけが定着していくような事態の解消に、国は責任を持ち早急に取り組むべきだ。

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「ほとんどの地域で空間放射線量が他県と大差ない」

「ゆがんだ風評だけが定着」

こうした感覚の声ばかり言い募る地元新聞の社説をどう考えるのか。

ステレオタイプなのがマスコミでしょうし、国の帰還政策とのシンクロ的意味合いは大きいと思っています。

まあ、わかりやすくていいですけど。

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【11/23(祝・水)「三田茂医師&木下黄太講演会 in 徳島」
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利根川のスズキは44Bq/kg、新潟・三条のツキノワグマは20Bq/kg、十和田のブナハリタケが16Bq/kgの汚染。

2016-11-11 23:36:18 | 福島第一原発と放射能

 本日配信、木下黄太メールマガジン

【「最近懸念している、岡山で気になる健康症状について」三田医師からの電話 】

毎週金曜夜に配信、木下メルマガ購読申込先⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 

 

 僕が、食品汚染や土壌汚染の数値を最近書かないことから、「価値がない」と宣われる方がいるそうなので、国の最新データから気になるなるものだけピックアップしておきます。最新の「食品中の放射性物質の検査結果について(第1006報)」より、一応気になるデータ。 まあ、どれも食べる可能性はそもそもないですが、まあ汚染境界の確認も含めて、書いておきます。

産地、品目とその詳細、セシウム134、セシウム137、セシウム合算の数値です。

(<〇〇Bq/kg )は、機械下限値を指していて、これよりも大きいセシウム汚染がないことしかわかっていないということです。それ以下の汚染が存在する可能性はありますが、わかりません。

一関市 - 牛肉          (<15Bq/kg)  16.4Bq/kg   16Bq/kg

那須町 - ワサビ(葉)            (<4.45Bq/kg)  9.5Bq/kg        9.5Bq/kg

那須町 - ソバ 露地栽培        (<2.9Bq/kg)   6.58Bq/kg     6.6Bq/kg

汚染が酷いエリアでは気をつけていても、牛にもまだでています。

栃木・那須のように、更に汚染が酷いエリアは移行率が低く、セシウムが出にくいはずのソバなどでも検出されます。


匝瑳市 -  原木シイタケ 露地栽培  9.27Bq/kg    52.4Bq/kg       62Bq/kg

富里市 -  原木シイタケ 施設栽培  6.99Bq/kg    37.4Bq/kg       44Bq/kg

伊勢崎市 -菌床シイタケ     (<7.34Bq/kg)  8.68Bq/kg  8.7Bq/kg

千葉でも原木シイタケの検出リスクは高い。伊勢崎のシイタケは菌床でも検出。

 

利根川(神栖市太田地先)-スズキ  5.94Bq/kg    37.8Bq/kg       44Bq/kg

利根川は河口の川底によくいる魚であるスズキが検出。利根川の汚染を再認識。


三条市 - ツキノワグマ肉            (<3.4Bq/kg)    20Bq/kg         20Bq/kg

新潟県でも山間部には汚染がある。熊などの獣に汚染は蓄積しやすい。


八戸市 - 原木シイタケ 施設栽培 ( <15Bq/kg)  17.4Bq/kg      17.4Bq/kg

十和田市 -ブナハリタケ               (<5Bq/kg)   16Bq/kg         16Bq/kg

 青森では、原木シイタケだけでなく、野生のキノコからも検出されます。青森の汚染は偏在して存在していると推測しています(僕の調査活動で全く協力者も居なくて、何もできていないのが青森)。

なお、こうした公共機関による汚染検査はNAIシンチレーションによる25Bq/kg下限値のものが多いため、微量の汚染分布はよくわからない状態です。本当は、もう少し広域で、特に魚介類を検査すべきとずっと感じています。

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【11/23(水・祝) 三田茂医師&木下黄太講演会IN徳島】

 こくちーず予約→http://kokucheese.com/event/index/428092/

 開場/13:30 講演/14:00~16:30

 参加費はこくちーず予約や前売りが半額となっていますので、予約をされるか前売りをご確認ください。

場所  とくぎんトモニプラザ(青少年センター) 3F 大会議室 

     (徳島県徳島市徳島町城内2番地1 TEL:088-625-3852)

※小学生以下は参加費無料です。※保育はありません。
連絡先: info@tokushima-teijyu.net/  

前売チケット取扱店
平惣各店
(徳島市)Aaron’s・可否庵・O-ba'sh crust・オーバッシュカフェ
(吉野川市)オーベルジュ&スパ 美郷の湯・さくらカフェ
(阿波市)川人医院

主催:とくしま定住支援ネットワーク http://www.tokushima-teijyu.net/
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原発自主避難の小学生に、賠償金があるはずと、総額で数十万円も現金を要求するイジメ、対応不全の横浜市。

2016-11-10 13:52:02 | 福島第一原発と放射能

今週も金曜に重要な話はメールマガジンで配信いたします。

最新タイトル【 放射能汚染を考慮しながら、東京滞在時の外食などで、ぎりぎり僕は何を選択して食べているのか 】

毎週金曜夜に配信、木下メルマガ購読申込先⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 

原発事故で、横浜市に自主避難している或る小学生(現在中学生)に対して、イジメがあったことが報じられています。

これは、横浜市の教育委員会に親御さんから申し立てがあり、第三者委員会の報告により判明したものです。

小学校低学年の時には、ばい菌扱いのイジメ。

これは原発事故直後の話でしょう。

そして、高学年になってからは、何回も現金を強請られていたと、届け出内容にはあったそうです。

このことについて、2014年に訴えがあったのに、学校や教育委員会が適切に対応していなかったこと。

更に2015年にも訴えがあり、ようやく対応している状態とのことです。

しかし、この話は、複層的な状態だと思われます。

被害者が同一人物でも、同じ話ではないと理解すべきです。

一つ目の話は、事故直後にはこういう対応を受けた話は、よくあると言われた話です。

これが、放射能汚染のことを言うと差別される構造になるとして、「汚染汚染と言うな」的言説がよく蔓延し、それが「子供がいじめられる構造になるから」ということを理由にしていました。

それと一見は類似する話です。

しかし、そうしたことが、全国各地で蔓延しているのかというと、それは違う気がしています。

僕などが現在いる西日本の或る場所でも、原発避難者は少ないですがいらっしゃいます。

しかし、その子供に対して、こういうイジメが為されたという話は大きく聞こえてきたことは無いです。

勿論、そうしたケースもないとは言えません。しかし、そういう放射能汚染によって、人、特に子供の差別が活発になっている場所が多いとは、避難者からもあまり聞く話ではありません。

更に今回のケースの特殊性を強く思うのは、高学年になってから、高額の金銭要求があったことです。

しかも「賠償金をもらっているだろう」ということを理由に数万円単位からゆすったという話です。

これが10回はゆすられているようですから、総額で少なくとも数十万円にはなる話です。

この話は、とても悪質なのですが、その悪質さが通常のイジメ感覚と何か大きく違う気がします。

その悪意の源が、子ども同士のイジメの枠組みを超えている感じがします。

勿論、放射能や原発事故がイジメの手段として利用されていることは間違いないのでしょうが、そんな次元とは大きく異なる悪質さが、この集団の中に(集団と言っても数人の可能性)そもそも存在している気がします。

そして、それだけ多額のお金がゆすられている状況があり、イジメに関して申し出があっても、横浜の学校と教育委員会が結果的に長期間放置していのは間違いない話と思います。

これは会見で述べているように猛省するしかない話でしょう。

放射能汚染が厳然として存在していること横浜市は、学校内の放射能汚染物に関して長らく機能していませんが、こうしたことでも対応不全であるのは、何か象徴的な話と思います。

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トランプ勝利を予測していたイスラム専門家が、2011年に僕に伝えていた、エネルギー供給で原発は不要。

2016-11-09 13:57:45 | 福島第一原発と放射能

東京ミーティングをおこなった先月、僕は中東やイスラムに関する専門家二人と会食しました。

その中で、ちょっとだけ大統領選の話になりました。

僕は、「日本のことを考えると、実はトランプ大統領の方がプラスは多いだろうけど、かなり厳しいのでは」と、当時の情勢(クリントンメール問題再燃の前)で述べていました。

すると二人とも、「わからないよ。」と即座に断言します。

こまかい世論調査の動向を見ていると、おもったよりトランプが減らしていないことに、驚いていて、トランプが勝つ可能性があるのではないかと二人とも話していました。

今回の大統領選挙は、当初から注目されている激戦の大票田フロリダ州とオハイオ州で接戦をトランプ候補がほぼ制したこと(フロリダは後で集計がもめるケースは過去によくありますが)、民主党が強いはずのミシガン州でもトランプ候補が優位を進めている事、さらに共和党側に有利な州はトランプ候補がほぼ全勝する状況であることから、勝敗は決したと思われます。メール問題で、FBI長官のハチの一刺しが効いているとも思います。

 このトランプ勝利となるかもというような結果を、こうしたイスラムや中東に詳しい専門家が、二人とも同じようなことで述べていたのは、本当に興味深いです。

アメリカ政治の専門家や、日本のアメリカ関連ジャーナリスト、マスコミとは全く違うリアルな視点。

 これは、彼らが石油をメインとする中東地域に関する専門家であるため、エネルギーという観点での思考が強く、他の立場の有識者よりも、リアリティを強く有している人々であることが大きいのだろうと思います。

そういえば、彼らのうちの一人が、2011年3月の原発事故直後に、「木下さん、原発なくても、石油と天然ガスの火力をベースにすれば、日本のエネルギーはまかなえますよ。天然ガスの影響でエネルギー市場は激変した。原発はコストもかかるし。」といち早く話してくれたことを思い出しています。

 

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【確認】原発事故直後には、福島第一原発付近20キロ圏内から医療関係者が半数以上は逃げていたという現実。

2016-11-08 20:53:52 | 福島第一原発と放射能

福島の新聞で、相馬中央病院内科診療科長による、興味深い調査データが出ていました。

調査されている目的は、こういう対処を何とか戒める目的が大きいのだろうと思いますが、そう単純に考えられる話でもないと僕は思います。

原発から20キロ圏内の7つの病院は原発事故直後にどうなっていたのか。

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2016/11/post_14410.html

「震災前の3月1日と比べ、震災直後の医療従事者の合計は595人で53%、677人減少した。減少割合・数は事務職が62%、233人減、看護師が52%、321人減、他医療スタッフは43%、85人減、医師が42%、39人減と続いた。」

状況によっては直ちに死ぬリスクもありえたのですから、その命を危険に晒す可能性のあるリスクと引き換えに対処を求めるロジックは、民主主義国家では立たないです。

こうしたリアルを忘却の彼方に捨て去った人々も多いですが、実はこうしたことが今の時点で言われる背景には、無理矢理でも汚染地帯に人を引き戻すために、そこで引き受ける医療関係者がいないと話にならないということが大きいからであると僕は推察します。

でも、そんなことを率先して引き受けることが、おのれが本当にすべきことなのかと、まずは自問自答するのが、僕は医療関係者にも許されて然るべき話だと思います。

しかし、医者の逃げ足は速かったと、当時伝聞的に伝わっていたことは、実は大筋では間違っていなかったのが、今回、違う立場からの調査でも裏付けられた状態だと思います。

皆さんも、再確認してください。実は事の本質は変わっていませんから。

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洗車浄化槽5万ベクレル報道で思い出すこと⇒「あの道路は白血病、こっちの道路は肺がんと疾病は増えた」。

2016-11-07 23:59:38 | 福島第一原発と放射能

洗車用の浄化槽でこういう話が出ています。

 「共同通信が入手した第三者機関によるサンプル検査結果(2014年11月)、浄化槽三十六基の汚泥から、最大57,400ベクレルを検出」と報じられています。

こうした話は、チェルノブイリ原発事故の時に、他国でチェルノブイリから来た車両に洗浄などをおこなっていた人たちが、疾病が深刻に出て、死者が多数出た話も伝わっています。

土や砂などに含まれている放射性物質が付着するのは当たり前のことです。

僕の過去記事で福島から移送された車にはこういう汚染が存在し、この車両に北海道で乗っていたお子さんたちに体調不良が出るケースがありました。

「車両についている土ぼこりを検査会社が検査したところ、数グラムの土埃の中に、

セシウム137=3,587Bq、セシウム134=2907Bq セシウム合算6,494Bqでました。  

この数グラムを仮に5gの土埃と仮定すると、一キログラムあたりに換算するには、×200倍で、
およそ130万Bq/kgとも推定されます。

高速道路の脇などに集積している土や砂にも、放射性物質が偏在して存在している可能性があります。

遠隔地、例えば名古屋あたりで放射性物質の汚染を調べると、普通の土壌でほとんど検出されないのに、高速道路から水などが落ちてくるようなポイントでセシウム合算で100Bq/kg程度の汚染が確認されることもあります。

この汚染は、当然ながら、人が吸い込んだり、その濃縮物をどう処理するべきなのかという戦いになります。

そしてこういう戦いは、特に高濃度汚染地の中や、そうした汚染地と隣接する地域では、厳しい戦いとして続くことになります。

本質的に汚染が減り切ることはないのですから。

こういう車両による汚染拡散に関して、そのリスクをどうして低くとらえてしまうのかということは、大きな問題です。

「道路ごとに、あの道路周辺は白血病、こっちの道路では肺がんという状態で疾病は増えたんです。」

チェルノブイリで現地の医療専門家から当たり前のように聞いた話です。


 

【 放射能汚染を考慮しながら、東京滞在時の外食などで、ぎりぎり僕は何を選択して食べているのか 】

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「原子力規制委員会の厳しい安全検査を通った原発だけを再稼働しよう」民進党蓮舫代表発言の凄まじき蒙昧。

2016-11-06 23:58:58 | 福島第一原発と放射能

 

【 放射能汚染を考慮しながら、東京滞在時の外食などで、ぎりぎり僕は何を選択して食べているのか 】

 

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本当に実質的な価値のない、民進党代表のコメントが報じられていて、頭がくらくらします。

こういう、日本国民にとって意味のないコメントを、この代表が行うことをまずは攻撃するべきで、「二重国籍」ばかりに拘るこの国の対抗政治勢力や一部メディアを見ていても、何の展望も開けないと思います。

ご本人のコメントは、報じられているところでは、このようなものです。

「エネルギーをつくりましょう。自給自足をしましょう。脱原発、卒原発。明日なくそうとは言わない。」

日本がエネルギーすべてを自給自足することなど、短期的には不可能ですし、中期的にも相当に厳しい話です。

こんなことは、まともなエネルギーの専門家なら、だれでもわかります。

自然エネルギーを一定程度導入しても、それですべてのエネルギーが国内でまかなえる状態はありません。

地熱などの利用に革新的システムが開発されるような事態でもない限り、日本の工業生産力、経済力を信じがたいくらい大幅なダウンを試みない限り、つくることのできるエネルギー(自然エネルギーの利用だけでなく天才的発明も想定しているのかもしれませんが)には限界があります。

答は単純で、石油や天然ガスなどの火力利用をやや増加させ、水力発電の維持、更に自然エネルギーを拡充する相乗効果で、原発を利用しなくても、現況の電力はまかなえます。

石油や天然ガスは、自給自足はできません。外国からの調達は必要です。

それを複合的に行うことで(リスク配分をばらすために)、これは容易に達成可能な話。

にもかかわらず、そうした火力などの活用側面をあまり重視せず、自然エネルギーに拘っていると受け取れる、「エネルギーを作る。自給自足。」という趣旨の発言を平気で行う民進党代表。

そういう拘り方は、むしろ原発維持の文脈に繋がるおそれさえあります。

というか、そうした文脈にしか聞こえない。

そこで、「脱原発、卒原発。明日なくそうとは言わない。」と話します。

勿論、原発を明日なくすことは現実には不可能です。僕もそう思います。

でも、自民の対抗勢力である野党党首がわざわざ「明日なくそうとは言わない」と発言する政治的メリットがあるのか。

総選挙が近いかもといわれている時点で。

まるで理解不能な政治的発言。

そして、その言葉は次の文言で、更に裏付けられます。

「40年で運転(制限制は)厳格に守りましょう。原子力規制委員会の厳しい安全検査を通ったものだけを再稼働しましょう。」

おいおい。

再稼働しているものは、すべて原子力規制委員会がOKしています。

それは40年以下の原発なら全部応諾するのが、野党である民進党のスタンスと、この代表は言明しています。

こんな話、自民党の安倍政権と、何が違うのでしょうか。

実質、何も違いません。

こんなことでは、原発の話は、近いと言われている総選挙のテーマに掲げる可能性を、この女代表は、自らの発言ですべて葬り去ったことになりました。

この人はどこまでダメなのかなとしか、僕には思えません。テレビ朝日時代のキャスターとして、いまいちな存在でしかなかった彼女の限界なのかなとも思います。

こんな話をしても、選挙の票拡大にはつながらないです。国民はプラスに思わない。本当に意味がわからない。これでは、安倍政権補完勢力としての、民進党代表&幹事長という存在にすぎないのではないのかという野次馬の声が、まったく絵空事に思えなくなってきます。

しかも発言したのは、滋賀県大津市。原発に厳しい判断をする県民が、他県よりも多い場所で、わざわざこのような発言をする政治センスは、この人物がまともな感覚とは縁遠いことを裏付けています。

こんな奴は話にならない。

原発ゼロを選挙争点にという小泉元首相のセンスとは、まったく月とすっぽんの対応が、野党のトップから平然と為されたということです。

本当に日本のリアルは厳しいのだと、また感じて下さい。


 

だっげらいよんの作者に御意見を⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

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   【11/23(水・祝) 三田茂医師&木下黄太講演会IN徳島】

 

  こくちーず予約→http://kokucheese.com/event/index/428092/

 

  ・福島での甲状腺がん多発について

 

  ・懸念される新たな健康症状

 

  ・新しく起きている放射能に汚染された廃棄物8000ベクレル問題

 

 開場/13:30 講演/14:00~16:30


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「『原発ゼロ』を争点にすれば与党は負ける」という小泉元首相の政治嗅覚の鋭さを理解できるのか。

2016-11-05 20:36:36 | 福島第一原発と放射能

 小泉純一郎という人は、彼が政治家としてやってきたことの是非はともかくとして、その時代に何が一番求められているのかという嗅覚においては、傑物であるとみなすしかありません。

今回のいくつかの知事選挙結果などから、「原発ゼロ」を争点にすれば、選挙は勝てると言い出しています。

これは、基本的に当たっている話です。

民進党が、電力総連や電機連合に過剰に気を使って、その話をどんどん先延しているために、自民党との間に争点として成立しない状態が続いています。

しかし、一部の異常な政治感覚の集団、および原発関連産業関係者以外の大半の国民は、危険性がある原発を極力やめてほしいとしか考えていないと思います。

多数が望んでいることを達成するのが、民主主義であり、選挙という形態であるとしたならば、まさに小泉氏の指摘は極めて正しいのです。

日本の経済状態は実質的に低空が続いていますが、そう言っても、国民全体が困窮のどん底に居たり、極端なインフレや重度なスタグフレーションでもない。軽いデフレくらいでは、経済のみを争点にして、現政権への信認をもぎ取ることは難しいと思います。

そうすると、現政権が選択しない内容で、現政権と違う立場で選択でき、なおかつ国民の大半が賛同できるテーマを選挙の争点にするしか勝つ方法はありません。

あまりにも消費者の自覚意識が薄いTPPでは、どう考えても政権交代を促す争点にはなりません。

沖縄で過酷なことを政府側がしていても、それは沖縄県民とそれにシンパシーがあるタイプの国民に共有できるだけで、政権交代を促すテーマとして、多数の国民が関心を示すテーマには遠いです。

だから、2011年以降に、多くの国民生活に影を落とし、実は陰に陽に影響があり、更に原発再稼働が各地で進められている状態を受けて、「原発ゼロ」を争点にすることは、最も政権選択の可能性を膨らますテーマだと思います。

どうしてこんなことにいつまで時間が経過しても民進党国会議員たちの大半が気が付かないのか。

彼らの大半が、実はそうした国民意識と乖離した、保守感覚の強い政治家が多くあることも含めて、絶望的な思いに囚われています。

小泉氏の嗅覚は、彼の人品骨柄をどう見るのかと関係なく、卓越したレベルだと僕は思います。

この嗅覚をどうして活かすことができないのか、日本は本当に劣化しているのかもしれません。

 

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TPP委員会強行採決よりも、ピコ太郎がテレビ番組登場が大事となる日本の病。来週玄海原発再稼働合格へ。

2016-11-04 22:45:50 | 福島第一原発と放射能

 テレビ朝日の音楽番組に出たピコ太郎の方が世の中には重大事で、食や自らの安全に繋がるTPPの強行採決には、世の中の人は殆ど何の関心も示していません。

所詮は世の中の写し絵に過ぎない、ネットも同様です。

僕は、TPPを強行採決した問題が大きいというよりも、そんなことには何にも関心を示さない人々が圧倒的に多い現実をかみしめるべきだと思います。

TPPに無条件で反対している立場では僕はありません。しかし、そうしたことを日本が受け入れるのかどうかは、多くの消費者が(生産者よりも)きちんと考えないとならない問題です。

しかし、ほぼすべてに近い消費者は全く考えない。生活に影響可能性があるのに。

これは自分たちの食事や、自分たちの医療などについて、実質的なことについて、実は関心は日本人消費者のほとんどは持っていないことの反映に過ぎません。

何も考えていない人々。そういう人々が多数だとどうなるのか。

そうすると、そんなに中身がない、ピコ太郎登場に熱狂する感覚となるのでしょう。

小学生が面白いと言うなら理解できなくもないですが、何回見ても僕には何も感じる映像ではありません。

何も感じる音楽でも、何も感じる踊りでもありません。

しかし、こういうものが何かの拍子にネット空間で爆発することは、よくある話です。

それを一定数の人が好むのはわかりますが、どうやらそうではない。

インターネット空間で世界的に好まれたという肩書によって、日本国内の現実的にシンクロする人がかなり多くなる。

そして、世界の重要な問題ということでなく、実は身近な人々の生活に関わる議論が起きていて、国会の委員会で強行採決という分かりやすい構図となっても、それに反応しない人たちが多数の国であると。

愚鈍な国民が拡大しているだけの現状をまざまざとみせつけられます。

これはおそらく、インターネット空間の情報が、現実空間の情報支配も容易にしている作用が、どんどん強まっていることも影響しているのでしょう。

まともな感覚の人が減り続けている実状。

こんなことをメルマガを書き終えてから、少し考えていました。本当に気持ちが重くなります。

 

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原子力規制委員会が、来週にも玄海原発の再稼働審査が、事実上合格となる可能性報じられています。これで、来年、玄海も一度は再稼働することになるのでしょう。

大したメリットもないのに、こうしたリスクを拡大させるだけのこの国。またしても、嫌気がさすばかりです。




東京都民が二度も続いた大反省の末、選択結果である小池百合子都知事が宣う、「東京五輪は『復興五輪』」。

2016-11-03 22:09:55 | 福島第一原発と放射能

 僕は、基本的に東京都民の知性というものをほぼ信用しない時間が長く続いている人間です。

これは、東京にいた時から、変化はありません。

 別に都民以外が優秀と言う話ではないです。他と五十歩百歩です。

 というよりも、東京人が、他の地域よりも優秀な人々であるということを喧伝される方たちが都民に多く(笑止千万)、そんなことがないと僕が昔からずっと思っているのには、一つはっきりとした理由があります。

 国政でなく、自分たちの生活に影響を大きく与える都知事について、およそまともでない選択がずっと続いていて、この異様な状態は、もうすでに15年以上も続いている状態だからです。原発事故前からです。

 一週間のうちに都庁舎に平日毎日登庁しない都知事を圧倒的多数で三回も選び続けた後、その後継者であるノンフィクションライター兼副知事を史上最多の圧倒的支持で都知事に当選させたのが都民。その人物は不透明な金の授受によって一年ほどで辞任しました。

 この反省の下に行われたはずの都知事選で、次に選出した国際政治学者兼政治家が、不透明な経費などの問題で、今度は二年余りで辞任となりました。

 そして、重ねて都民が反省を繰り返した結果として、選出されたのが小池百合子現都知事ということです。

賢明なはずの都民が、最高の支持をして当選させた選良が選良とならず、更に過去の過ちを正すために、新たに都民による選良がまたもや選良とならず、更なる反省を重ねた結果の選良が小池百合子氏です。

 さて、その小池百合子氏が、東京オリンピックに関して、「『復興五輪がスタートではなかったか』と強く申し上げている。福島などの被災地の復興を後押しできるように声を上げたい。」と、福島県で改めて強調して発言した模様です。

都民が反省に反省を重ねて、今度は間違いないと期待している小池都知事は、「東京五輪=復興五輪」と定義づけるレベルの人物だということです。

正気か?としか思いませんし、こんな話は東京にとっても何一つメリットがありません。経済的観点のみでも。

 都民にプラスのないフレーズを謡う人間を、またしても自分たちの地域トップに選んだということが、まざまざとわかります。僕には、こんな馬鹿げた定義づけを宣う政治家を、またしても選んだ都民というのは、少なくとも只の馬鹿が大半であるという疑いを持つのが合理的でしかないということです。

 合掌。

 


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原発事故の重荷を新電力にも支えさせたい、経産省の思惑を許すな。またも登校小学生に突っ込むトラック。

2016-11-02 23:59:58 | 福島第一原発と放射能

 新電力に、受益者負担などの公平性などと称して、福島第一原発事故賠償を負担させるため、有識者会議に素案を経産省は出してきました。

有識者会議というものは、ほぼ彼らの言い分を通すための、方便としてつかわれているだけのものです。

第三者的な場所で議論して妥当性が認められましたので、そういう負担を強いたいとする本音ばかりが見えます。

全く物の道理は通る話ではありません。

原発依存の体制を護送船団的に守り続けたいから、その流れを、新しい電力会社にも課すことが当然であるなどというのは、詭弁に他なりません。

有識者からも「既存の電力会社が負担したのは妥当か」という声も上がっているそうですから、経産省にひいき目に見ても、「話になっているのか?」という疑問がおきることになります。

そして、このことは結局、新しい会社にも原発の枠組みに実質強制参加させることを、経産省は要求していることになりますから。

原発保持の体制を守るためには、ルールも平然と破ろうとする集団が、経産省であることが露呈していることに過ぎないと思います。

しかし、日本の追い詰められ方は、あからさまなんだろうと更に思っています。

 

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 きょうは、千葉県八街市で登校中の小学生の列にトラックが突っ込んで、多数の児童がケガをしています。助手席との話に夢中になっていたと報じられています。

 先日は、どこを走っているのかすら、よくわかっていない老人が運転する軽トラックが、これも登校中の小学生の列に突っ込んで、亡くなったお子さんもいました。

 こういう事案が、首都圏で相次いで起きていることも、とても気になる話だろうと感じています。



和歌山で野菜や果物、熊野牛などの地産材料で、小麦や別の油脂を使わない、ローカロリーなスープカレー。

2016-11-01 23:59:38 | その他

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放射能回避も出来ていそうで、ローカロリーで味が複層的なカレーの紹介。

きょうは私用で、近畿内一円、なんと和歌山まで動きました。

このため、今帰宅していて(5時間以上往復で電車に乗車しました)、ブログを書く余裕も取材の余裕もありません。

こういう時は本当に困ります。

そこできょうの記事は、今夜、僕が戻りの電車に飛び乗る前に、駅近くで食べた夕食の紹介をしておきます。

おそらくは、放射能回避にも有効な外食だろうと思います。

画像は、このお店を紹介している、和歌山の自治体ホームページより引用しました。

要はスープカレーなのですが、普通のスープカレーよりも、小麦粉や変な油脂、バターが使われていません。

和歌山産の野菜・果物・和歌山の牛などがベースに作られているスープカレー。コメは和歌山産。

味が多角的で、深みがあり、しかも胃に重くない食べ物。普通のカレーとは異なるのに、味はむしろ美味しいというものです。

僕は数年前にはじめてここのカレーを食べてびっくりし、今回久しぶりに和歌山に赴いたので、立ち寄りました。

相変わらず美味、しかも重くなくて、複層的な味なんです。これはなかなかありません。

インド系スープカレーは、単線的な味のものや、実は脂っこいものが多い中で、これは全く正反対のベクトルです。

きっと日本人には、とても好まれるカレーと思いますが、残念ながら和歌山まで赴かないと食べるチャンスがありません。

僕もたぶん二度目か三度目、なかなか和歌山には行かないので、機会がありません。

こうしたお店は、きちんと材料に拘り、味を吟味に吟味を重ねていると、西ならば必然的に放射能回避もできているという好例と思います。

放射能回避を売り物にして、今一つの料理をバカ高い値段で平気で出すようなレストランとは、大きく違う存在であることは、まちがいないと思います。

放射能回避を売り物にしているレストラン連中が、僕がマグドナルドをよく食べているという噂を流していることは知っていますが、僕はマックなんか好んでいないのは、昔から僕を知る人には常識です。

そうした放射能回避宣伝レストランの味に疑問があり、そういう宣伝にもおかしいと感じている僕のような人間は、あたりまえですが、もっと美味で、もっと食材を吟味するタイプのレストランを志向しているだけですから。

まずくて、しかも自称「放射能回避レストラン」などに、何の関心もありません。

勿論言うまでもなく、「測って安全」と言って、汚染可能性が高い地域の食材をよく使う感覚のレストランには行くつもりは全くありませんから。

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中田考氏の家宅捜索は、盟友・常岡浩介氏がイラクのモスル近郊でクルド人側に拘束されたことが発端のようです。

常岡氏が、拘束される具体的な容疑あるというよりも、そこにイスラム国とも付き合いがあるジャーナリストがいるから拘束したという事象がおきているだけな気がします。

勿論、取材は双方行えるのが望ましいですから、常岡氏がおこなっていることがおかしいとも言えません。

まあ、戦闘状態にある対立相手側は、疑って拘束することも、戦場ではありえます。

この拘束情報が伝わって、日本の公安が、あんまり合理性のない家宅捜索を中田考氏関係先におこなったとみるのが、もっともあたりまえの認識ではないかと思います。

何か、必要以上に話がぐるぐる回って、こういうことが起きている気がしてなりません。