安曇野方面 朝日が昇りますが 春霞???
2日の朝は
午前4時起床。
小屋の中では一番早く起き出しました。
すぐ隣ではまだ寝ているので 静かにザックを持って談話室に移動。
炊事場でコーヒーを飲んで エビピラフをいただきます。(ちょっとお湯を入れすぎたかも)
食事を終えて出発準備。
おっとその前に 午前5時が日の出の時間らしく(はっきり何時か分かってません)
皆さんがカメラを持って外に出て行きます。
あれ?カメラとグローブが無い。
寝床に探しいってもない?
どこやったかなぁ????
もう一度ザックを開けて荷物の中を調べたり。(忘れ物をすると回収するのが大変です)
こころ落ち着かせて考え 昨日夕方少しの晴れ間に外に行った時は持っていたなぁ。
確かに小屋にあるはず。
よく探してみると下駄箱の上に放置してありました。
しばし遅れて 外へ。
今日は穂高の山々もきれいに見ることが出来ます。
午前6時
写真を撮ったり捜し物をしたりアイゼンを付けたり。結構時間がかかってしまい
自分の中の予定より1時間も遅れてしまいました。
こんな事では夕方までに下山できないぞ。
ちょいと焦りながら 常念岳に向かって歩き出します。
焦りつつも景色が良いので何度も立ち止まり写真を撮っちゃいます。
眼下に 梓川 上高地方面。 山の影がお山にきれいに映ってます。
↑ 左から前穂 涸沢カールの奥に 奥穂 北穂(影に隠れて涸沢岳) 大キレットをはさんで 南岳(かな)
槍ヶ岳も ど~んと
てくてく歩いて
蝶ヶ岳三角点から目指す 蝶槍 常念岳と 前常念 。 ここを通って右の方へ下る予定(だった)
まずは蝶槍へ
↑左の方から南岳 槍ヶ岳 奥の方に野口五郎岳 大天井岳が望めます。
↑ 蝶槍から 常念の稜線。 常念の左手は東大天井岳 その奥は大天井岳
蝶槍から一旦下って 今度はきつい登りが待っています。
どうやらこのルートは今日は私が初めて歩く人のようで トレース(前の人の歩いた道)がありません。
とりあえず 蝶槍から 下ってみます。
通常は登山道には ペンキで ○印が付けられ ルートが分かるようになっているのですが
昨晩降った雪が西側斜面にはたくさん積もっていて
斜面を下る時にもルートがあっているのかどうかも分からず
膝上まで雪に埋まりながら 下っていきます。
小屋を出発して約1時間でしょうか たぶん
午前7時頃
蝶槍から見たところの下まで1/3程下った時点で 降りるのにもかなり体力を使って
ふと 正面を見ると誰も歩いていない 常念岳への稜線が 見えます。
下りでもこんな雪深く進むのが困難でしかもルートも不明。
予定通り下山できるか 不安になってきました。
思案すること5分(実際は歩きながらも考えてましたが)引き返して昨日登った道で
下山することに決定。
蝶槍から少し降りたところで年配の男性と遭遇。
その方に 戻ることにしたことを話すと
その方も『普通の時に 今から常念岳に ここから4時間以上かかる上
そんなに雪が深いなら私も止めて引き返します。』
といって 私と一緒に引き返して行かれました。
午前8時20分
来た道を戻り 蝶ヶ岳ヒュッテを通りすぎ せっかくだからもう一度蝶ヶ岳山頂を踏んで下山することに。
1日目の記事のルート図に書きましたが
下りでも昨晩の雪がかなり積もったようで 大変でした。
途中樹林帯の中で何も足を滑らせ転んで 2~3mですがずり落ちたり
登りよりも気を遣って怖かったです。(ももの筋肉も疲れで踏ん張りが効かなかったのもあります)
後半は踏ん張りも効かなくなり歩くスピードも遅くなったのですが
午前11時10分
三股登山口まで 戻ってきました。
午前11時20分
駐車場から常念岳が見えます。
駐車場はこの時点で約7割程埋まってました。
ゴールデンウィークでもこの日は満車にはならなかったようですが後半はどうでしょう?
車に戻り着替え
午後12時頃
以前キャンプの時にも利用した温泉施設
『ほりでー湯 四季の郷』(蝶ヶ岳ヒュッテで割引券もらいました。)へ寄って
温泉に浸かり 疲れを癒し 帰路につきます。
しかし下界は 暑いですね。
山の上はまだ真冬だったのになぁ。
ホリデー湯の建物越しに見る(と思う) 蝶ヶ岳 と 常念岳 (間違っていたらご是非指摘下さい。)
車の中はエアコンをかけて涼しくして
長野道安曇野インター経由中央道で 家に帰ります。
午後1時半頃
途中 小黒川PAで いつものように
結局ソースカツ丼をいただいて
午後3時過ぎ
帰りました。
今回の山行き は 結構な雪の量で 気温以外はほぼ冬山。
蝶槍過ぎの 撤退を決意するまで 一人で雪をかき分け道無き道?を進む心細さ。
結構な斜度でのしりもち転倒からのズリズリ滑り落ち 等
怖かった事もありましたが 無事戻ってこられて楽しい思い出になりました。
この記事を書いている5月1日(月)は出勤なのですが
太ももの筋肉が痛くて 階段の上り下りが苦痛です。
明日までに回復させてゴールデンウィーク後半の山行き(いけるのかこの体力で)に
備えないといけません。
おしまい。
山頂付近はまだまだ冬なんですね。
なごやかさんの気力には脱帽です。
でも、最近は山での遭難事故とか聞きますから
くれぐれも無茶をしないで下さい。
朝日の画像、素敵ですけど実際はもっとすごいのでしょうねー。そこに行った人だけが見れる景色ですよね。
山頂での食事と下山してからのソースカツ丼のGAPが面白いです。(^。^)
小槍を探しちゃいました(^^
かっこいい山ですよね、穂高も槍も。
前人未到の道は引き返して正解だと思います。
やっぱりアルプスはまだまだ冬ですね。
今年こそ、私もソロキャンプかなんかに挑戦してみます!
エビピラフ、、うまそうですね(笑)
ご無事でなにより(ノ_;)
何かが起こってからでは…いろいろと考えてしまって心配でならない私です。
くれぐれも無理なさらないでくださいね。
このようなところを一人で歩いていくのは、、、
本当に本当に気を付けてくださいね。
け、景色は…綺麗です。(^^;)
森林限界越えの高度のある山は
まだまだ冬ですね。
1日目の夕方から夜は吹雪で
かなり雪も積もりました。
(翌朝は晴れていて良かったです)
朝日は
もっとくっきりすっきり見られると
うれしいのですが薄曇りというか
低いところは曇っていて期待するほどの
日の出では無かったです。
真冬でもっと空気が澄んでいるといいのかなぁ。
>最近は山での遭難事故とか聞きますから
登る人もかなり多く話題になりますね。
気をつけます。
体力的にきつかったので
膝上まで埋まる新雪の中
4時間以上歩き続ける自信がありませんでした。
(次の日仕事でしたので帰らないといけないし)
山は逃げないので今度雪のない時に
リベンジします。
幹様御用達の 尾西のアルファ米ですね。(笑)
白樺湖バンガローで教えてもらって
今は山登りには欠かせない食料になってます。
(自然災害非常食備蓄用と兼用でかなり持ってます)
ソロキャンプ。是非。
あっ 落ち着いたらまたみんなで行きましょう。
まぁ人気の山なので人はまぁまぁたくさん
いるんですよ。
でも油断は禁物ですね。
この山登りも時々小さな谷を横切って進むところが
あるのですが
雪崩の心配はかなり少ないのですが
それでもゼロでは無いので
気をつけて足早に通過するようにしてました。
(足早すぎてつまずいて谷に落ちる方が
まずいですけどね。そこら辺のかねあいが微妙です)
なるべく
いつ命がなくなっても後悔しないように
毎日生きるようにしたいです。