なごやか けったましーん  blog

ながやかPORSCHE 964 の日々状況を綴ってまいりましたが・・。since2008.04.01

白馬八方尾根から唐松岳 山行き 5/3-5/4 後編

2017年05月07日 02時00分24秒 | キャンプ&BBQ

前日午後7時頃 ほぼ日没と同時に寝袋に入った私です。

当然午前1時頃には目が覚めテントから外を覗いてみると晴れてます。

相変わらずデジカメしかないので綺麗に星空が撮れないことを承知で

三脚を引っ張り出して(これもまたたいした三脚ではないので位置を合わせるのに苦労します。)

午前1時20分

↓ 立山方面 西方向かな

↓ 北斗七星 当然北方向

↓ 東 天空方向

↓ 唐松岳の影と北斗七星の下側です。

いいカメラがあったらもっと上手に撮れるのかなぁ。

肉眼では多くの星が見え 天の川も見えるのになぁ。物欲が・・・。

小一時間寒い中 写真を写して もう一度寝袋に入り込みます。

すでにスマホの電池も残り少なく 腕時計のアラームを午前4時にセットして再び就寝。

アラーム音が小さく聞こえず 寝過ごしてしまいました。

午前4時20分

朝ご飯は あまりお腹も空いていないので

コーヒーと 昨日のお昼ご飯用に購入していた 菓子パンです。

今日の日の出時刻は 午前4時45分頃のようで

朝食をいただいたら テント場上部の東側が見渡せる尾根まで登ってみます。

すでに 日の出を待つ人たちがいっぱいいます。唐松岳頂上に向かった人たちも大勢です。

先日の蝶ヶ岳同様 雲が低く 日の出時間より10分ほど遅れて 雲の間から八方尾根の上に日が昇ります。

日の出方向と反対側 朝日が雪の山に当たる方が綺麗に見えます。

↓ 剣岳方向

↓ 唐松岳 不帰ノ剣

↓白馬岳方向

↓ 不帰ノ剣 アップ

↓ 再び 剣岳方向 時間と共にピンクに染まってきます。

小屋上からの日の出時刻の動画です。

しばらく 朝焼けを堪能した後は 再び唐松岳に登ってみます。

昨日のイルカさんよりバックの雪山が綺麗でこちらの方がいい感じです。

↓ 唐松岳への登りも早朝でも雪は緩んでます。それほど気温も下がらなかったんでしょう。

↓ 唐松岳 山頂 再び テント場からは20分くらい。

頂上から五竜岳あたりから八方尾根辺りまで 320度くらい。

↓ 剣岳方面

↓五竜岳 越しの穂高 槍ヶ岳

↓ 八方尾根

↓ 白馬岳方向

昨日と同じ景色ですが 今日の方がお天気がいいので綺麗に見えます。

その後テント場に戻ってテント撤収します。

↓ 昨晩ペグを使わず テントの前扉の先端を 雪の壁に埋めて 留めたのですが

朝になったら 凍っていて 外れません。

ストックの先端をアイスピック代わりにして掘り出しました。テントを破ってしまわないよう

気をつかってほじくるのですごく時間がかかってしまいました。やはりちゃんとした雪用の道具が必要ですね。

テント撤収後は名残惜しいですが 下山です。

午前7時40分 下山開始

下山しながら 昨日より数段綺麗な山々を撮って下ります。

午前8時 ↓丸山ケルン

午前9時 ↓八方池 第三ケルン

午前9時30分

↓ 八方山ケルン あと数分下れば 八方池山荘 リフト乗り場に着いてしまいますので

名残惜しく コーヒーをいただいて休憩。

↓ 山荘がすぐ下に

↓ 五竜岳 本当下山するのがもったいない。

午前9時50分

山荘まで降りて来ちゃいました。

ここまで来るとスキーヤーでいっぱいです。

私もリフトよりもスキーを履いて降りたいくらいでした。

みなさん ジャバジャバの雪でもスキーするなんて よっぽど好きなんですね。

みなさんがスキーやボードで登るところ リフトとゴンドラで 麓へ降ります。

午前10時40分

駐車場到着 帰路につきますが

帰り道も 青空をバックに綺麗な景色。ついつい車を止めてしまいます。

午前11時20分

まっすぐ内には帰らず 大町温泉郷 薬師の湯 へ 物見湯産手形が使え無料で入浴。

 

景色の良い露天風呂に入ってリフレシュ。

高速道路が混む前に 帰りましょう。

午後1時30分

帰りは またまた 小黒川PAで昼食 今回はかつ丼ではなくて伊那名物スープローメンを

いただきたかったのですが GW混雑で 作るのに時間がかかるそうで今日は販売中止。

がっくり。あんかけラーメンにしておきました。(ぐちゃぐちゃ混ぜた後思い出してパチリ)

それでもって 帰り際

中央アルプス 仙丈ヶ岳を写して帰りました。

天気予報では3日、4日は晴れ 5日は崩れる予報だったのと 蝶ヶ岳登山の疲れと筋肉痛で

1泊2日の 山行き予定で 出かけましたが

6日午前中まで天気も良くなる様子 それに身体の方も 絶好調になって

こんなことなら 唐松岳から五竜岳への2泊3日にすれば良かった。

かなり後悔してます。

また天気の良い日にリベンジします。(こればっかり)

おしまい。


白馬八方尾根から唐松岳 山行き 5/3-5/4 前編

2017年05月06日 11時29分36秒 | キャンプ&BBQ

連休後半に突入しました。

今年のゴールデンウィークはカレンダー通りでしたので

後半は5/3~5/7までです。 この記事を書いているのは

天気の崩れる予報の5/6で今のところ 外は曇り

最近のマイブームは 山登りなので お天気 が重要です。

さてさて

4/29-4/30の蝶ヶ岳から戻った翌日と翌々日 は

会社の階段を上り下りするにも苦労するほど太ももの筋肉痛でした。

GW後半は天気がよさそうなので 山行きに行くつもりだったのですが

こんなに筋肉痛が残るなんて・・・・。どうしよう。

前日5/2の夜まで悩みましたが 標高差も少なく歩く距離も短いでアクセスも良い場所。

と言うことで 今回は八方尾根ゴンドラを使って 唐松岳へ行くことに

登りやすそうなんですが まだ筋肉痛も残り15キロのザックを背負って上までいけるかなぁ。

心配ですが あまりにもきつければ Uターンしても いいと思って出かけることに。

5月3日(水) 

午前4時

なんだか疲れていて気乗りしない朝です。予定より寝坊しました。

午前4時40分

自宅を出発

午前7時

高速道路を降りて大町方面から 白い峰々が綺麗に見えやっとテンションが上がります。

午前8時

八方第三駐車場に到着。もっとゴンドラ乗り場の近くに駐めたかったのですが

さすがに到着も遅れているので無理ですね。

身支度を調えて ゴンドラ乗り場まで歩いて約10分

午前8時30分

事前にゴンドラの始発時間は午前8時からと思っていましたが GWは特別なんでしょうか?

チケット買うときには登山届けの提出を求められます。(私はWEB提出済みの旨伝えて購入)

ゴンドラとリフト2本を乗り継いで 八方池山荘のある第一ケルンまで登ります。(らくちんです)

午前9時20分

さぁ 出発です。

午前9時40分

石神井ケルン(八方ケルン)到着。

やはり疲れているのでしょう。ここまでは散策道で歩きやすいのですが

汗が噴き出て 息も上がってます。気温も高いからでしょうか・・・。

午前10時10分

 

午前10時30分

八方尾根にはたくさんケルンがあって後から振り返ってもどこだったか分からなくなります。

第三ケルン 八方池到着。

夏なら八方池に白馬岳が映ってきれいなんでしょう。今は雪で埋まってしまっています。

登山道はこんな感じです。気温も高く夏道(どろどろ) シャーベット状のところ有りです。

 

シャーベットの上り坂は疲れます。

午前11時40分

やっと丸山ケルンに到着。

少し晴れてきて眺望も良くなってきました。

と言っても この日は高曇りと言うんでしょうか? 山は見られますが上空は薄い雲に覆われています。

↑ 目指す唐松岳もずいぶん近づいてきました。

↓ 天狗の頭 鑓ヶ岳(やりがたけ)杓子岳 丸山 白馬岳方面 

↓五竜ゲレンデ越しの大町方面

↓ 立山 方面 真ん中には剣岳がひときは存在感があります。でも空がはっきりしません。

 ちょっと痩せた稜線を登り切ると 唐松山荘の真上の展望の良いところに出ます。

山荘も見え唐松岳もすぐそこに。

↓唐松岳 登っていく人が見えますね。

午後12時50分

八方池山荘から登り始めて 3時間30分  疲れが残る身体でしたが

途中休憩して写真を撮ったり 気温によって着ているものを脱いだり着たり 色々て

唐松岳頂上山荘に到着して ほっと一息つけました。

ここで 山荘に泊まるか テント泊するか 決めないといけないのですが

蝶ヶ岳の時とは違い 風も強く吹いても10m/s以下 体感的にはそよ風の 3~5m/s位。

ここで貧乏性の私 素泊まり1泊 6,900円もして炊事場はなく 小屋の外で 炊事しないといけません。

(実際に炊事している人が 屋根も無いところで炊事って?荒天だったら何処でするんだろう?とぼやいてました。

↓小屋の内部の様子。

綺麗な山小屋でした。

こんな小さなお嬢さんも がんばって登ってきました。5歳だそうですが すごくしっかりしたお子さんです。

途中上から 尾根を見たときに すごい鳴き声が聞こえて心配したのですが

山小屋に着いたときはケロッとしてました。

風もないので テント泊することに。テント泊は トイレ使用料込みで 1,000円です。

蝶ヶ岳の時はしなかった雪の壁で風よけを作ってテントを設営しないといけません。

ビールやジュースの自動販売機もありびっくり。お値段は山の値段です。ビール350ml 600円 ジュース400円 水300円


午後1時10分

設営開始。うまくできるかなぁ。

↓ こんなところに作ります。

穴を掘って 掘った雪を 下側の斜面の壁にしていきます。

雪の状態はシャーベット状で上手な方のように 立方体に切り出して 壁を作ることはできません。

もっと上手にならないと 高い壁は作れないので 風の強の為に修行しないといけません。

午後14時30分

作り始めて約1時間20分

それでもなんとか 低い方の斜面側で 膝上くらい 約60~70センチほどの高さの壁ができて

テントも立てられました。

画像ではわかりにくいですが まぁまぁの傾斜地に設営してます。

壁さえうまくできれば 水平に寝るところも作れて 地面も下からの冷えを遮られれば

石ころだらけのごつごつ地面の上に寝なくてもいいので 雪上の設営の方が 居心地の良い場所が作れそうです。

まだお昼ご飯も食べていなくて ちょっとお腹が空きましたが

またすぐ夕食の時間になるので あんパン1つをかじってから

唐松岳に登ります。

途中イルカの形?をした岩があり これが有名なイルカ岩か と思いましたが

有名なイルカ岩は 燕岳にある岩でした。

こんな岩の横を通り抜け唐松岳頂上へ。

これから頂上からの眺望です。

↓ 南東方向 不帰の剣からの白馬岳方向

↓北西方向 遠くに富山湾。

↓頂上山荘から 下界は大町方面

↓ 南方向 五竜岳 右肩後方には 穂高方面 槍ヶ岳。

拡大したところ。うっすらと槍ヶ岳。 薄曇りでぱっとしませんね。

↓ 西方向 剣岳メインかな 立山連峰

↓ 南東方向 遠景 妙高のほうかなぁ

 午後3時40分

山頂からテント場に戻って おつまみで発泡酒をいただきます。

↓ テント場の感じ。

ここは20張り強でしょうか? 人気の涸沢カールは350張りあったようです。すごい数ですね。

夕暮れまで 近くを散歩したり 景色を眺めたり 何も予定のない至福の時間を過ごします。

↓ もっと晴れていれば 夕日に染まる立山連峰が見られたのですが

この日は こんな感じで 日が暮れていきます。

午後5時30分

ちょっと早い夕食です。

焼酎が写っていますが この日は なんだかお腹いっぱいで これはまた次回のお楽しみです。

美味しく食事の後は

またしばし景色を堪能して 寝袋に入り込みます。

この日は本当に風も少なく 気温も低くなく テント泊で正解でした。

おやすみなさ~い。

 


蝶ヶ岳登山に行ってきました。後編。2日目です

2017年05月02日 15時46分59秒 | キャンプ&BBQ

安曇野方面 朝日が昇りますが 春霞???

 

2日の朝は

午前4時起床。

小屋の中では一番早く起き出しました。

すぐ隣ではまだ寝ているので 静かにザックを持って談話室に移動。

炊事場でコーヒーを飲んで エビピラフをいただきます。(ちょっとお湯を入れすぎたかも)

食事を終えて出発準備。

おっとその前に 午前5時が日の出の時間らしく(はっきり何時か分かってません)

皆さんがカメラを持って外に出て行きます。

あれ?カメラとグローブが無い。

寝床に探しいってもない?

どこやったかなぁ????

もう一度ザックを開けて荷物の中を調べたり。(忘れ物をすると回収するのが大変です)

こころ落ち着かせて考え 昨日夕方少しの晴れ間に外に行った時は持っていたなぁ。

確かに小屋にあるはず。

よく探してみると下駄箱の上に放置してありました。

しばし遅れて 外へ。

今日は穂高の山々もきれいに見ることが出来ます。

午前6時

写真を撮ったり捜し物をしたりアイゼンを付けたり。結構時間がかかってしまい

自分の中の予定より1時間も遅れてしまいました。

こんな事では夕方までに下山できないぞ

ちょいと焦りながら 常念岳に向かって歩き出します。

焦りつつも景色が良いので何度も立ち止まり写真を撮っちゃいます。

眼下に 梓川 上高地方面。 山の影がお山にきれいに映ってます。

↑ 左から前穂 涸沢カールの奥に 奥穂 北穂(影に隠れて涸沢岳) 大キレットをはさんで 南岳(かな)

 画像クリックで拡大します。(奥穂、北穂)

槍ヶ岳も ど~んと 

 画像クリックで拡大します。(槍ヶ岳)

てくてく歩いて

蝶ヶ岳三角点から目指す 蝶槍 常念岳と 前常念 。 ここを通って右の方へ下る予定(だった)

まずは蝶槍へ

↑左の方から南岳 槍ヶ岳 奥の方に野口五郎岳 大天井岳が望めます。

↑ 蝶槍から 常念の稜線。 常念の左手は東大天井岳 その奥は大天井岳 

蝶槍から一旦下って 今度はきつい登りが待っています。

どうやらこのルートは今日は私が初めて歩く人のようで トレース(前の人の歩いた道)がありません。

とりあえず 蝶槍から 下ってみます。

通常は登山道には ペンキで ○印が付けられ ルートが分かるようになっているのですが

昨晩降った雪が西側斜面にはたくさん積もっていて

斜面を下る時にもルートがあっているのかどうかも分からず

膝上まで雪に埋まりながら 下っていきます。

小屋を出発して約1時間でしょうか たぶん

午前7時頃

蝶槍から見たところの下まで1/3程下った時点で 降りるのにもかなり体力を使って

ふと 正面を見ると誰も歩いていない 常念岳への稜線が 見えます。

下りでもこんな雪深く進むのが困難でしかもルートも不明。

予定通り下山できるか 不安になってきました。

思案すること5分(実際は歩きながらも考えてましたが)引き返して昨日登った道で

下山することに決定。

蝶槍から少し降りたところで年配の男性と遭遇。

その方に 戻ることにしたことを話すと

その方も『普通の時に 今から常念岳に ここから4時間以上かかる上

そんなに雪が深いなら私も止めて引き返します。』

といって 私と一緒に引き返して行かれました。

午前8時20分

来た道を戻り 蝶ヶ岳ヒュッテを通りすぎ せっかくだからもう一度蝶ヶ岳山頂を踏んで下山することに。

1日目の記事のルート図に書きましたが

下りでも昨晩の雪がかなり積もったようで 大変でした。

途中樹林帯の中で何も足を滑らせ転んで 2~3mですがずり落ちたり

登りよりも気を遣って怖かったです。(ももの筋肉も疲れで踏ん張りが効かなかったのもあります)

後半は踏ん張りも効かなくなり歩くスピードも遅くなったのですが

午前11時10分

三股登山口まで 戻ってきました。

午前11時20分

駐車場から常念岳が見えます。

駐車場はこの時点で約7割程埋まってました。

ゴールデンウィークでもこの日は満車にはならなかったようですが後半はどうでしょう?

車に戻り着替え

午後12時頃

以前キャンプの時にも利用した温泉施設

『ほりでー湯 四季の郷』(蝶ヶ岳ヒュッテで割引券もらいました。)へ寄って

温泉に浸かり 疲れを癒し 帰路につきます。

しかし下界は 暑いですね。

山の上はまだ真冬だったのになぁ。

ホリデー湯の建物越しに見る(と思う) 蝶ヶ岳 と 常念岳  (間違っていたらご是非指摘下さい。) 

車の中はエアコンをかけて涼しくして

長野道安曇野インター経由中央道で 家に帰ります。

午後1時半頃

途中 小黒川PAで いつものように

結局ソースカツ丼をいただいて

午後3時過ぎ

帰りました。

今回の山行き は 結構な雪の量で 気温以外はほぼ冬山。

蝶槍過ぎの 撤退を決意するまで 一人で雪をかき分け道無き道?を進む心細さ。

結構な斜度でのしりもち転倒からのズリズリ滑り落ち 等

怖かった事もありましたが 無事戻ってこられて楽しい思い出になりました。

 

この記事を書いている5月1日(月)は出勤なのですが

太ももの筋肉が痛くて 階段の上り下りが苦痛です。

明日までに回復させてゴールデンウィーク後半の山行き(いけるのかこの体力で)に

備えないといけません。

 

 おしまい。


蝶ヶ岳登山に行ってきました。前編。1日目です

2017年05月01日 15時45分32秒 | キャンプ&BBQ

↑ 1日目山頂の様子です。

今回の登山の日程は

4月28日(金) 夕食を終え身支度。午後10時 登山口に向けて出発。

車中泊です。

4月29日(土)蝶ヶ岳山頂に向け三股登山口より

4月30日(日)当初の予定では常念岳経由し登山口三股に戻り帰宅

のつもりで出発。

登山口は以前ベンツでソロキャンプに偶然訪れたことのある

須佐度キャンプ場の奥へ20分ほど林道を走った所にあります。

大まかなお山の位置。

 ←この画像はクリックで拡大します。(他はしません)

 

出発から約2時間30分 

午前0時30分に登山口駐車場に到着。 

午前1時頃にはPOLOの狭い荷室。寝袋にくるまって就寝。

 

翌朝午前5時頃起床。

↑ 早朝の駐車場の混み具合。70台駐められます 早朝の時点では15台くらい駐まってました。

午前5時40分頃 登山口へ向けて出発。

午前5時50分 登山口に到着

早朝から係の人?がいて 登山届けの提出を促しますが

私はすでにネットで電子届け出をすませてあるので

登山道の様子を少しうかがっただけでいよいよ登山道に入ります。

登りだして30分弱で 有名なゴジラの木に到着。

写真だけ撮って登っていきます。

↑ 今回登る予定の常念岳と前常念岳が 木々の間から見られました。

1時間ほど登ると雪が出てきます。

登山道が完全に雪に覆われた頃 アイゼンを着けてひたすら登ります。

今回の登山ルートです。(結果的には常念岳へは登らず 途中で引き返してきたのです) ↓

 この地図もクリックで拡大します。

 上の地図画像のCの辺りは 登りがきつく 雪も柔らかい状態。

アイゼンも効きにくく ほぼ四つんばいになり登りました。

5mくらい登っては 『はぁ~はぁ~』 一旦止まって また登るの繰り返しです。

気温は0℃位で森林限界から上は 風もあるのですが 息もきれて暑いような状態。

じっとしていると汗が冷えて急に寒くなるので注意が必要です。

(と言っても急登の中では休憩するような場所がありません。立っているのがやっとの所ばかり。)

 午前11時10分

約5時間20分かけて 蝶ヶ岳ヒュッテ上のテント場に到着。

山頂はここから200m程いったところが山頂です。(どこが山頂だかよく知りませんでした。)

トップ画像が山頂の様子です。

ついた頃は強風で風を遮る物のないテント場ですので

みなさん雪を切り出して 上手に壁を作って風よけに。

その囲いの中にテントを張ります。

私はこの強風の中 上手く雪で壁を作ったりする自信がなくどうしようか・・・・。

ちょっと悩んでいるとさらに風も強くなり吹雪いてきました。

以前の木曽駒ヶ岳山頂の風より強く感じました)

今日の午後は天気が崩れるという予報もありました。自宅近くでは急な雷雨もありその後は寒気で冷え込んだそうです。

 

とりあえず 山小屋に行って暖まらせていただこうと 小屋へ。

小屋ではストーブが炊かれ暖かいです。まだ午前中でお客さんも少ない状態。

アイゼンを脱いでザックを下ろし小屋には行ったら

『今日はテント泊止めて 小屋に泊まろう』 即決でした。

テント泊の用意をしてきたので自炊道具や食料も持っているにもかかわらず

『夕食付きで』 と言ってました。

受付を済ませて待っていると 今夜のお部屋(うそです。寝るスペースです)に案内してもらい

今回は1畳に一人づつ寝られそうです。(このスペースで2人分です)

ザックを廊下においてお昼ご飯にラーメン800円を注文。(食材あるのに自分で作ればいいのにって感じですが・・)

(ラーメンの画像取り忘れて完食してしまいました。)

談話室で焼酎のお湯割りとおつまみ 雑誌や単行本で ぼんやりした後

寒いしちょっと寝ましょう と横になっていると

窓際にスペースで暴風が辺り窓ががたがた鳴っています。

しばらくして窓からテント場を覗いてみると 猛吹雪でテントの陰も形も見えません。

『山小屋に泊まることにしてよかったぁ』とほっとしました。

しばらく布団の中でうとうと 午後3時頃目が覚め

再び談話室へ。

外が明るくなってきたので ちょっと寒いけど散歩がてら景色でもと思い外に出てみました。

この時点では山頂ってよく分かっておらず テント場か南の方に少し登ると

そこが蝶ヶ岳2,677m山頂でした。

今度は

小屋の北側に見える石の灯のような物の方へ

『瞑想の丘』のレリーフでした。

 

↑ 穂高連峰も雲の中。せっかく良い景色を期待したのに残念です。

散歩からもどってしばらくすると

午後5時30分 

夕食の時間 

『食事の用意が出来ました。注文いただいた方食堂の方へお入り下さい』

と言うことで 初めても山小屋泊(実際は中学生の頃富士登山で 何合目かの山小屋素泊まりしたことはありますが)

初めての山小屋ご飯です。

山の上にもかかわらず大変豪華な食事で 美味しかったです。特に鯖のみそ煮が最高でした。

満足満足。

夕食をいただいた後は またまた談話室で焼酎のお湯割りと雑誌、単行本で過ごしました。

人見知りの私は 山小屋の中で見知らぬ人と会話をすることもなく過ごしたのです。

他の方は割とどこから登られたんですか?

とか

明日はどうされますか?

こんな山でこんな事経験しました。

など話されていました。

同じ登山客同士いくらでも話すことはあるんですけどね。

夕食から1時間ほどして

午後7時頃

私はそそくさと寝ぐらへ向かい 布団にくるまって寝ることに。

布団の中では

明日は早起きして 食事をし 常念岳経由登山口の三股へ戻ろうなどと考えておりました。

午前5時頃出て 常念岳

常念岳へは夏道で4時間 かかります。一生懸命歩いて4時間ちょっとはかかり

さらに下山も4時間以上かかります。

休憩を入れると順調に行って 休憩や昼食も入れると 午後3時頃の下山になりそう。

 

寝るところは非常に寒く(テントよりはましですが)0℃位だったと思います。

寒かろうが何だろうが布団にはいるとすぐ眠りに落ちてしまう なごやか です。

おやすみなさ~い。