エコという言葉はエコノミー(倹約)とエコロジー(環境)を混同させる迷惑な言葉だ。確かに多くの場合、倹約は環境に繋がる。電気の使用量を減らせば支出減と同時にエネルギー消費量も減る。
しかしエコノミーとエコロジーは予定調和する訳ではなく、時には対立する。無料配送や20年前の自動車の使用はエコノミーだがエコロジーではない。前者なら購入者が持ち帰るほうが環境負荷が少ないし、後者については燃費の悪さと有害排気ガスの両面で反エコロジーだ。
一方、刺身や生卵や生肝は火力を使わないのでエコロジーだが、衛生的で新鮮な商品を厳選せねばならないのでエコノミーではない。燃料電池はエコロジーだが今のところエコノミーではない。
倹約と環境は無条件で正の相関になる訳ではない。負の相関であっても敢えて環境を選んでこそエコロジーと言える。工場排水の浄化はかなり高コストであろうともやらなければならないのと同じことだ。
しかしエコノミーとエコロジーは予定調和する訳ではなく、時には対立する。無料配送や20年前の自動車の使用はエコノミーだがエコロジーではない。前者なら購入者が持ち帰るほうが環境負荷が少ないし、後者については燃費の悪さと有害排気ガスの両面で反エコロジーだ。
一方、刺身や生卵や生肝は火力を使わないのでエコロジーだが、衛生的で新鮮な商品を厳選せねばならないのでエコノミーではない。燃料電池はエコロジーだが今のところエコノミーではない。
倹約と環境は無条件で正の相関になる訳ではない。負の相関であっても敢えて環境を選んでこそエコロジーと言える。工場排水の浄化はかなり高コストであろうともやらなければならないのと同じことだ。