松山市では昨日(20日)まで自転車を一方通行させる社会実験が行われたそうだ。良いことだと思う。歩道の自転車が危険なのは後ろからも前からも突っ込んで来るからだ。自転車の流れが一方向になれば歩行者は少なからず安全になる。
このことにケチを付けるつもりは無いが、実は道路交通法上では既に一方通行が義務付けられている。自転車は左側通行をして歩道では車道寄りを徐行せねばならないと定められている。これが全然守られていないから松山市での実験はそれなりに意味がある。
しかし法が守られていないからという理由で、守り得るルールを定めることは正当だろうか。法律である以上、守らせるのが当然であり、守れないような不合理な法であるなら改正すべきだろう。ザル法は有害無益だ。
自転車のルールは警察官でさえ守っていない。警官の乗った自転車が右側の歩道の真ん中を堂々と走っている。タテマエの法律など廃棄して現実的な法律に改めるべきだろう。無法状態が最悪だ。
中国では「上に政策あれば下に対策あり」として法律が済し崩しにされ勝ちだ。悪法ならそれも良かろう。しかし市民を守るための法律がご都合主義で運用されるようでは法治国家とは言えまい。放置国家か呆痴国家だ。
このことにケチを付けるつもりは無いが、実は道路交通法上では既に一方通行が義務付けられている。自転車は左側通行をして歩道では車道寄りを徐行せねばならないと定められている。これが全然守られていないから松山市での実験はそれなりに意味がある。
しかし法が守られていないからという理由で、守り得るルールを定めることは正当だろうか。法律である以上、守らせるのが当然であり、守れないような不合理な法であるなら改正すべきだろう。ザル法は有害無益だ。
自転車のルールは警察官でさえ守っていない。警官の乗った自転車が右側の歩道の真ん中を堂々と走っている。タテマエの法律など廃棄して現実的な法律に改めるべきだろう。無法状態が最悪だ。
中国では「上に政策あれば下に対策あり」として法律が済し崩しにされ勝ちだ。悪法ならそれも良かろう。しかし市民を守るための法律がご都合主義で運用されるようでは法治国家とは言えまい。放置国家か呆痴国家だ。