生活保護制度は最後のセーフティネットであり安易に制限すべきではない。しかし不正受給は徹底的に取り締まられるべきだろう。これは年金の不正受給と同様、国に対する詐欺だからだ。より正確には国民の納めた税金を騙し取る行為だ。
不正受給が少なくないのは決して福祉事務所の怠慢のせいではない。調査権が無いからだ。受給申請者の親族に郵送して「扶養不可」と返答されればそれ以上調査する権限が無い。親族の総てから扶養不可の返答を得ればそれを鵜呑みにせざるを得ないのが現状だ。
私は43歳から59歳まで親に送金をしていた。決して親が困窮していた訳ではなかったが、少しでも楽に暮して欲しいと思ったからだ。しかもこうすることによって私自身にも扶養家族控除というメリットがあった。送金額と比べれば微々たる額だが、家族全体として捕えれば節税になった。
核家族化が進む現代で一緒に貧しくなるという発想は受け入れられ難い。しかし一緒に楽をしようということなら賛同を得られるだろう。生活保護という制度で他人様の財布に頼る前に親類縁者が援助すべきなのは当然のことだろう。未就職の子供に対する扶養義務が親にあるように、子供には高齢化した親に対する扶養義務がある。
不正受給が少なくないのは決して福祉事務所の怠慢のせいではない。調査権が無いからだ。受給申請者の親族に郵送して「扶養不可」と返答されればそれ以上調査する権限が無い。親族の総てから扶養不可の返答を得ればそれを鵜呑みにせざるを得ないのが現状だ。
私は43歳から59歳まで親に送金をしていた。決して親が困窮していた訳ではなかったが、少しでも楽に暮して欲しいと思ったからだ。しかもこうすることによって私自身にも扶養家族控除というメリットがあった。送金額と比べれば微々たる額だが、家族全体として捕えれば節税になった。
核家族化が進む現代で一緒に貧しくなるという発想は受け入れられ難い。しかし一緒に楽をしようということなら賛同を得られるだろう。生活保護という制度で他人様の財布に頼る前に親類縁者が援助すべきなのは当然のことだろう。未就職の子供に対する扶養義務が親にあるように、子供には高齢化した親に対する扶養義務がある。