日本の刑法は推定無罪が原則だ。疑わしきは罰せずがルールだ。しかしこと権力者に限っては推定有罪で疑わしきは罰すべきだろう。なぜなら権力者は特権を持っているからだ。検察にも司法にも圧力を掛けることができる。無力な市民とは違って事件を揉み消すこともできる。小沢一郎氏にしろ鈴木宗男氏にしろ必ずしも証拠が充分とは思えない。それでも有罪が正当だ。
こんなダブルスタンダードは理解されにくい。権力者だろうと庶民だろうと同等に扱われるべきだと考える人が大半だろう。しかしもし同等に扱おうとするならば権力者に対しては厳しくあるべきだ。彼らを厳しく処遇して初めて法の元での平等が実現される。
警察も特権を持っている。軽微な交通違反を知人の警察官に頼んで揉み消して貰った人は少なくなかろう。同様に警察官本人の犯罪も少なからず揉み消されているだろう。そんな実情だから警察官による犯罪を厳しく処罰することは決して不公平なことではない。
インサイダー取引という犯罪がある。企業の中枢にいる人が内部情報を使って株式を売買することによって不当な利益を得ることだ。この場合は疑わしきは罰せられる。本人だけではなく親族や知人が行ってもインサイダー取引と見なされる。
これらが正当であるように権力者も厳しく裁かれねばならない。元々の土俵が違うのだからルールが違っても当然だ。権力者に対しては推定有罪が原則であるべきだろう。
こんなダブルスタンダードは理解されにくい。権力者だろうと庶民だろうと同等に扱われるべきだと考える人が大半だろう。しかしもし同等に扱おうとするならば権力者に対しては厳しくあるべきだ。彼らを厳しく処遇して初めて法の元での平等が実現される。
警察も特権を持っている。軽微な交通違反を知人の警察官に頼んで揉み消して貰った人は少なくなかろう。同様に警察官本人の犯罪も少なからず揉み消されているだろう。そんな実情だから警察官による犯罪を厳しく処罰することは決して不公平なことではない。
インサイダー取引という犯罪がある。企業の中枢にいる人が内部情報を使って株式を売買することによって不当な利益を得ることだ。この場合は疑わしきは罰せられる。本人だけではなく親族や知人が行ってもインサイダー取引と見なされる。
これらが正当であるように権力者も厳しく裁かれねばならない。元々の土俵が違うのだからルールが違っても当然だ。権力者に対しては推定有罪が原則であるべきだろう。