(申し訳ないが、画像や写真を押さえるのを失念してしまったことを、まずお詫びしておく)
もう2、3年、いやもっと経つのかも知れないが、左足のヒザ付近インコースの柔らかいところに、小豆の半分くらいの出来物があって、このたび長年育てたそれを先日切り取った。
切り取った当時の大きさは半小豆だったが、気づいた頃は虫さされ程度の大きさの赤いニキビ状のものだった。
それがハッキリ意識するようになった時、大きさは水イボぐらいの突起状に成長していた頃だが、勿論痛みやかゆみはなく、気づいた時にチョット触る程度である。
それが1年ほど前から、段々大きくなり、タコとも呼べないけど、イボが育った感じが気になりだして、毎日触るようになった。
半年前から、イボコロリを市販の店で購入し、マメにあてがっていたが、むしろいぼが取れるどころか育ちに拍車がかかってしまった。
そこで覚悟を決めて、一度ケンカ別れした皮膚科へ(笑)
すると、その場で「局所麻酔」→「剪刀で切除」→「電気メス(高周波メス)で止血、収縮」という作業が行われた。
作業前に患部へ直接麻酔の針が打ち込まれるため、この麻酔が一番痛かったけど、そのほかは全然痛みを伴わず終了。
悪性の可能性もゼロではないということなので、切り取ったそれは、病理検査へ出された。
(検査代金と抗菌塗薬の代金で5000円程度、やっぱ外科的なことをすると値段も高い)
朝晩の2回に、抗菌塗薬を丁寧に塗り続けていたら、生乾きのかさぶた状態から、2週間後はやや乾いたかさぶた状態にまで回復した。
患部の見た目は気持ち悪い感が否めないが、特に化膿することもなかった。
2週間後に病理検査の結果を聞きに行ったら、「良性腫瘍」とのことだった。
正式には、「線維腫」というらしく、虫さされ後やケガ後から発展する腫瘍とのことで、別に珍しいものではないらしい。
ネットで調べると、主に女性に出来るイボだと思われるし、そのリスクも高そうだ。
(むだ毛の処理時に生じた傷からの発展)
切除から3週間と数日経ったが、ようやくかさぶたが形成されそうになるまで回復してきた。
医者曰く、抗菌剤をよく塗っておけば、そのうちに治癒するから通院の必要なし!だそうなので通院はせず、地道に治すこととしたい。
痛くもないイボであっても、虫さされ程度のことから発展して、悪性になることだって考えられるということを知ったのは、今回勉強になったこと。
だから、これを見て下さった貴方も、気になっているイボとかあるならまず皮膚科へ行かれるべきだろう。
最悪のケースも早期発見なら、最悪じゃない。
なにより、切り取るハメになっても、施術は痛くない。
後悔はしたくないわよね~
--関連リンク--
・ メルクマニュアル医学百科より「皮膚線維腫」
・ 病気のはなし、病気辞典より「線維腫」