Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

読者をひきつけるのが「仕事」

2015年05月19日 23時59分59秒 | Weblog

尾木ママ、取材記事に猛抗議!修正させる


貴方や貴方自身が働く職場が、メディアから的にされたことのある経験者なら特に十分承知していることだと思うけれど、コチラ側が1000文字分の発言を行ったのなら、第三者へ伝える際に話が面白おかしくなるように話を切り取るということは、もはや新聞社等にとって「当たり前田」の常とう手段である。


なぜかといえば、見出しで客を誘因させるのが彼らの仕事だからだ。
特にネットニュースの見出しなんかも皆さん期待を裏切られたことがあろう。


たとえば「大物俳優○○が大暴露」と見出しされ、思わずクリックしてみたら至極何でもない中身だったりするのは、皆さん経験済みのはず。

ネットニュースは、クリックさせるのが目的であって、雑誌や新聞は、いかに読者に読んでもらうかが目的なので、どちらも見出しが興味を引かなければ誰も目を通さない。


このニュースの様に、先生が30分真摯に回答したとしても、その読者が興味を引くような内容のものでなければ、出版社側としては話を切り取って面白くするしかない。
その至って真摯な話は、自身が著書するか教育関連の雑誌にしかニーズはないからだ。



もっとも話を切りとって別に張りつけたら、ほぼねつ造に近くなるけれど、切り取ってつなげるだけなら、発言そのものは当人のものとして取り扱うのが彼らの勝手なルールなのだから仕方がないのだけど、先生もよく噛みついて直してもらいましたな。


オレ自身も経験があるのは、(会社関係者が)実際にメディアに答えたことの中間がうまいようにすっぽり切り取られ、真面目に対応した事実がまるで極悪な行為としてつなげられて、会社全体が悪事を容認しているかのように回答したような記事にしたのだ。


我々現場レベルでは、呆れてモノも言えなかったが、さすがに上層部がクレームは入れたみたいね。
ただし、一切の訂正や修正、お詫びなど一切なかったけれど(笑)


まあ、グダグダ御託を並べましたが、ニュースそのものは話半分くらいで受け止めておいた方がいいということ。
あのNHKだって普通にねつ造を行う時代なのだから、何が本当なのかは真実だけが知ること。


真実が半分以下であっても読者が自身の知りうる情報で作りあげて推測させるのが、ある意味メディアの使命。
なぜなら、それが真実であろうが無かろうがメディアにとって、(真実を伝えることが)一番ではないのだから。
 


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