「火薬類取扱保安責任者養成講習」について(4)からのつづき
【必携図書の購入判断】
この東京都の協会が用意した資料があれば、一切の図書は別に買う必要なんかない(断言!)。
特に法令集なんかは、今後その手の業務に直接携わらないのだったら、本当に買わなくていい。
それに実際の講習でも一回も触ろうとしなかったし、触るよう指示もなかった。
もうひとつの火薬学については、あってもいいが買う必要はないとハッキリ言える。
なぜなら、その図書の2ページほどしか引用解説もなかったから。
それに持参していない人用へ親切にホワイトボードへ全て書き出したからね(笑)
・・・必要ないよ(笑)
ちなみに、過去問が解ける用になるのが目的なのだから、資格取得だけが目標だったら、それこそ必携図書なんかいらないよ。
【別途個人用ノート】
個人的に色々と取りまとめるために持参して、結構書き込んだが、極論を言えばそれも必要ないかも。
なぜなら、A4のまっさらな紙を協会が用意してくれるのだから。
【その他】
講師の説明では、ミスプリが2か所程度あったはずだが、具体な説明なく、聞き落した人は完全スルー状態。
個人的には、別に正誤表を用意して紙で周知すべきだと思う(そこは減点評価だ)。
【講師の評価】
法令等を担当した(一社)東京都火薬類保安協会の専務理事「大坪信武」氏は、かつて発破技士の技術講習でもお世話になった方である。
60はとうに過ぎているであろう年齢ながら、とてもパワフルに講義を進行する。
しかし、やや高圧的で、やや脱線が多いのがやや難なのかな。
マイクを離して生声で解説を始めてしまったり、休憩時間も忘れて1コマが2時間超となるところなど熱いところがあるが、質問しに行くとスパッと教授してくれる知識があるところは感服すべきところだ。
一方、火薬学の講師は、外部機関から招聘された「田中新也」氏。
彼は、株式会社ジャペックスという産業用火薬類の総合メーカーに所属しており、歳の頃は30代真っ盛りながら、物凄くハキハキ明快に解説してくれるところが強み。
時間のスケジューリングも見事で、こちらにストレスなく一定の緊張感を持ちつつテキパキと講義が進行するのは見事。
もし彼が、当試験における講師であるならば、大当たりだと思っていいだろう。
だけど、後ガスの説明では、思いっきり嘘を教えていたような気がしていたのは俺だけかな??
後々調べたら、やっぱり間違った説明だったようだったが、まあご愛嬌としておこうか。
【東京の当試験における講義の受講率】
イメージと専務常務さんのコメントから想像するに、初日、二日目が95名くらいで三日目が90名弱、四日目が80名前後だったっぽい。つまり、どこかのテーブルは、すべての講習日において必ず3人掛けで着席していたってことになる。
【で、結局、講習会に参加するなら、どこの機関がよいか?】
交通費や諸経費を全て含めたら、千葉県人のオレとして9万円以上使ったことになる。
千葉だったら、コミコミでこの半分以下になるわけでしょ?
合格率を鑑みたら、やっぱり千葉県人なら千葉が良かったような気がする。
千葉の講習を受けたい人は、願書配布期間に問い合わせるか願書そのものをもらった方がいい。
その後に、事前講習について千葉か東京かを決めても十分どちらも間に合うはず。
ちなみに、今回自分が参加した東京都の講習なら、全4日の参加は必要ないと思った。
発破技士の知識があるひとなら、3,4日目のみでいいように思うし、ちょっと保険をかけたいなら2,3,4日目だけでいいと思うな。
初日は、法令の説明だけだから丸暗記ゾーンってコト。
過去問だけでバッチリ乗り切れそうだから、もし、もう一度、受講選択のチャンスがあるのなら、2日目だけ参加して3,4日目分に実施する過去問の資料を購入するかも。
【さいごに】
それでは、平成30年度以降での受験を考えている方へ、この記事が参考となりますように祈念いたします。
よかったらコメントもお待ちしております。
「火薬類取扱保安責任者養成講習」について(1)はコチラ
火薬工学 [ 佐々宏一 ]
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