【天気問題が最大のキモだった】
出発は、日曜日の早朝。
土曜の段階で台風による大雨の影響があったため、直前まで羽田空港付近のホテルへでも前乗りしておこうかと考えたくらいスクランブルに備えていた。
ご存じのとおり、台風が大きく小笠原方面へ流れたことからそれが杞憂となったため、予定通りの旅程を過ごすことができた。
従前の予報では、そんな台風が関東を直撃して羽田発着便は全便飛ばないことまで考えられていたけれど、思わぬ進路変更だったんだよな。
つくづく自分は、そういった方面ではツキがあるほうで、大雨には降られても交通機関が止まったという旅行に、まず出くわさないと感じたものよ、天に感謝せねば。
従って今回もそのジンクスが生きて、見事に旅行(ツアー)に行って帰ってこられたのだけど、その中身は想定とはだいぶ遠く、かなり思い通りとはいかなかったんだわ。
【まずは徳島へ】
国内の空港で台風や風に激弱な空港として徳島空港が挙げられることがある。
(結構な割合で欠航又は条件付きのフライトとなることが多いことで有名。)
だから、当日、徳島行の飛行機が素直に飛んでくれるかが最も懸念していたことでもあった。
前日の午前中は条件付きでフライトしていたようだったしね。
そういえば四国への上陸は何年ぶりだろうか?
人生二度目であることは間違いなくて、25年くらい前になるかなぁ。
当時、小学生時代の仲間と本州側から多度津、池田、高知、宇和島、松山、岡山というルートを「乗り鉄」したことは記憶にあるのだけだ。
ちなみに、高知市内に泊まったことと巡った観光名所が「はりまや橋」の記憶しかないくらいだ。
つまり、これまで徳島県はというと、通過ポイントに過ぎなかったため、人生約50年でようやく初上陸となった。
【目的は護国神社】
目的地となった神社のレポはそのうち綴るとして、神社まではアクセスが激悪いので空港からレンタカーで移動した。
北九州や高山以来の現地移動となるものの、わずか2時間ちょっとのレンタカー利用にとどまった。
レンタカーを使った理由の一つに楽天経由で貯まっていたポイントを消費してみたら、現金支出ゼロでレンタカーを利用できたということもある。
でも・・・
徳島の人たちって、結構運転がヤバいね~(荒い人が結構いるよ~)
千葉も事故が多いところだからほかの土地のことは大きく言えないけれど、結構赤信号で突っ込んでくるし、右折レーンをバンバン直進してくるし、バンバンあおってくるし(笑)
(大笑→当初レンタカー屋さんは2時間くらいなら任意保険は不要のようなことを進言してきたけれど、念のために契約しておいてよかったわ。結果、事故はしなかったけれどリスクはゼロじゃないしな。)
【マナー激悪の参拝者に早速イライラ】
レンタカーにはナビもあるので問題なく神社へ片道30分程度で到着できた。
ところどころ道路もナビから変わっていて、行き帰りでそれぞれ1回ずつ間違えたのはご愛敬。
神社の社殿で徳島の英霊に頭を下げて、授与所で御朱印的なものをGETすることが出来たら徳島での任務は完了。
あとは、1時間半後に出発する飛行機に間に合うよう空港へ帰ればいいだけだった。
ところが・・・・だ。
授与所の前で、犬を連れた参拝者らしき客が一組いて、これがひどい客でさぁ。
オレが後ろに並んだところでお構いなしの追加発注や授与品の説明を神職さんへ求めてみたり、購入品の変更発注を繰り返しているんだよ。
少なくても彼らは拝殿へ赴いて拝礼すらしていないから、ただ単にモノ集めの人だったみたいね。
ここは名物の御朱印があるらしいのだけどそれ目当てだったのかな?
こっちはだいぶ前から待っているのに、あれこれお気に召したようであれもこれもと言い始めたのよ。
少しは後ろも気にしろよって。
さらに彼らは、境内に犬を連れ込んでいるんだよ。
ここは神聖なる神社であって、近所の公園じゃないんだぜ?
その辺に排便でもしたらどうするものかと怪訝な顔をしながらじっと待つこと12~13分くらいか。
(もっと待ったかもしれない。あのグズグズ感を動画で取っておけばよかったかもと思うほどよ、マジで。)
窓口の神職さんも嫌な顔をせずに対応しているところは、オレよりだいぶ出来ているお方だなぁと感心しているとようやく彼らは授与所を離れた。
その客らは、拝殿へ行って参拝するわけでもなく、オレに一言くらい詫びるわけでもなく、何事もなかったかのように駐車場へ戻っていったというからさらに驚くでしょ。
逆にそんな非常識で堂々としている生き方に怒りというより感心しましたわ。
そんな彼らには思いっきりバチでもあたってくれませんかねぇ・・・
と思うのだけど。
でもきっとそうして生きてきたのだろうから、今までのところはバチに当たっているわけでもなさそうなんだろうね。
【翔んで沖縄】
ちょっとワケあって、その後は徳島から沖縄へ向かったんだ。
宿泊予定地が沖縄に設定していたというか、GoToトラベルの興味からJALのダイナミックパッケージを検討していたんだよね。
それを利用して沖縄で一泊したら、GOTO込みでどのくらいお得なのかと計算したら、フライト代込みで27Kほどだったのよ。(繁忙期だったら片道のフライト代以下だぜ?)
つまり、往復の飛行機代より何なら安い値段で結構まあまあのホテルに泊まれるとあって勢いで予約しちゃったのよ。
しかも地域共通クーポンが6000円分も付与されていたんですわ。
結構6000円って使い道あったよ。
そうした関係で本当に徳島での嫌な出来事を払しょくできるほど沖縄では楽しく過ごせたんだ。
(宿泊したJAL系のホテルレストランでは、このように1カ月遅れのバースデープレートを用意してくれた。勿論、無料だというからこちらからお願いしたわけなのである意味、自作自演ね。でもアラフィフのオヤジが一人でこのようなものを用意させて、黙って食している様子って、レストランの従業員の方にはどのように映っていたのだろうか...)
【沖縄から帰る旅でもイライラ三連発!】
この日は、朝2時半起きだったことに加えて、クーポン利用で居酒屋などでいいお酒も重なってすっかりいい気分に。
ホテルに戻って、この日3度目のひとっ風呂を浴びたら、倒れるように朝まで爆睡。
その朝といってもまた4時半起きだったから、6時前にはホテルを出なくてはならなかった。
(本当は5時起きでも十分だったんだ。)
4時半起きになった理由は、前回も利用した激安タクシー(乗合だけど空港までの料金が半額)を予約していたんだけれど、どういうわけか折り合いがつかなかったため、30分早起きしてモノレールの駅まで歩くことになったわけ。
単純にタクシーで行くより30分早く出なくちゃならなくなったし、台風一過の沖縄は早朝でもまだ真夏の暑さが相まって汗だく&イライラでヘロヘロ。
その後、タクシードライバーから怒りの電話が来たり、メールでその関連サイトと連絡を取り合ったところ、明らかにオレのミスであったことも判明するんだよぉ・・・(凡ミスね)
家につく前に、早朝の沖縄空港にいる時点でドッと疲れてしまったという。
(しかも、呼び出されたと思って空港カウンターに戻ったら人違いだったという事態もあって・・・)
【それも立派なハラスメント】
そんな体調であるため、那覇空港を出る飛行機では離陸前に眠りに落ちて・・・のはずだった。
しかし、クラスJ席の左舷後部座席のほうから女児のとてつもない喚き声が突然機内に響き渡る。
年のころは5歳くらい(幼稚園年長くらい、普通に会話ができているので小学生だったのかも)、父親に抱きかかえられてはいるがその両親はなだめようとする気配は一切ないから、定期的に大声で両親に甘えることになっていた。
ひとたび騒ぎ出すと耳を覆いたくなるほどの大きな声で騒ぐというあまりの非道な状態だったため、よっぽど乗り込んで文句の一つでも行ってやろうかと思ったし、CAさんを呼びつけて何とかしてもらおうと模索するも睡魔も強くて動けなかった。
少し静かになってくれた時に眠りに入るのだけど、間髪入れずにすぐギャーっと始まる。
トイレに立ったときにそのあたりを見ると周りも「うんざり顔」がその席を中心に広がっていたのがとにかく印象的だったわ。
これってまさにとんでもない親バカによる「ガキハラ」だよな。
結局羽田に着くまでマジで一睡もできなかった。
よくもまぁ2時間ちょっとの時間を見事に騒ぎ切りましたなぁ。
気分は完全に旅行気分からイライラに費やされてしまったことに、ムカムカが本当に収まらなかったよ。
【終わり良ければ・・・】
羽田空港のトイレで自分を鏡を見たら、信じられないくらいのクマが生じていた。
旅行で疲れたというよりイライラでメンタルが疲れると、何十倍もストレスになるということだったのだろう。
帰りは本来なら、ちょっと寄り道して知人のお店でも行って食事でもと考えていたが、あまりの疲労感に自宅付近まで一発で帰れる高速バスの接続がばっちりハマりそうだったから、そのバスに飛び乗るように乗り込んだ。
安心もつかの間、乗車率が3割そこそこなのに8~9歳ぐらいの男児が親に甘えてずーっと結構な声量で甘えるようにしゃべっているではないか。
まさにデジャブ(笑)
この日は平日、普通に学校があるだろうって状況なんだけど?
親が学校を休ませたってか?
そんなんだからかここの親は子供を窘めるどころか、ケータイゲームに夢中で騒ぐ息子をガン無視なんだろうな。
当然、そうなれば様々カマって欲しい男児は親にいろいろ言うよね?
家までの2時間弱、またもや寝られないという事態になるんだけど、こんなことあります??
沖縄から帰りの4~5時間、イライラしすぎてどうにかなりそうだった。
終わりも悪くて最悪の旅行だったかもしれんわね。
【エピローグ】
子供は泣くのが仕事だというが、それは子供が乳児の話。
言葉が分かる年頃になったのなら、泣く子をなだめるのは親の責任。
公共機関を利用する立場であれば、その責任を果たせないのならそれを利用する立場にないことを肝に銘じてもらいたい。
繰り返すが、泣くのが仕事であるのは親の言葉が理解できない子どもだけだぞ。
ほかの公共機関利用者を泣かせてはならない、それがモラルというものだぜ?
自分がその立場ったらどう思うか?
自分さえよければいいという日本人が本当に増えた証拠だよな、こうした有様って。
実に悲観しかない。
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