Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

アクアパッツァとブイヤベースの違い、どっちがどっちよ?

2024年02月29日 23時59分59秒 | 千葉県北西部でおいしいアクアパッツァを頂けるお店を調査した結果

< この謎(件)は、皆さん解決しておいた方がいいぞ!! >

この記事の出典:「クラシル」アクアパッツァとブイヤベースは何が違う?特徴や作り方について徹底解説!


【きっかけ/はじめに】


美味しいアクアパッツァを探す旅に出ると、これってアクアパッツァなの?ブイヤベースじゃないの?と悩ましい出来事に遭遇することが多々出てくると思うのよ。


そのため、ここで自分自身で勉強して確認しておくためにも、今一度整理しておこうと思い記事にしてみた。
なお、この記事の出典として「クラシル」のレポートを引用していることを申し添えておく。



【そもそも何料理?】


単純にアクアパッツァもブイヤベースもイタリア料理だとばかり思っていたが、
実はそれって大間違い。



アクアパッツァは、イタリア南部(ナポリなど)の郷土料理。
対してブイヤベースは、南フランス発祥のフランス料理なのだ。


だから、ブイヤベース風アクアパッツァとか、アクアパッツァのブイヤベース仕立てなんていうのは、イタリア料理でもなくフランス料理でもないのだ。



【じゃあアクアパッツァとは?】


改めて確認しておくが、アクアパッツァとは、「オリーブオイルで焼いた魚を水で煮込み、白ワインやトマト、ムール貝などを加え、塩で味を調える料理」とある。


つまり、アクアパッツァとは、「オリーブオイルで焼く、水で煮る」ということが大きなポイントになる。
なお、「本来は焼いた魚を海水で煮込み、トマトとオリーブオイルだけで仕上げる素朴な料理」だとも記されている。


よってアクアパッツァとは、シンプルな漁師料理であり、家庭料理でもあるわけだ。



(この画像は、真鯛のアクアパッツァのフリー素材。トマトが入っていて、メインの魚がいることがわかるよね。)



【対してブイヤベースは?】


ブイヤベースとは、「魚のアラ、エビ、香味野菜、サフラン、トマトなどを煮込んだ濃厚なスープ料理」であり、さらに魚介を加えた「具沢山のスープ」であるものを指すようだ。


また、本場マルセイユ市(南フランス)には「ブイヤベース憲章」というものがあり「地中海岩礁の魚を4種類以上使用する」「タイ、オマールエビ、ムール貝、タコ、イカは加えない」などのルールがあるそう。


ゆえに、魚介の煮込み系料理で使われがちのムール貝が入れば、もうそれはブイヤベースではないということになる。
要は、スープ料理なのよ、ブイヤベースって。



【ルールがあるのがブイヤベース】


結論からいえば、ポイントとなるのが、トマトに明確な線引きラインがあるということ。


アクアパッツァは、水で煮込んでトマトを使用するものの、一緒に煮込むかどうかはポイントではなく、魚を食するのがメイン。


しかしブイヤベースは、複数の魚をトマトなどとしっかり煮込むものの、スープとして味わうのがメイン。
だから、塩味でトマト色がついていないスープは、ブイヤベースではないことになる。



(こちらは、ブイヤベースのフリー画像。こちらは複数の切り身魚と野菜、トマトが入っていてスープ料理であることがわかるよね。)



【結論】


アクアパッツァブイヤベースは、似て非なるもの。
しかし、ブイヤベースにはルールがあるけれど、アクアパッツァには基本ルール以外に汎用性があるということ。


これから、もし貴殿がどちらかを食する機会があるなら、よくチェックしてみてください。
少なくても、アクアパッツァもしくはブイヤベースに、いずれかの料理名が混在していたら・・・


もうそれはそれでないということを認識しておきましょう。
(アクアパッツァでもないし、ブイヤベースでもないということです。)


御清聴ありがとうございました。
素敵なお食事を!!




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