この何年か、おっさんは淡路島のホテル・アナガで大晦日を過ごします。
何かイベントがあるわけでもない。
ほんとうに静かな時間が過ぎていくのです。
たとえば、
こんな風にゆっくりと日が暮れていく。
そんな時間を楽しんだ後、飽食の楽しみがあるわけですよ。
午後七時。
いつもはあまり着ないスーツを着込んで、当然ネクタイなんかもきりっと締めて、レストランの席に着く。
ちょっと緊張感が走る。
メニューはシェフのお任せ。
おもむろにワインを注文して、注がれるのを待つ。
大晦日なので、シャンパンにしました。
テタンジェ ブリュット・レゼルブ
きりっとした飲み口、舌に残るぶどうの香り。
渇いた喉を湿らせたところに、アミューズが運ばれてくる。
よこわのマリネ。
続いて、ゴールデンポークのテリーヌ、りんごのソース。
しっかりした肉の存在感に、りんごのソースがよく合います。
おっさんは最近、オードブルとかメインとかいう感じではなく、何番目のお皿という風に料理をとらえています。
次のお皿は、ほうぼうのポアレ。
カリッと焼けた皮に、むっちりとした白身がおいしい。
量は少なくても、満足感は「大」。
食べ終えてしばらくすると、シェフ自らお鍋を持って来てくださいました。
小麦粉をまぶした鯛を両面に焼き色をつけて、スープで蒸し煮にしたもの。
(ここから写真が少し暗くなります。ごめんなさい)
鯛をほぐして、スープをかけて野菜と一緒にいただく。
鯛の甘みと野菜のうまみが絶品です。
ここで、シャンパンは部屋でのカウントダウンにおいておいて、赤ワインに変更。
最後の出てきたのは、
鴨のグリル、セップ茸のソース。
きのこのナッツのようないい香りが食欲を増してくれます。
もちろん、鴨もしっかりした歯ごたえのあるお肉。
ワインもすすみます。
ここで時間は九時。
周りを見ると誰もいない。
おっさんたちだけです。
デザートはラウンジへ席を移していただくことにしました。
おっさんは、アナガ・プリン。
コーヒーカップと比較してみてください。
でかい。
けれど甘くないので、するっとお腹に収まってしまうのです。
連れは、和栗のモンブラン。
これまた甘さ控えめで、大人の味。
デザートを楽しみながら、なんだかんだとおしゃべりをして部屋に戻ったのは11時前。
一年の締めくくりとして、ふさわしい食事でした。
翌日は早めにホテルを出て、帰宅の途に。
行きは玉突き事故にあって、渋滞に巻き込まれてしまったのですが、帰りはスムース。
これまた、新しい一年のスタートとしては上々ではありませんか。
こんな風に、スイスイと一年間過ごしたいものです。
追記 さっそく「挫折」してしまいました。
実家へのデザートに、「みたらしだんご」を買っていったのですが、これが失敗。
昼からお餅を食べていた母親と座敷わらしを「餅責めの刑」に処してしまいました。
お正月だから、和風のデザートと思ったのが間違いでした。
やっぱり物事はうまくいかない。
何かイベントがあるわけでもない。
ほんとうに静かな時間が過ぎていくのです。
たとえば、
こんな風にゆっくりと日が暮れていく。
そんな時間を楽しんだ後、飽食の楽しみがあるわけですよ。
午後七時。
いつもはあまり着ないスーツを着込んで、当然ネクタイなんかもきりっと締めて、レストランの席に着く。
ちょっと緊張感が走る。
メニューはシェフのお任せ。
おもむろにワインを注文して、注がれるのを待つ。
大晦日なので、シャンパンにしました。
テタンジェ ブリュット・レゼルブ
きりっとした飲み口、舌に残るぶどうの香り。
渇いた喉を湿らせたところに、アミューズが運ばれてくる。
よこわのマリネ。
続いて、ゴールデンポークのテリーヌ、りんごのソース。
しっかりした肉の存在感に、りんごのソースがよく合います。
おっさんは最近、オードブルとかメインとかいう感じではなく、何番目のお皿という風に料理をとらえています。
次のお皿は、ほうぼうのポアレ。
カリッと焼けた皮に、むっちりとした白身がおいしい。
量は少なくても、満足感は「大」。
食べ終えてしばらくすると、シェフ自らお鍋を持って来てくださいました。
小麦粉をまぶした鯛を両面に焼き色をつけて、スープで蒸し煮にしたもの。
(ここから写真が少し暗くなります。ごめんなさい)
鯛をほぐして、スープをかけて野菜と一緒にいただく。
鯛の甘みと野菜のうまみが絶品です。
ここで、シャンパンは部屋でのカウントダウンにおいておいて、赤ワインに変更。
最後の出てきたのは、
鴨のグリル、セップ茸のソース。
きのこのナッツのようないい香りが食欲を増してくれます。
もちろん、鴨もしっかりした歯ごたえのあるお肉。
ワインもすすみます。
ここで時間は九時。
周りを見ると誰もいない。
おっさんたちだけです。
デザートはラウンジへ席を移していただくことにしました。
おっさんは、アナガ・プリン。
コーヒーカップと比較してみてください。
でかい。
けれど甘くないので、するっとお腹に収まってしまうのです。
連れは、和栗のモンブラン。
これまた甘さ控えめで、大人の味。
デザートを楽しみながら、なんだかんだとおしゃべりをして部屋に戻ったのは11時前。
一年の締めくくりとして、ふさわしい食事でした。
翌日は早めにホテルを出て、帰宅の途に。
行きは玉突き事故にあって、渋滞に巻き込まれてしまったのですが、帰りはスムース。
これまた、新しい一年のスタートとしては上々ではありませんか。
こんな風に、スイスイと一年間過ごしたいものです。
追記 さっそく「挫折」してしまいました。
実家へのデザートに、「みたらしだんご」を買っていったのですが、これが失敗。
昼からお餅を食べていた母親と座敷わらしを「餅責めの刑」に処してしまいました。
お正月だから、和風のデザートと思ったのが間違いでした。
やっぱり物事はうまくいかない。