ニューヨークヤンキースの松井秀喜選手がアメリカ大リーグのワールドシリーズにおいて、MVPを獲得した。日本人として初の快挙である。
たまたま、フィリーズとの第6戦をテレビ観戦していたのだが、松井選手の活躍は素晴らしかった。ヤンキースの得点7のうち、松井が6打点をあげた。
過去5戦の実績からして、今日の活躍は文句なしのMVPと言える。松井が6打点目をあげた時、スタンドは総立ちでMVPコールがしばらく鳴り止まぬ状況であった。
これまでの松井は、大リーグにおいてはイチローの陰に隠れていて余り目立たぬ存在であった。かつ、近年は怪我にも悩まされていた。ところが、ヤンキースとの契約最終年はDHとして活躍し、有終の美を飾った。
松井はこれまで、WBCには参加していない。そのことについて、彼を非難する声もあった。しかし、あれは彼の意思ではなく、球団の方針であった。球団がOKすれば、松井は喜んで参加していたはずである。
それやこれやで、やや欲求不満気味の松井フアンであったが、今回の日本人初のワールドシリーズMVP獲得はとても嬉しいことである。おそらく彼は来シーズンもヤンキースの一員として大活躍するであろう。