一般部門Aグループでは北海道代表のローズクオーツアンサンブルに注目してみた。平均年齢は確実に10代、出場団体中最若年集団であろう(一般部門では)。
昨年に続いて2度目の全国大会出場であった。結果としては銅賞であったが、明日につながる好演奏であった。
音色の統一、ピッチの正確さなどでは素晴らしい内容であった。しかし、それを生かしてどのように音楽を表現するか、どのような選曲をするか等々、今後の課題が見えた演奏であったと言えよう。
とてもレベルの高いグループにおいて、殆どが高校生という若い団体が果敢に挑み、厚い壁にはね返されたとも言える結果であったが、決して意気消沈することなく次に向って進んで欲しいものである。前途洋々たる団体である。