8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

「宇都宮大学混声合唱団第23回サマーコンサートin岩見沢」について

2007-08-27 07:29:21 | 合唱
丁度一週間前(20日)に標記のコンサートについて記した。あれから一週間が経ち、いよいよ今週の土曜日(9月1日)が本番である。学生達は本番2日前の8月30日、早朝5:50に宇都宮駅前集合、同日午後に岩見沢入りする。

受け入れ準備は着々と進んでいると言いたいところだが、不安もある。まずは、当日、お客さんがどれくらい来てくれるかである。これだけは当日になってみないと分らない。今回、岩見沢市教育委員会が市内の小学校、中学校に鑑賞奨励の案内をしてくれている。また、主催者が若い人にたくさん来て欲しいと強く希望して、高校生以下は入場無料としている。それらの成果が表れて、老若男女、ホールに溢れるほどの人が来てくれることを願っている。

これから調達しなければならない物も幾つかある。その一つが「樹」である。メインステージで使う高さ2メートルほどの樹を探しているのだが、まだ確定していない。しかも、根が着いた状態でステージへ運ぶことになるので、学生達が現地入りしてから掘り起こし、根の梱包作業などを行なう。すでに、1~2件候補になる情報を寄せていただき、下見も行なっているが、とても険しい場所であったり、大きすぎたりなど確定できていない。今からでも「この樹を持っていって欲しい」などあれば、30日までに0126-23-8555まで情報をいただきたい。

その他、連弾用のピアノ椅子を探している。同じ規格の椅子を2個用意することが難しいということを、今回初めて知った。原則、一台のピアノには一つしか椅子はつかないのである。「まなみーる」仕様のピアノ椅子と同型の椅子を探しているが未だ見つかっていない、等々、まだまだ準備万全ではない。しかし、残された数日で全てをクリアーして、みなさんに「来て良かった!」と言ってもらえるようなコンサートにしたいと願っている。
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合唱と教育

2007-08-25 16:05:03 | 合唱
本日の午前中、某中学校合唱部の練習に行って来た。混声で、女声パートが25名、男声パートが9名という編成である。人数的には一応バランスが取れている。しかし、演奏を聞いてみると明らかに男声が悪い。詳しく聞いてみると、男声は1~2名を除いて、いわゆる助っ人軍団であり、しかもごく最近入った者も数名いるらしい。したがって、まだ音取りも不十分である。はたして、9月17日の北海道合唱コンクールに向けてどこまで辿り着けるか、興味深々であり心配でもある。

この団体が当面のコンクールにおける出来栄えを考えるならば、明らかに女声合唱で出場するのが良いと思われる。女声の水準はかなり高い。顧問の先生には「女声合唱にしたほうが良い」と言う声も聞こえるそうである。しかし、K先生は「男声部員が一人でもいる限りは、混声合唱で進む」とおっしゃっている。私はとても良い方針であると考える。男声パートが少ないから、男声パートがまずいから、と言って安易に女声合唱へ移行するならば、混声合唱団がどんどん減ってしまう。

男女共学が当然の現在、学校教育現場で編成される合唱団は混声であることが、ごくごく自然の姿であり、教育的にも望ましいことと言えよう。もちろん、女声合唱や男声合唱を否定するものではないが、世の中には男女それぞれが存在し、共存して行かねばならないのだから、混声合唱をベースにした合唱創りを大切にしたいものである。
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野球少年のその後1.

2007-08-23 22:28:59 | インポート
高等学校入学後、「K大生として神宮球場で野球がしたい」という夢を失った8703少年は、しばし暗黒(?)の高校生活を送ることになった。野球が楽しくて、野球が出来るから張り切って学校へ通っていた少年が、突然野球の無い高校生活を送ることになったのである。このような時、多くの大人が言う台詞としては、「次(大学進学)の目標に向って努力すればよい」が定番である。しかし、「これが駄目だから次はこれだ」と、簡単に夢や希望を切り替えることができれば簡単である。人間それほどに単純ではない。

野球少年(8703)は、何を目標に生きるべきか?しばらくは寄港地を見失った帆船のごとく大海をさまようこととなる(笑)。「勉強(教科学習)が大好きです」とは口が裂けても言えないし、何の目的も無しに「勉強さえしていれば、将来きっと良いことがある」などとは思うことは出来なかった。かと言って、思い切り羽目をはずすことも出来ずに、誠に中途半端な高校生活を過ごしていた。

高校1年の終盤か2年の初めに、父親と将来(高卒後)の件で話す機会があった。その時、父は「人間、自分が好きなことや、特技などを生かすことが出来る仕事に就く幸せ」について話してくれた。そして「お前は音楽が好きであり、歌うことが得意である。思い切って今から音楽の勉強をしてみないか?」と言ってくれた。更に、「お前がやる気があるならば、知合いの先生にレッスンをお願いしてみる」となったのである。

8703の本格的(?)な音楽の勉強は高校2年生から始まった。父が勤務する学校の先生に「バイエル・コンコーネ」のレッスンを受け、父が勤務する学校(滝川第三小学校)のピアノを借りて遅まきながらの練習がスタートした。約50年前のこととは言え、「スロースターター8703の凸凹音楽人生」がここから始まったのである。

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Nコン北海道地区大会終わる

2007-08-22 20:24:23 | 合唱
8月2日から始まった北海道地区大会が今日の空知地区大会で全て終わった。
空知地区大会の結果は次の通りである。
 
小学校の部  

金賞 滝川市立東小学校 
         
銀賞 岩見沢市立中央小学校 、岩見沢市立岩見沢小学校
         
銅賞 奈井江町立奈井江小学校

中学校の部  

金賞 岩見沢市立緑中学校
         
銀賞 岩見沢市立豊中学校、岩見沢市立光陵中学校・長沼町立中央長沼中学校(合同)、 岩見沢市立東光中学校
         
銅賞 赤平市立赤平中央中学校、岩見沢市立明成中学校、岩見沢市立清園中学校

空知地区大会は小学校が4校、中学校が8校(7団体)の出場であった。近年、高等学校の出場が無いことは誠に残念である。

空知代表の両校は北海道ブロック大会においても、充分に上位の成績を得ることが可能な演奏と8703は聴いた。

全道9地区代表が、9月8日(土)中学校、9日(日)小学校・高等学校の日程で千歳市民文化センターに集い、北海道ブロックコンクールが行なわれる。8703は審査員として2日間重責を務めることになる(緊張)。
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甲子園に思う(野球・合唱・夢)

2007-08-21 15:33:37 | インポート
夏の高校野球が、今日、準決勝を迎えている。第一試合では駒大苫小牧高校を一回戦で破った広島の広陵高校が勝ち、明日の決勝戦へ進んだ。この時期、夏の風物詩とも言える高校野球が終わると、北海道には秋の訪れが近い。

昨日、今回、駒大岩見沢高校に随行取材した北海道新聞のW記者が来訪し、開会式に感動したことや、もう少し甲子園に居たかった(勝ってほしかった)、などの話を聞いた。今、テレビでは長崎日大高校と佐賀北高校の準決勝が放映されている。九州勢同士の対戦である。駒大苫小牧高校の活躍で、一気に地域間格差が無くなった感がある高校野球、いずれ北海道勢による準決勝、決勝戦も夢ではない。

合唱の世界も同じことが言える。近年の札幌市立真栄中学校合唱部の活躍は素晴らしく、昨年の「NHK全国学校音楽コンクール金賞」(日本一)、「全日本合唱コンクール全国大会中学の部金賞」(日本一)は画期的な快挙である。高校野球にたとえるならば、春と夏と同一校が連続優勝するに等しい快挙であると断言できる。完全に地域間格差は無くなった。と言いたいが、現実は厳しい。若者(小・中・高生)に合唱を指導(熱心に)する人が少ない現実を何とかしたいものである。

私は中学生まで野球少年であった。夏は野球に明け暮れる毎日で、雨で練習ができない時には悲しい思いで帰宅したものである。高校に入っても一時期だけ野球部に籍を置いた。結局、当時、通学に片道一時間以上かかる状況であったことや、夢と現実の狭間に出会い野球を断念した。私が少年時代に憧れた場所は、甲子園球場ではなくて神宮球場であったことが今考えても不思議である。確かに、大学野球(東京六大学)の人気は今とは比較にならないほど高かった。とにかく、中学生の頃から、将来K大に入学して神宮球場でプレイすることが大きな夢であった。しかし、諸般の事情から将来東京へ、かつ私立大学への道は断念せざるをえないこととなり、8703の夢ははかなく消えてしまった。

少年時代の夢が実現し、神宮球場でプレイすることになっていれば、8703の今の人生は無いこと、確実である。しかも、絶対に音楽の道には進んでいなかったはずである。人生には、何度か岐路があるものだ。右へ進むか、左へ進むかでその後の人生が大きく変わる。8703少年の岐路は、必ずしも積極的、主体的選択ではなかったが、結果としては「とても良い選択」であったと思っている。今の夢は「日本中(世界中)に合唱の輪を広げ、平和な社会、美しい地球を守る」ことであり、特に「若者に期待し、応援し、名実共に豊かで美しい日本を託す」ことである。

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