私は子供の頃からボーッとする時間が好きだった。
小学生の頃も、お昼休みに廊下の窓から景色や田んぼを眺めて、一人でボーッと楽しんでいた。
授業中も、窓の外の木を眺めてボーッとしてた。
今も、一人で公園のベンチに座って、ボーッと眺めているのが好きである。
散歩中に、立ち止まって、ボーッと木を眺めたり、田んぼを眺めたり、花を眺めたり、しばらくボーッとしている。
何も考えるわけでもなく、ただしばらくボーッとしてるのが、なんとも心地よいのだ。
そんな時間、もったいないと思う人もいるかもしれない。
その時間があれば、何かできるのは確かだろうが、私は、このボーッとする時間もとても大切だと思っている。
何もせず、ただ時間がゆっくり過ぎていく、こんな贅沢な時間を過ごすのも、人生の楽しみだと思うのだ。
あくせく働くばかりでは、味わえない時間だ。