ナオスミンの雑記

2009年9月14日より、四年半使用し続けた、グリチルリチン酸配合のATPリピットゲルを中止。リバウンド体験中。

山の怖さと素晴らしさ

2022年05月20日 21時40分00秒 | 言いたいこと

昨日、旦那と低い山に登った。

標高450メートルくらいの山で、頂上まで1時間と書いてあった。

私たちは登山靴も無く、普通の運動靴だし、2人ともジーパンで、杖も持ってない。

とりあえず行けるところまで行ってみようと、出発した。

登山道はきちんと整備してあり、歩きやすい。

これなら行けるかも。

途中で、数人のグループとすれ違っただけで、他には誰もいない。

どんどん登っていく。

私は熊よけの鈴をつけているが、山はシーンとして、上空ではカラスが鳴いている。

深い山道に入っていく。

まるで別世界だ

周りは木々だけで、周りを見ると、少し怖さを感じる。

1人なら絶対怖くてこんな深い山には入れない。

だけど、怖いけど、とても荘厳な感じでもある。

良い匂いがする。

もう、2.4キロは歩いただろうか?

頂上までは、あと300メートルだ。

突然目の前が開けた。

石ころと岩だけの道に出る。

ここは怖い。





慎重に登るが、いっぽ間違うと、石の坂を転がり落ちそうな斜面が続く。

その斜面の向こうには、下界が広がり、素晴らしい眺めだ。

旦那は私を置いて、どんどん先に進む。

石だけの道のカーブは、とても怖くて登れそうに無い。

あと200メートルで頂上だが、私はこれ以上は怖くて進めそうに無い。

旦那は、せっかくだからと、私にここで待ってるようにと言い、登って行った。

私は、石の道にたたずむが、真っ逆さまに下界に吸い込まれそうで、フラフラと眩暈がしそうで、立っていられず、しゃがみ込んだ。

私の他には誰もいない恐怖。

私は大声で旦那を呼ぶ。

すると、旦那の声がする。

もう無理だから降りるよ、と私は言う。

わかった、と旦那の声がする。

やっと旦那が戻ってきて、慎重に降りる。

石だらけの道は降りるのもやっとだ。

そこをすぎると、深い山道になる。

帰り道はなんだか楽しい。

でも、足が棒みたい。

やはり山は侮れない。

平地を歩くのとは訳が違う。

山登りは怖い。

危険と隣り合わせだ。

山を侮ってはならない。

だけど、山は素晴らしい。



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