娘の嫁ぎ先では、こちらから何か贈ると、高価なウニや牡蠣を贈ってくる。
しかし、私も旦那も牡蠣もウニもホヤも苦手だ。
だけど、せっかく贈ってくれてるのだからと、受け取っていた。
食べられない時は、親戚に持って行った。
そんなこんなで2年がすぎた。
贈って貰えば、私も感謝の言葉を向こうのお母さんに電話で告げていた。
だけど、いつまでも嫌いなものを受け取ることは、私達もたまったものではない。
ましてや、向こうに行った時に、牡蠣やウニなど出されたら、地獄である。
それで、今更ではあるが、昨日旦那から娘の旦那にLINEをし、向こうの親に、私達が苦手な事を伝えてもらいたいと書いた。
確かに、初めに正直に苦手だと言わなかった私達も悪いと思う。
だけど、こちらの好き嫌いを聞きもせず、勝手に贈ってよこす向こうも悪い。
そして、私達は牡蠣やウニやホヤが嫌いな事を、娘の旦那に話をしてるのに、それを伝えてくれなかった娘の旦那も悪い。
まあ、そんなわけで、相手に合わせて、好きでもないのに好きなふりをするのをやめたのである。
アドラー心理学の嫌われる勇気、と言う言葉を思い出しながら。
嫌われたくなくて、自分の気持ちよりも、相手や周りにばかり合わせていれば、自分らしく生きることができなくなる。
自分は何が好きで、何がしたいのか。
相手の好きなことばかりに合わせていたら、自分を傷つけるし、ストレスになるだけだ。
確かに自分の好きな事を主張することは勇気がいる。
だけど、自分も相手も、お互い自分の価値観で、お互いに、好きな事をすれば良いのだ。
どちらかがやりたくもないのに、我慢して相手に合わせる必要などないのだ。
だから、これからは、娘の嫁ぎ先だろうが、自分たちの好きなものや好きな事をやり、私達も向こうの好きな事を尊重していきたいと思う。
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