なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

宇治川の6月~ピンク色の花たち(1)

2018-06-28 05:54:35 | 植物
ここ数日来、宇治川で見た植物をご紹介していますが、撮った写真を確認したところ100種類程度ありました。
とてもじゃありませんが、全部載せるのはムリ。
というわけで、とりあえず、その中からピンク色の花たちを2回に分けて載せてみたいと思います。

今日は1回目、下流の河原で見た花たちです。
一昨日投稿したハナハマセンブリ以外にも、沢山のピンク系の花が咲いていました。

その1:アカツメクサ(マメ科シャジクソウ属、別名ムラサキツメクサ)



堤防の常連さん。
その花期の長さには驚かされます。
例によってマイアルバムを見ると、3月と秋(9~11月)以外は、写真がありました。
ヨーロッパ原産で、シロツメクサ同様、明治に牧草とともに入ってきたみたいです。
アップで見ると、一つ一つの花がマメ科であることがよくわかります。



白から薄いピンク、赤に近いピンクまで色変わりが多く、楽しめます。
こちらは薄めのピンク。




その2:メハジキ(シソ科メハジキ属)

メハジキ、オハジキ、ハジキ・・・以前こんなフレーズで投稿したことが・・・^^;



去年は7月に沢山見かけました。
今年はまだ咲き始めでしょうか、一箇所だけ数本咲いているのを確認しました。



シソ科特有の唇形花で、花の隙間から長い葉が出ているのが特徴的。
全草を乾燥させたものは益母草(やくもそう)といい、産後の止血、月経不順、めまい、腹痛など、婦人科の症状に効くとのことです。



成長すると高さ2mにも達するとのことで、そういえば昔撮った「見上げるメハジキ」の写真が・・・


(京都府立植物園、一昨年7/23撮影)


その3:ヒルガオ(ヒルガオ科ヒルガオ属)

先月、まるで園芸種のように美しいヒルガオを投稿しましたが、今月は・・・
なんか、食べられてる!



ちなみによく似たコヒルガオとの違いは・・・

ヒルガオ:葉の基部に張り出しがない。花柄にひれがない。
コヒルガオ:葉の基部に張り出しがある。花柄にひれがある。

ということですが・・・自分の写真を見返してみても、全然わからん!
気合が入らない写真を撮ってしまい、まことに申し訳ございません。
来月もう一度みつけたら、今度はちゃんと撮ってきます。

ちなみに、先月の美人ヒルガオはこちら。
葉の特徴から見て、ヒルガオですよね。




その4:アレチハナガサとヤナギハナガサ(クマツヅラ科クマツヅラ属)

分かっているつもりでいましたが、よく分からなくなってきました。

アレチハナガサ(多分)



ヤナギハナガサ(多分)



ではこれはどちら?




松江の先生のサイトで見分け方を見てみると、

アレチハナガサ:花が少なくて小さい。葉は茎から直接付き、毛は少ない。
ヤナギハナガサ:アレチハナガサより花が多い。葉は茎を抱き、毛が多い。

とのことですが、例によって、花ばかり撮って葉の写真がない!
ということで、確認のため、今度行ったときに葉を見てきます。


その5:ゼフィランサス!?(ヒガンバナ科タマスダレ属)



よく分からないのですが、そうですよね?
誰かが捨てた球根から咲いたのでしょうか。

こんな感じで荒地に生える花。




いかがでしょうか。
明日は、上流、天ヶ瀬ダム方向で咲いていたピンク系の花をご紹介します^^


















コメント (10)
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