マユミ、コマユミ、そしてもちろんニシキギ。
いずれもニシキギ科の低木です。
そして、違いが分かったようでよく分からない・・・
今回、大阪市大理学部附属植物園でこの3種類の緑の実を見かけました。
その様子を紹介しつつ、花や熟した実など、他の季節の様子もできるかぎり載せてみたいと思います。
特に断らない限り、写真は大阪市大理学部附属植物園の同じ木の写真です。
まずは、分かりやすいところから。
マユミ
少し四角張った丸い実が沢山ついています。
雌雄異株とする解説もありますが、今は同株と言われているようです。
このあと、実はピンク色に染まり、11月頃にはこんな感じに・・・
四角張った実がパカっと開いて赤い種が顔をだしています。
(宇治市植物公園にて撮影)
落葉樹なので、この後しばらく寂しい状態ですが、3月下旬、葉が出始めました。
もう花芽も付いています。
4月下旬に見た蕾の様子。
そして5月にはこんな花が・・・
あまり綺麗な写真ではありませんが、去年5月下旬に宇治市植物公園で撮った写真です。
キーワードは、「サイコロのような実、四つに割れて赤い実」。
コマユミ
おや、まるでカエデのように2枚の羽のある実が生っています。
コマユミといえば、昨年11月に宇治川上流の林縁で見かけたたわわに実ったコマユミ。
よく見ると、二個一になった実が多くみられます。
どうもこの2枚の羽のある実が変化して、この二個一の実になったようです。
これは観察を続けるしかありませんね。
このコマユミ、紅葉の美しさでも有名。
一昨年11月に撮った青空と紅葉。
このあと落葉し、4月に見た芽吹き。もう蕾も出来ています。
5月に見たコマユミの花(京都府立植物園にて)
花弁が4枚、雄しべも4本。
キーワードは、「四枚花弁・二個一の実、枝に翼なし」。
ニシキギ
コマユミとそっくりの緑の実。
でも歴然と違うのは、枝の翼。
秋の紅葉は目が覚めるほど鮮やかです。
この写真は、宇治の源氏物語ミュージアムで昨年11月に撮ったものです。
紅葉の鮮やかさが目を引きますが、よく見ると中にコマユミに似た実が付いています。
昨年4月に撮った花の写真もありました。
花はコマユミとそっくり。4枚花弁・4本雄しべです。
若い枝には翼がないので、これだけ見たら、コマユミと間違えても不思議ではありません。
キーワードは、「四枚花弁・二個一の実、枝に翼あり」。
いかがでしたでしょうか?
下手な写真と説明ですみません。
ニシキギ科にはこのほかに、ツリバナや、マサキがあります。
ツリバナは花弁が5枚で、ぶら下がるので、とても分かりやすいです。
マサキはよく似た花や実を付けますが、常緑樹なので区別は簡単です。
こうやって整理しながら記事を書くことで、木の名前や特徴を覚えているなつみかんでした~
いずれもニシキギ科の低木です。
そして、違いが分かったようでよく分からない・・・
今回、大阪市大理学部附属植物園でこの3種類の緑の実を見かけました。
その様子を紹介しつつ、花や熟した実など、他の季節の様子もできるかぎり載せてみたいと思います。
特に断らない限り、写真は大阪市大理学部附属植物園の同じ木の写真です。
まずは、分かりやすいところから。
マユミ
少し四角張った丸い実が沢山ついています。
雌雄異株とする解説もありますが、今は同株と言われているようです。
このあと、実はピンク色に染まり、11月頃にはこんな感じに・・・
四角張った実がパカっと開いて赤い種が顔をだしています。
(宇治市植物公園にて撮影)
落葉樹なので、この後しばらく寂しい状態ですが、3月下旬、葉が出始めました。
もう花芽も付いています。
4月下旬に見た蕾の様子。
そして5月にはこんな花が・・・
あまり綺麗な写真ではありませんが、去年5月下旬に宇治市植物公園で撮った写真です。
キーワードは、「サイコロのような実、四つに割れて赤い実」。
コマユミ
おや、まるでカエデのように2枚の羽のある実が生っています。
コマユミといえば、昨年11月に宇治川上流の林縁で見かけたたわわに実ったコマユミ。
よく見ると、二個一になった実が多くみられます。
どうもこの2枚の羽のある実が変化して、この二個一の実になったようです。
これは観察を続けるしかありませんね。
このコマユミ、紅葉の美しさでも有名。
一昨年11月に撮った青空と紅葉。
このあと落葉し、4月に見た芽吹き。もう蕾も出来ています。
5月に見たコマユミの花(京都府立植物園にて)
花弁が4枚、雄しべも4本。
キーワードは、「四枚花弁・二個一の実、枝に翼なし」。
ニシキギ
コマユミとそっくりの緑の実。
でも歴然と違うのは、枝の翼。
秋の紅葉は目が覚めるほど鮮やかです。
この写真は、宇治の源氏物語ミュージアムで昨年11月に撮ったものです。
紅葉の鮮やかさが目を引きますが、よく見ると中にコマユミに似た実が付いています。
昨年4月に撮った花の写真もありました。
花はコマユミとそっくり。4枚花弁・4本雄しべです。
若い枝には翼がないので、これだけ見たら、コマユミと間違えても不思議ではありません。
キーワードは、「四枚花弁・二個一の実、枝に翼あり」。
いかがでしたでしょうか?
下手な写真と説明ですみません。
ニシキギ科にはこのほかに、ツリバナや、マサキがあります。
ツリバナは花弁が5枚で、ぶら下がるので、とても分かりやすいです。
マサキはよく似た花や実を付けますが、常緑樹なので区別は簡単です。
こうやって整理しながら記事を書くことで、木の名前や特徴を覚えているなつみかんでした~