2回にわたって、宇治川で見かけたちょっと珍しい&面白い植物をご覧いただきました。
今日は宇治川の今の様子と、その他に見かけた花などご紹介しますね~
お散歩を始めると、いきなりコウゾリナがお出迎え。
毎年お正月に見かけるので、そんな季節なのね~って。
ちゃうちゃう!コウゾリナは本来は5~10月に咲く花。
ここ最近、冬にも咲いている姿をよく見かける、在来種には珍しい元気ものです。
花のアップ。
コウゾリナは遠目にも総苞片が黒っぽく、とげとげ(痛くない)があるので区別が付きやすいです。
最近雨が全然降らないので河川敷が広くなっています。こんな道を歩いて下流方向へ。
暗く見えますが、時間は15時半頃。
冬の日は、15時過ぎたらもう夕方ですね。
ここのコセンダングサの小径でネナシカズラを、オギの小径でカッコウアザミを見かけたのはすでにお話ししました。
どんどん下流に向かって歩くにつれてお散歩の人影もまばらになります。
オギがそろそろ途切れ、エノコログサの名残の群落のある場所に黄色い花発見!
なんと、この時期にメマツヨイグサの花が!?
こちらも花期が6~10月。
すでに実になっている部分も多いですが、しっかりと花も咲いています。
これ一本だけだったら迷い咲きかと思いましたが、他の株にも沢山咲いていました。
集団で迷った!?
いやあ、ビックリしましたね。
今回、10月頃まで咲くと言われている花がまだ沢山残っていました。
やはり、つい最近まで暖かい日が多かったからでしょうか。
一気に寒くなったので、今は例年どおりの枯野になっているのでしょうね~
お散歩で確かめるにも、ちょっと寒すぎです。
こちらは12月頃まで咲くと言われているので普通でしょうか。
シロバナセンダングサです。・・・暗くてピンボケ。
他にも綺麗な草紅葉・・・
オヘビイチゴのような葉ですね。
こちらは何でしょうか?
そうこうしているうちに、ようやく終点の山科川との合流地点に到着です。
冬の4時台はもう夕暮れ時。
結構遠くまで来てしまったので、この後、急いで電車で帰りましたとさ。
【撮影:2020/12/13 宇治市・京都市】