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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今年最後の温室大盤振る舞い・後編~宇治市植物公園2020/12(4)

2020-12-30 06:02:48 | 植物

ついに大晦日イブ。
変わり映えのしない年中行事、ほんの少しのお掃除、お正月の食料品買い出しなどなど・・・
そんな中、今年最後から2番目の投稿は、宇治市植物公園の温室・後編です。
今年はコロナで行動範囲が狭くなり、そのおかげで、地元や京都の良さを再発見しました。
宇治市植物公園の温室も、これまでだったら「冬場に体を温めに行くところ」。
でも、今年はちゃんと四季折々の花をみることができました。
もちろん、今回も新しい発見がいくつか・・・

最初はこのオモシロスキン・・・じゃなくて、オスモキシロン(ウコギ科)。
何度見ても、オモシロスキン(面白い皮膚!?)と読んでしまいます。
特徴的な白い粒状の花・・・


折角なので少し調べてみようとネットで検索してみたら、なんと観葉植物でした。
しかも育てやすらしいです。
しまった!全く葉を撮っていない。
でも今回は少し違う姿を見つけましたよ~


なんと、蕊が沢山!花粉も付いています。この姿をみたら、やっぱりウコギ科!
で、もう一枚。超ピンボケですが、実になったのを見つけました。
これこそ、ヤツデやカクレミノを彷彿とさせますね。


それにしても、2枚目の写真の黒い炭を丸めたような球体はいったい何?
1枚目の写真では崩れかかっていて、最後の写真では完全に消えています。
ということは、1枚目の写真は受粉後、実になりかけ、なんですね。

昔の写真をみてみたら、一枚だけ葉が沢山写っているのがありました!
なるほど~観葉植物・・・

(2016/1初旬 京都府立植物園)

すっかりオスモキシロンで遊んでしまいました。
次はアナナス室。
最初はお馴染みのハナアナナスです。
前回行ったときより、美しく咲いていました。


2つ咲いているのもありました。可愛いですよね。


ちょっと見慣れない花・・
名札が見当たらず、調べるのに手間取りましたが、エクメア・ウェルバッキーだと思われます。
別名、猩々アナナス。
おそらく花茎が真っ赤なところから付けられたと思われます。
なんだかプラスチックゴムでできたような質感・・・
薄紫の下の部分は萼筒、先の方が花らしいです。よく見たら、少し開いているのもありますね。


エクメアといえば、こちらの方が有名かも・・・
エクメア・ガモセパラです。

こちらは、ピンク色の部分が萼筒、先の薄紫部分が花。
さきほどのウェルバッキーより、さらにゴムっぽいです・・・

今年最後ということでちょっと頑張りすぎました。
あとはさら~っと見てくださいませ。
詳しい説明は、そのうち気が向いたらしますね。

アマゾンユリ


コスツス・マローティーアヌス


ハイビスカス2種






ということで、今年の普通の投稿はこれでおしまい。
明日は、今年最後のいつもの・・・です。

【撮影:2020/12/19  宇治市植物公園】

コメント (4)
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