この暑さの中、歩いてるんかい!と思われそうな宇治川散歩。
早朝、気温が30℃になる前に、短時間歩いてみました。
この暑さですから、花なんてないと思っていたのですが、さてどうだったでしょうか。
歩いたのは7月の終わりですが、その前に何回か一時的な大雨が降り、ダムから放流していました。
この日も放流しているかと思ったのですが、通常通りの少ない水量でした。
予想通り、ぽつぽつとアカツメクサが咲いている以外、なんの花も咲いていません。
まあそんなもんやろね~と思いながら歩きます。
ヤブガラシの蜜のレストランにも、誰も来ていません。
クズの道にも何も咲いていません。
クズの花はまだもう少し先になるようです。
さらに進んで、オギの道に入った辺りから、ぽつぽつと花が現れてきました。
最初はかなり前から咲いているヨメナです。
あまり気づいていませんでしたがセリも生えていたのですね。
この時、美しいレースのような花を咲かせていました。
そして前に地味~な花をご紹介したイシミカワ、もう実が生り・・・
一部は色づき始めていました!
見ると、オギを押しのけて、一面イシミカワに!
これはフォローしなくては。
足元には、前にも咲き始めていたイヌゴマが、もう咲き終わりに近くなっていました。
白い方はこの1本だけ咲き残っていました。
白からピンクに変わるのではなく、2種類隣同士に咲いていたようです。
見慣れない葉、つる植物ですがひょっとして・・干からびたような花で分かりました。
スズメウリ(ウリ科スズメウリ属)です。
こちら外来種ですが、メリケンムグラ(アカネ科オオフタバムグラ属)の白い花も咲いていました。
こちらは、オギの根本ではなく、人が踏むような歩道に生えています。
両側にオギが迫り、道が狭くなってきました。
暑くなってきたので、そろそろUターンしましょうか。
今日はご紹介していませんが、途中で見た虫や鳥など撮りながら、ゆっくり戻ります。
早足にすると、汗が噴き出ますので(笑)
行きには気づかなかったセンニンソウの咲き始めや
まだ咲いていた白花アカツメクサ。
なんと、一度全部実になって枯れてしまったはずのナヨクサフジ。
もう沢山生えてきて、花が咲いていました!!
この暑さにも、全く動じる様子がありません。
(2月頃も咲いていたんですよ~)
ということでそろそろ高水敷から堤防の上に移動します。
ここに咲いていたヤブカンゾウ、どうなったかな~
1本だけ残っていた花を撮ったのがこちら。
あれ、八重じゃなくて一重にみえるのは気のせいでしょうか。
ノカンゾウだとしたら、こちらで見るのは初めてです。
まあ、基本はどれもヘメロカリス・フルバなのですけど・・・
上の方に生えているのは圧倒的にワルナスビばかりです。
これも棘がきつくて厄介ですね。
でも透明感のある花は結構綺麗なんですよね。
ということで、夏たけなわの宇治川散歩(花編)はいかがでしたでしょうか。
案外咲いているというのが感想です。
お盆休みは暇人してるので、また見に行くかもしれません。
明日は、虫・鳥編です!
【撮影:2022/7/30 宇治川】