なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

東福寺を再訪、思遠池のハスに感動

2022-08-24 05:31:41 | 植物

昨日は少し思わせぶりの終わり方をしましたが、それというのも仏さまに付き物の花を載せたかったから。
その花とはこちら。


そう、ハスの花です。
でもこの花を見たのは、涼を見た日のほぼ一週間後、お盆真っただ中。
話せば長いことながら・・・

涼を求めてでかけた東福寺、日下門から入ったというのは昨日書いた通りです。
でもそこから入ると本堂の裏手にでてしまいます。
では正門はどこなのか・・・
実は東福寺には三門という巨大な門があります。
こちらは現存する禅寺の三門としては日本最古のものだそうで、国宝に指定されています。
とても貴重な門なので近づくことはできず、そこを通ってお寺に入ることはできません。
この写真が三門を本堂側からみたところです。


でもって、この門の向こう側には思遠池という小さい池があり、ハスが沢山が生えていました。
最初に行ったときはお昼過ぎだったので、ハスの花はみな閉じていました。
「もう時期が遅いもんね~」と思いながらよく見ると、まだ蕾が沢山!
そういえば今年はハスの花見なかったな・・と思うともういてもたってもいられません。
お盆休みの最終日、開門の8時半同時に再訪したというわけです。

今回は正面に三門と本堂を臨むことのできる門(勅使門)から入ります。
すると、斜め右方向に巨大な三門と池がすぐに現れます。



見ての通り、白いハスはほぼ終わりかけでどの花もぱかんと開いてしまい・・・


シャワーヘッドのような実になっているものが多かったですが・・・


淡いピンク色のハスの方はまだまだ綺麗。


一番いいタイミングの花を選んで撮ってみました。


まさに極楽!


ここまで美しい花が見られるとは思っていませんでした。
私だけではなく、訪れる人がみな感動して写真を撮っていました。


まだ蕾も沢山。
お盆は終わりましたが、地蔵盆のこの時期、多分まだ多少は咲いているのではないでしょうか。
(なかったらごめんなさい)


大満足で池を後にして・・・


本堂にちゃんとお詣りしました。
本堂は明治に火災で焼失し、昭和初期に再建されたものだそうです。
とにかく大きいです。
(2回目に行った日は曇り空だったので、こちらは1回目に行ったときの写真です。)

本堂脇のハス鉢の白いハス。


9時から通天橋が開くので人が集まってきました。
私はそちらは今回はパスして、庫裏で御朱印をいただきます。
本坊庭園も行きたかったのですが、なんせ朝の弾丸散歩の一環なので(笑)
休日朝のシンデレラはこの日もハスを見た後、朝10時には帰宅しました。

     

【撮影:2022/8/15  東福寺】

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする