全国旅行支援が始まり、どこの観光地も人が押し掛けているそうです。
今回も本当は5,6日で泊まりたかったのですが予約が取れず、4日を半日お休みにして3,4日に行きました。
私が若狭に泊まったのは今を去ること40年以上前、小学校の修学旅行です(笑)
その後何度も行きましたが、日帰りばかり。
念願かなってようやくゆっくりできました。
さて、今回泊まったのは久々子湖の近くです。
着いたのがもう日の入り間近の16時半頃だったのですが、少しだけ歩いてみることにしました。
右も左も分からないので、フロントで「この辺りで散歩できる場所はありますか?」と質問。
すると、手作りの地図を渡され、親切にマーカーを引きながら説明してくださいました。
一人旅の人も多く泊まる宿のようで、とても有難かったです。
まずは湖沿い。黄色い花が目に付きました。
こちら最初アゼトウナかと思いましたが、葉を見るとヤクシソウでした。
久々子湖畔にあった神社。
花はやはり白いノギク。シロヨメナでしょうか。
なんとオヤマボクチを発見!実は野生下でみるのは初見です。
そんなこんなでもう夕暮れ・・・
海辺も近いのですが、翌朝にすることにしました。
夕食にはたっぷり海の幸をいただき、気持ちのいい温泉にも2回入りました。
ということで翌朝です!
予報では朝から雨ということでしたが、6時半時点ではなんと晴れていました。
ラッキーです!
まずは、海辺へ向かいます。
途中、お地蔵様と石碑。こちらは、美浜からアメリカに出稼ぎに行った人の功労を称える碑でした。
お地蔵さまは六地蔵かと思ったら、手前に一体追加されて七地蔵でした。
海に到着。最高!
波が朝日でキラキラ・・・
反対側の遠くに鳥居が見えました。あそこまで歩いて見ましょうか。
またお地蔵様です。こちらも七地蔵。
岩の上に根を張った木。ど根性ですね。
こんな遊歩道を進みます。
(こちらは、前日にフロントの方に勧められた道です)
この辺りからツワブキが点々と咲きはじめました。
海辺と言えばツワブキやね。
と思いながらさらに進むと、さらに沢山咲いている場所が・・・
しかも、花が丸く咲いている!
他の方の投稿で昔見たことがありましたが、実物は初めてです。
夢中で写真を撮り続けましたが、早朝なので、色が変~(泣)
コマユミも見つけました。
ようやく鳥居が見えてきました。
神社かと思ったら、大師堂でした。
お大師様にお参りして・・・
横手から海をみます。
先ほど歩いた海岸が向こうの方に見えます。ここにもツワブキが・・・
おやあの木は・・・
やっぱりトベラでした。南の方の海岸のイメージでしたが、日本海側にも生えていました。
ねとねとの実です。
お大師様の銅像もありました。
遊歩道はさらに海岸沿いを先の方まで続いています。
朝ご飯も気になりましたが、もう少し行ってみることに・・・
遠くに見える赤い鳥居が気になります。
お~、岩に穴が開いていますね!
これで白波がザッバーンと打ち寄せたら迫力があるのでしょうけど、穏やかなものです。
遊歩道沿いを岩がごろごろするこのような景色が続きます。
この辺り、あまり知られていないようですが、十分パワーを感じましたよ~
それにしても、そろそろ朝食を食べに戻らないと・・・
ということでUターン。
その時見つけたのがこの白いキク科。
ひょっとして、これがワカサハマギクでしょうか。全く自信がありません。
リュウノウギクの変種とのことで、確かに花の感じはよく似ています。
でもどのサイトを見ても「デカい」と書いてありますが、それほど大きい感じはしませんでした。
これはハマナデシコの花後?なにもこんなものまで撮らなくても・・・ですよね。
大師堂まで戻ってきました。
朝焼けバックに鳥居が素敵!
来るときには見逃していたお地蔵様。こちらは五地蔵です。
というわけで、あとは急ぎ足で戻り、美味しく朝ご飯をいただきました。
若狭名物、ササガレイの一夜干し、絶品でしたよ~
この日は午後京都に戻って仕事しないといけなかったので、こちらにいられるのは半日。
雨も降りだしたので、舞鶴経由で高速で帰ることにしました。
運よく、舞鶴で薄日が差しだしたので、有名な赤レンガ倉庫に立ち寄り。
元軍港、今は海上自衛隊の基地がある舞鶴の歴史を語り出したら、キリがないので今回は写真だけ。
旧北吸浄水場施設からみた光景。この木がとても気に入りました。
早いお昼ご飯に海軍カレーをいただきました。
ということで、長々見ていただいた若狭1泊1.5日はこれでおしまい。
舞鶴は日本遺産(鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴)の一つに認定されています。
他にも見所が沢山ありそうなので、機会があったらまたゆっくり訪ねてみたいです。
【撮影:2022/11/3-4 福井県美浜町、京都府舞鶴市】
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ninbuさんのコメントだけ見た人はすごいスーパーウーマンを期待してしまうじゃないですか。
実はおっちょこちょいの、うっかり屋です。
花を見たら見境なく突き進む性質があります。
体力がだんだん落ちてきているので、これでも結構セーブして行動しているんですよ~
(昔は5時間睡眠でしたが、今は6時間以上寝ないと、次の日死んでます・・・)
宿の食事は海の幸がたっぷりで美味しかったですね~
湖の特産が蜆なので、朝のおつゆは蜆汁でした。
それを固形燃料で鍋を温めながらいただくのですが、なぜか燃料が無くなってもまだぬるかったという・・・
唯一の不満はそれだけでしたね(笑)
クーポンをもらって名物の鯖缶も買って大満足。
家に帰ってからも楽しみました。
さて、旅行から帰ってからもあっちこっち行ったので、ネタが溜まってしまいました。
この週末はのんびり過ごす予定です^^
そうなんですよ~
普通のツワブキも沢山咲いていましたが、見た中で一番沢山群生していたこの場所、まあるい花が沢山咲いていました。
いいもの見たなあ!
弾丸一人旅・・・というほどではなく、比較的ノンビリした旅でしたよ。
次の日は雨だったので、無理に長居しなくてよかったです。
前から年に1,2回はミニ一人旅をしていますが、そういわれてみたら一人で運転していくのは初めてかもです。
若狭は昔から日帰りでもよく行ってたので、全く不安も抵抗感もなかったですね~
(どちらかというと、西の方に向いていくのは苦手で、六甲高山植物園に行くだけでもついつい星夫に運転を頼んでしまいます)
考えてみたら、宿の周りが一番「海」としては見所があったように思います。
ガイドブックなどでも特に取り上げられているようには思いませんが、お勧めです。
夏には海水浴場としても有名なんだそうですが、あの海の感じを見たら納得ですね。
冬の日本海ですか!
それも佐渡といえば「海は荒海 向こうは佐渡よ」の佐渡ですよね。
それこそすごい行動力ですね。
色々な花が出会えるので、旅は好きです。
昔は一人旅なんてしたことがなかったのですが、最近は気楽な一人旅にハマっています。
といってもコロナ禍なので、せいぜい近場に一泊二日だけですが・・・
でも、5年位前に行った息子との青森二人旅、あれは楽しかったです。
また行きたいな~
普段は1時間の散歩で、多いときは4回分の記事を書いたりしていますので、1泊1.5日を5回にまとめるのにかなり苦労しました。
多分、今まで書いたブログの中でも最長に近いほど、時間かけたかも・・・
皆さんに楽しみながら読んでいただけたら嬉しいです。
朝の海は理屈抜きに素敵でした。
特に打ち寄せる波がキラキラ光る様子は、まるで金箔を揉んで光を当てたような感じで、これまで見たことのない美しさ。
プロのカメラマンだったら芸術作品になるのでしょうね~
オヤマボクチは偶然見つけてラッキーでした。
綺麗に咲いていましたが、今の季節は珍しいのですか?
そういえば、もう綿毛になっている投稿も見たことがあったような・・・
北陸ですが暖かいのかもですね。
舞鶴はいつか行って、特集しますね。
今回も、ミニシアターで日本遺産の説明だけは聞いたのですが、実際にはどこにも行けてないので・・・
ワカサハマギクについて詳しく教えていただきありがとうございました。
大きいこと、群落を作ることなどの特徴があるのですね。
すぐに雨が降り出したので、それほど歩くことができませんでしたが、もうちょっと歩いたらもっと見つかったかもしれません。
そんなふうに考えると、また来年行ってみたいな~って思います。
こうやって、行きたい場所がどんどん増えてきます(笑)
今回見つけたのがワカサハマギクかどうか本当のところ分かりませんが、そうだったらいいな~って思います^^
若狭1泊1.5日の一人旅、天候にも恵まれ、充実した時間を過ごされたようですね。
2日目の午後は仕事にも拘わらず、朝散歩と舞鶴の赤レンガ倉庫見学までこなすとは・・。
なつみかんさんの、凄まじい行動力と、猛烈なプロ塊を改めて認識しました。
最終回も朝散歩で、オヤマボクチ以下7種類の植物を見つけ、
朝の海の素晴らしい景色を堪能して、大師堂の参拝を済ませ、
ホテルの朝食でササガレイの一夜漬けに舌鼓を打ち、
帰りは舞鶴に立ち寄り赤レンガ倉庫を見て、海軍カレーを食し、
「ここまでは、花と鳥をこよなく愛する心優しき女性」
舞鶴から京都に向かい、午後から仕事をする。
「ここからは、キャリアウーマンとして、プロフェッショナルな女性」
まるでトレンディドラマを観ているような、「若狭1泊1.5日の一人旅」でした。(笑)
早朝から遠くまでお散歩 若いですね
1泊1.5日の旅でたくさんの収穫がありましたね
此方も楽しませてもらいました。
一人で運転して、あちこち見学(見物?)して、宿に泊まるって、体力も勇気も要りますよね。
流石なつみかんさんです。
それに、宿についてすぐと翌朝も散歩され、色んな物が見られましたね。
オヤマボクチを見せて頂くのは久しぶりです。
翌朝は海まで行かれて、キラキラの朝焼けが素晴らしいですね。
丸く咲いているツワブキや穴が開いている岩、見て見たいです。
舞鶴と聴くと「岸壁の母」も歌を思い出します。
今は海上自衛隊の基地になっているのですね。
一日半の旅、山のような収穫がありましたね。
お疲れ様でした。
こんにちは~
日本海のリアス海岸、とても穏やかにでも真冬は荒々しくそれも又素敵です。
わざわざ冬の日本海を佐渡と鶴岡を訪れて事ありました。今回は一人旅でしたか?凄い行動力にビックリ
最後に色々な草花にもあえてとくに野生化したオヤマボクチにも会えるとは凄いわね。
未だ一人旅したこと無いですが勇気がありません
一度はしてみたいです。
こんなに短期間で行かれたようには、思えません(@_@)
この海の景色、
さすがリアス海岸と言うのもありますが、
夕日、海の綺麗さ、波、静かな時間を感じます。
オヤマボクチ、
今年はタイミングを失い見なかったんですが、
こちらでもだいたい終わっているこの時期、
この花は、まだ終わりまじかでしょうか、
若狭湾の暖かさを感じます。
舞鶴、
自衛隊の軍港でもあるんですよね
海軍カレー、美味しそう~
赤レンガと言うと私だと横浜の赤レンガを思い浮かべます・・・と言いつつ、久しく行ってないですが^^;
また機会ありましたら、また舞鶴もご紹介くださいね^^
リュウノウギクとの違いについて、ネット情報ですが、下記のように記されています。
・ワカサハマギクはリュウノウギクに比べ花や葉が大きく全体も大きい。
・ワカサハマギクは日本海側の海岸近くに群落を作るが、リュウノウギクは山地に咲き大きな群落は作らない。
(出展:リュウノウギク - 高山植物と山野草、似たもの比較http://mountain.wjg.jp › hanaalbum › similarflower)
また、山渓ハンディ図鑑を含めて、「頭花が大きい」ことが、調べた範囲でのすべての資料に記されています。
その頭花の直径は、山渓ハンディ図鑑では2.5~6cm、それ以外の出典では、2.5~6cm、2.5~5cm、4~5cmとなっています。
もう一つの特徴が、海岸近くに群落を作ることです。
さらに、リュウノウギクと比べて、1株から数多くの花を咲かせるそうです。
(出典:https://mstyasou.exblog.jp/23380931/)
今朝は時間がないので、ワカサハマギクについてだけ書きました。
その他、いろいろお花が観られ、素晴しい朝の景色も堪能され、よかったですね。
きっと、朝ご飯も美味しかったことでしょう。