早いもので、もう明日で4月も終わり。
通常投稿最終日ですので、4月中旬に京都のとある山で見た春の妖精たちを放出しますね。
アプローチで見たのがこちら。
イチリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)です。
この葉をよく覚えておいてくださいね。
春らしい黄色い木々の花も咲いていました。
キブシ(キブシ科キブシ属)です。
望遠で撮ったので、花の中が見えず、雄花・雌花のどちらか分かりません。
すぐ近くにあったのがこちら。
クロモジ(クスノキ科クロモジ属)の花、もうかなり葉も開いています。
ちょっと湿った山道を歩いていきます。
咲いているでしょうか。咲いていました!
ヒトリシズカ(センリョウ科チャラン属)です。
咲き始めの葉が閉じた姿もいいですが、四葉の中からまといのように伸びた花も可愛いです。
比較的日当たりのいい場所が好きなようで、木々が少ない空き地の隙間に沢山咲いていました。
つやつやの葉も綺麗です。
今度は小さい川沿いの方に目を向けると・・・
ミヤマキケマン(ケシ科キケマ)が咲いていました。
あ、右に伸びている葉は同じ場所に生えていたシダの葉ですよ。
その横には咲き始めのこちらの花。
まあまあよく見かけるこちらの花は、ツルカノコソウ(スイカズラ科カノコソウ属)です。
全部咲くと、真っ白になります。
そして、目を下の渓流に向けると、見たかった花が咲いているのを発見!
うまく下に降りられる岩があったので、よっこらしょ。
ハナネコノメ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)が咲いていました。
この場所以外では葉しか残っていませんでした。花が見られてラッキーです。
そしてその近くで思いがけない花と出会いました。
咲いていたのはたった2輪ですが・・・
サンインシロカネソウ(キンポウゲ科シロカネソウ属)みっけー!
かなりミニサイズなので、見つけられたのは奇跡的です・・
大満足して戻る途中、前に宇治川畔で見たこちらの花を発見。
カテンソウ(イラクサ科カテンソウ属です。何度見ても面白い蕊ですね。
そして、集落の道を歩いていると、水路脇にこんな花を見つけました。
珍しい花というわけではないのですが・・・
ほんのりピンクがかったニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)が咲いていました。
二輪のうち一輪しか咲いていないので、トップのイチリンソウとよく似ています。
でも葉の切れ込みが少ないことから区別できますよ~
ここでは、普通にヒメオドリコソウなどの野草と一緒に咲いているのが新鮮です。
いかがでしたでしょうか。
場所は言えませんが、まだまだ京都にもこんな自然が残っている場所があります。
来年も出会えますように・・・
【撮影:2024/4中旬 府内某所】
ほんと近所の小さな道の斜面に咲いています。
最近、近所の散策で道を変えてみることを楽しんでいます。
小さな花や、あれ、ここに咲いていたんだと発見があったりします。
ヒトリシズカ
この花も私レベルでも見て、すぐに名前の分かる花でう。
大河ドラマは見てないんでしたっけ?
今年の大河ドラマ、光る君、紫式部が主役で、
清少納言が同時期に居たんだと知った私です。
サンインシロカネソウ
見たこと無い花、でもシロガネソウと聞くと、
アズマシロカネソウをイメージします。
かたくりの里で咲いているんですが、
アズマと言うと関東、そして山陰と、
色々な妖精が春を楽しませてくれますね^^
余談
ダーウィンが来たでウグイスをやっていました。
メスが藪の中の巣で子育てする間、
オスは、巣に気が付かれないように、木の上で
縄張りを主張しながら、鳴くそうですよ^^
今朝もスマホからです。
素敵な山歩きでしたね。樹木の花は分からないのがありましたが、草花は分かりました。
イチリンソウは私が出かけている山では観たことがありません。
ニリンソウはいっぱい咲いています。
昨日はミヤマキケマンを見つけて喜んだのですが、その後いっぱい咲いていてあんなに喜ばなければよかったと思いました。
ハナネコノメソウ、カテンソウ共に山らしくていいですね。
見つけるととても嬉しくなりますネ!
イチリンソウの葉は菊よりさらに、裂けめが深くある葉なのですネ。
花が大きいので、2輪草との区別がつきますよネ。
サンインシロカネソウ・カテンソウにはまだ出会ったことが在りません。
先日、神社の境内の湿地で2輪草の大群生を見ました。
背も高く、花も大きめですっかりイチリンソウだと思ってワクワク近付きましたら・・・
可成り育ちの良い(?)2輪草でしたヨ。
野の花は環境で育ち方が、かなり異なりますネ。
私、きのうは大阪府能勢の妙見山の登山道にあるクマガイソウの保護育成区に行って、クマガイソウを見てきました。大阪府で絶滅した、と思われていたのを保護育成して場所です。
春の妖精たちの大集合、身近にこのような山野草の宝庫があるので
すね。盗掘などでどんどん少なくなっていく山野草の自生地は守り
たいですね。
さすが山野草の宝庫だけあって、私が知っていても出会ったことの
ない花や、初めて知る花がたくさん登場しました。
イチリンソウ、キブシ、クロモジは名前や花は知っていても、まだ
出会ったことがありません。
ミヤマキケマン、ツルカノコソウ、ハナネコノメ、サンインシロカ
ネソウ、カテンソウなどは初めて聞く名前の花です。
私がもしもこのような場所に行ったら、花の撮影に夢中になって花
を楽しむ余裕はないでしょうね。
近所にイチリンソウが咲いているなんて素敵ですね!
うちの近所には田んぼや池や川はありますが、山っぽい場所はないので、ちょっと残念です。
道を変えて散策すると、新しい発見があるのはよく分かります。
溝蓋の隙間に群生するヤブカンゾウとか・・・
ヒトリシズカ、いいタイミングで花が見られたのでラッキーでした。
何度か行ったことがあるのですが、芽が出たところか、巨大に育った葉ばかりでした。
光の君、見られるときには見ています。
歴史小説は割と好きなので、途中で見ても大体分かります。
サンインシロカネソウ、本当に小さい花です。
アズマシロカネソウもそうですか?
イチゲもそうですが、地域の名前がついている花が多いですね。
最近ウグイスのさえずりがますます多くなってきました。
てっきり、メスを呼んでいるのかと思ったら、縄張り主張だったのですね。
イソヒヨドリはそうは見えませんが・・・
連休前半が終わってしまいました。
shuさんは充実されていることでしょうね~
京都の低山でも花のある場所にはあるということが分かりました。
ヒトリシズカは植物園では普通に見ますが、野生の花は初めてだったので感激しました。
ハナネコノメは時々見かけますが、やはり赤い葯が魅力的です。
京都ではニリンソウよりイチリンソウの方をよく見かけます。
でも見逃しているだけだと思います。
ミヤマキケマンはよく見かけますが、今年は初めてでした。
こういう花をいつまでも見られるといいな~って思います。
山が近くにあると、イチリンソウやニリンソウは多分普通に見かけるのでしょうね。
私がいつも歩いている宇治市街地に近い山には全然ありません。
多分、シイとかカシの照葉樹林ばかりで、地面まで日が当たらないからだと思います。
今回みたのも、山すそや山村の水路脇のような場所でしたので・・
育ちのいいニリンソウというのもあるのですね(笑)
サンインシロカネソウはレッドデータブックにも載っている花なので、えらいもん見つけたと思いました。
本当に小さくて弱弱しい花なので、どうかいつまでも生き延びてほしいと思います。
クマガイソウの記事、拝見しました。
かなりの数のクマガイソウが保護育成されているのですね。
自然の状態で見つかったなんて、奇跡的ですね。
ちょっと見に行ってみたくなりましたが、ちょっと遠いですね・・・
次のツツジのある山からは、大阪空港が見られるのですね。
飛行機好きの人にはいい撮影スポットなのでは。
この吊り橋、渡られたのでしょうか?
わたしには絶対無理です><
投稿しないのも残念な気がして、場所を伏せて載せました。
特にヒトリシズカの群落は目を見張るほどでした。
植物園でも結構見かけるので、それほど育てるのは難しくないのかもしれませんが、野生の花はなかなか見られません。
盗掘はもってのほかですし、「やはり野に置け」じゃないですけど、「やはり山に置け山野草」ですね。
わたしなんて育てられっこないので、せいぜい足腰を鍛えてこれからも見に行きたいと思います。
GWはどこに行っても混むので、地元をうろうろしています。
今日は久しぶりに朝日山(例の冬に手乗りヤマガラがいるところです)に登り、新緑を楽しんできました。
ほとんど人がいなかったですよ~
で、明日仕事なのに2万歩あるいてくたくたです(笑)