花がないなら鳥を見に行こう。
そう思って京都御苑に出かけました。それも2回。
行ってみると、樹形が目立つ木々や、点在する鮮やかな花の色に目が奪われました。
今日は寒い中で元気に咲いていた花たちの姿をご覧くださいませ。
よかったら場所はこちらの地図でご覧ください。
今出川御門を入り、いつもの通り桂宮邸跡前を通っていきました。
ここの雰囲気が好きなんです。
向こうに大きなピンクの木が見えてきました。
ピンクのサザンカです!
もう枯れた花、上から落ちた松葉など、ちょっと雑然とした感じは否めませんが、綺麗です。
例年このサザンカの木にはメジロやヒヨドリが集まって蜜を吸っています。
この日はヒヨドリが熱中。私がカメラを向けると、ポーズをとってくれました。
桂宮邸跡の一部は一般公開されています。
建物はなく、当時の間取りが地面にまるで駐車場のように区画されているだけですが。
そこで咲いていたこちらの花。
冬の花といえば・・・のビワの花ですね。
以前は遠目にあまりスッキリしない花と思っていましたが
よく見ると味のある花です。
ふんわり毛の生えたらくだ色の萼片につつまれて暖かそうです。
バッタが原を横切って、京都迎賓館をぐるっと回り込み、バードバスに向かう途中、
黄色い花が沢山。思った通り、ツワブキでした。
もう花が終わっている場所が多い中、沢山綺麗に咲いていました。
後ろには赤いサザンカの木。
サザンカはあちこちで咲いていました。
反対に、いつも新年には見られる染殿井の前のアセビは花どころか蕾もカチカチ。
この1週間後、京都御苑を再訪しました。
今度は丸太町側にある間之町口から入って、出水の小川付近を歩きます。
白く煙っているように見えるのは、間違いなく冬の桜でしょう。
結構沢山咲いていたので、来苑者はみなカメラを向けていました。
私も、夢中でパチパチ。
ジュウガツザクラでしょうか。嬉しい出会いでした。
この辺りには、春の花木が咲くところなので、様子を見てみると
ソシンロウバイの蕾が膨らんでいました。
中には、咲いている花もぽつぽつ。
昨年末から寒波が続いているからか、新春の花の中には足踏みしているものも。
そんな中で頑張って咲き始めている姿をみてちょっと感動。
梅の蕾も
コブシの蕾も、膨らんで春が近づいていることを感じさせました。
【撮影:2025/1上旬 京都御苑】