byピエール・ルメートル。橘明美訳。文春文庫。
『その女アレックス』の著者、ピエール・ルメートルのデビュー作。
カミーユ・ヴェルーヴェン刑事は美しすぎる妻イレーヌともうすぐ生まれてくるはずの
息子の誕生を心待ちにしていた。折しも彼の勤務するパリ警視庁の管轄下で、若い娼婦が
二人、残忍な手法で殺されるという猟奇的事件が起こった。犯人の動機もなにもかもわからないまま
第2の事件へと連鎖する。やがて調べていくうちに過去にも未解決のままの事件が
数件あることがわかり・・・それらは恐るべき符号で一致していた。
身長145㎝の小男、カミーユ警部と部下の富豪の息子、ルイ、ドケチのアルマン、浪費家のマルヴァル、
!Tのエキスパートで変わり者のコブ、etcなど多彩で個性的なキャラクター、
作品のすみずみにまでウィットとペーソスに満ちている。
ところで・・・
秋の穏やかな昼下がり、シャンプー仕立てでベル・・・
リラックス・・・